横関大『スマイルメイカー』

スマイルメイカー/講談社

￥1,674
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今日読み終わった本は横関大『スマイルメーカー』
そのタクシーに乗ったお客さんは必ず笑顔で降りてゆくから
ことからのタイトルである。
なかなか凝ったというか伏線を散らばせた作品である。
最後の何行かで『えっ！』と驚くのは私だけではないはずだ。
後味感が良い作品だった。
この作品の続編は難しいかもしれないな。
いろいろな伏線は今回限りだろうから、次回は
また別の観点から勝負しなければならないからだ。
次の作品を考えるよりも
こういうタクシーに乗りたいと思った。
ま、最近はタクシーの利用ってあまりないからなぁ。

私の家は中野富士見町にあるので
電車がなくなるまで飲んでも、せいぜい２，３千円で帰れるという
凄いメリットがあったのだ、昔はね。
家が遠い人は、飲み代よりも高いタクシー代だったわけだ。
タクシーを使うよりもカプセルホテルの方が安いから。
そういう話を考えると
最近は誰しも飲み歩かなくなったのだなぁって思う。
私はいろいろな理由で飲みに行くとしたら週末しかない。
昔は朝まで飲んで、そのまま会社っていう事もあった。
その時は会社の廊下が、何故曲がってしまったのかって思った。
曲がったのではなくて、自分が酔っていたんだけど。
ま、でも仕事はちゃんとやっていたんだから
昔は今より相当にタフだったのに違いない。
ま、昔の自分に挑戦はしたくない。

今月の土曜日の予定が埋まった。
あと、２回しかない土曜日である。
どっちかの土曜日には医者に行かなきゃならないわけである。
近所のお医者さんは、それなりに長く休みをとる。
それなりにっていうのは、私よりも遥かに長く取るのである。
休みになったら医者に行こうでは、遅いことは確実だ。
今月も残業が無いので１４０時間労働のために
２８日は出社になりそうだ。
ほんと、幸せな事なのかもしれないけど
残業が無いって、なかなかそれなりに大変である。