ラッキーあぐら

幸運の上にあぐらをかく状態

ドラキュラ城の舞踏会

2009-03-20 21:42:29 | 本と雑誌
ドラキュラ城の舞踏会―百年の迷宮 ドラキュラ城の舞踏会―百年の迷宮
価格:¥ 1,680(税込)
発売日:2008-02

今日読み終わった本は赤川次郎『ドラキュラ城の舞踏会』である。
ある程度の予想はしていたので、ダッシュのような最後の展開は
ほほう、なるほど、やはり。という事で済んだ。
人はある程度の予想をたてていれば、ある程度最悪な場合でも
対応出来るというものである。ま、ま、ま、そういうわけである。
赤川次郎さんはドラキュラ物が結構好きな作家だ。
あと、ヨーロッパのお城が好きでクラシック音楽が好きなのだ。
舞踏会って普段の生活では絶対に接点を持たない世界である。
まぁ、持ちたいと思った事もない。
なんってたって踊っちゃうわけだ。何が楽しくて踊るのだ。
しかも正装して踊っちゃうわけで、考えられない世界だ。
残念ながら私の知り合いには舞踏会で踊る人が居ないので
その辺の踊る楽しさを知らないままになってしまうのだろうけど
はっきり言って、知らないまま終っても何も問題は無いと思っている。

今日は休日出勤という事であたり前に会社に出ている事に気付く。
いやだねぇ、あたり前に思うっていう所が悲しい気がする。
いつからそんな仕事熱心になっちまったんだろう
平日だけでは仕事を終らせる事が出来なくなって
散々残業やりまくって、で、休日出勤して
で、誰からもお褒めの言葉をいただけるわけでもなく
まるで、能無し野郎みたいじゃないですか、悲しい奴です。
何か自分に御褒美をと思っているのだけど
不景気はそんな余裕を与えてくれないわけですよ。
だから、『空元気で行ってみよう』という自己暗示をかけるしかない。
もしかしたら
ラッキーあぐらってそういう意味なのかもしれない。
ついでに、もう一個自己暗示をかけよう
『俺に任せておけ!』  (春なんだな)