まだ完調ではないので、
最低限のノルマだけ果たしてとっとと帰る。
買い物もしたかったし、本屋さんにも行きたかったし、
なんなら古本屋さんにも行きたかった。
「ハードロック時代のゲイリー・ムーア」どうしたもんかなあ。
こっちを買ったら「ブルース時代」のも買わないといけなくなるのでは。
ニール・カーターのインタビューがあったら、絶対に買うんだけど。
「100分de名著」見た。
ご先祖になる、とか、実りの神になる、っていう考え方が興味深かった。
強制された、とか、悪いふうにとらえられがちだけど、
神風特攻隊に志願した人たちや「お国のため」に命をささげた人たち、
福島の原子力発電所に残った人たち、避難誘導のために命を落とした人たちって、
そういう考え方だったのかもってなんか腑に落ちた。
伝統とか常識を壊そうとする人たちもいるけれど、
先の人たちの想いをつないでいくことも大事なんだろうと思う。
それをスポーツ選手が現役をやめたら指導者になるって言いかえる、
伊集院さんはすごい。
でも、そこで止めると、いままで続いてきた悪習を自分たちの代で…、
みたいな感じになりがちなところを、
「整理がついてないならそのままにしておく」っておさめるのもすごい。
大阪市の廃止にしても、夫婦別姓にしても、女系天皇にしても、
なんか引っかかるところがある、のであれば、
無理に変えようとしないでしばらくの間はそっとしておくのがいいんだろうかな。
急に変えようとする人たちには、
たぶんなにがしかの「裏」があるようにも思うし。
「理論化することで手なずけたけど、それ以上の作用がなくなる」
という言葉も重い。
はっきり言葉にしてしまうと、よくもわるくもわかりやすくなるし、
言葉にすくいきれなかったものがこぼれ落ちてしまう。
で、大事なところほど、言葉では表せないものだったりする。
そして、言葉にすると、どうしてもメリットとかデメリットを考えてしまうし、
困ってる人がいるなら、なくせばいい、とか、
簡単な結論を出してしまいそうになる。
なくしてしまうと取り返しがつかなくなってしまうものかもしれないのに。
で「馬鹿力」の伊集院さん。
陰口って聞かされても凹むだけ。
ラジオでしゃべってしまっていいのかと思ったけど、
公にしたから水に流せるってことなんだろうかな。
いい落としどころなのかも。
伊集院さんがラジオでしゃべってることはきっと忘れないと思う。