ラッキーあぐら

幸運の上にあぐらをかく状態

ダーティ・ワーク

2009-04-08 22:36:42 | 本と雑誌
ダーティ・ワーク ダーティ・ワーク
価格:¥ 1,365(税込)
発売日:2007-04

今日読み終わった本は絲山秋子『ダーティ・ワーク』である。
なんか絲山らしい短編集である。短編の括りというよりも
連鎖する小説だ。相変わらずの行間に醸し出す物語だ。
188頁で7つの短編なんだから、1篇は短いはずなのに
骨太というか印象深いというか、残る作品だ。
凄く感動とかはしないけど、感度が磨かれたような気にさせてくれる。

今日は、目覚まし時計でもある携帯電話を会社に置き忘れたので
いつもより50分も早い6時半に起床した。
で、早々と会社に向った。かなり睡眠不足なので
池袋まで熟睡モード(45分160円の旅)にした。
時間帯が1時間近く違うと電車の混み方もやさしいものである。
始発駅は空いていたがラッシュ真っ只中の終着駅は
歩くのも一苦労の丸の内線池袋駅構内であった。
同じ場所でも時間帯によっては、まるっきり違うように見える。
どちらにせよ、混んでいる事には代わりはないんだけど。

私の薬入れは21回分も入るのだけど、今日は丁度、詰め替え時。
今回は珍しく飲み忘れがなかった事が嬉しいものである。
いつもは夕方飲む薬が2回分ほど寂しく残っているのだけど。
『完璧』になくなっているというのは嬉しいものだ。
毎回飲む薬を入れる。次に夕方飲む薬を入れる。
朝飲む薬を入れて、次に一日置き朝飲む薬を入れる。
全部で6種類もあるので、薬入れに入れておかないと
めんどくさくなってしまいそうなのだ。
薬を飲む時よりもこうして詰める時の方が病気だと自覚する。
この世の中は病気で溢れている。
身体の病気ではなく、心が病んでいる人が多い気がする。