幽霊相続人 価格:¥ 890(税込) 発売日:2007-07 |
今日読み終わった本は赤川次郎『幽霊相続人』である。
幽霊シリーズ19弾目となる短編集である。
短編過ぎる作品ばかりだけど、スーと読めるお気楽な本である。
その証拠に『どんな内容だった?』と聞かれても即座に答えられない。
『ま、読んでみれば判るさ』みたいな答えを言いそうである。
忘れたわけじゃない。試しに作品の1行目を読めば
ちゃんと結末は言えるわけなのだ。言えたからって嬉しいわけではない。
春休みだからなのだろう。サンシャインシティーでは猿回しが
毎日、芸を披露してくれている。
よく練られているというか、普通に面白い。
で、芸が終った後に籠が出てくるわけで、そこにお金を入れる仕組みだ。
仕組みはわかっているのだけど、お金を入れた事が無い。
何故なら私は単に通り過ぎるからである。
初めから最後まで見ていたら、絶対に籠の中にお金を入れる事であろう。
でも、考えてみたら、今は小銭しか財布の中に入っていない。
小銭入れだけで生活出来るのは明日までだ。
明後日になればそれなりに財布の役割をする事だろう?
いつまで役割をマットウするかは不明だけど。
今日はお客様の所での打合せ後、
同僚と市谷『升屋』という居酒屋に行った。
お金が無いのなら、私が奢りましょう。という言葉が心強かった。
お通しの牛肉とウニの和え物がなかなかに美味かった。
スナックインゲン、塩ホルモンキャベツ焼、鶏もも山賊焼、
一口餃子、温玉ぼっかけ焼そば、ポテトフライとなかなか美味かった。
店員さんが私を惚れてしまったのか、帰りは店の外
遥か坂道を下るまで、ずーっと見送ってくれていた。
そんなにまで店の人に惜しまれながら帰るのは忍びなかったが
次回行ったら、気のせいかなのかどうか試したい気にはさせてくれた。
月曜日から幸せな男である。