ひねもすのたりにて

阿蘇に過ごす日々は良きかな。
旅の空の下にて過ごす日々もまた良きかな。

世界一周 Part2 28日目

2013年08月07日 | 新しい世界一周 2013
コブレンツは、未明から雷雨でライン川クルーズが思いやられたが、
宿を出るときはほとんど止んでいて、9時出発のリューデスハイム行きが出る頃にはすっかり止んでいた。
しかし、雨上がりの船上は風が冷たく、暫くは震えながらのクルーズになった。


乗った船とは違うが、ほぼ一緒のKDラインという会社の船

コブレンツからのクルーズは川を上るので、逆の川下よりは2時間長い。
まず最初に右手に城が見えてきて、次に左側にという具合だ。
どちらかというと右側の方にが城が多く、見るにはいいようである


最初に見えてきた城

実はこの船、デッキが前と後ろ、両側に少し、あと船室は1階も2階も全てレストランなのだ。
だから寒さに震えながらでも、後部デッキにいるしかない。
前方のデッキは屋根がないので、陽が差してきたら暑くてたまらないし、雨が降れば濡れる。
ま、それはそれで船会社も抜かりのないことをするのだ。


途中の町に寄る。ここはとてもきれいな町だった

船は途中10箇所ほど停まり、客を乗せたりおろしたりしながら進んでいく。
途中、ローレライという何か伝説があったと思うが、そこの大きな岩場を通るとき、
突然の雷雨で、前方デッキは騒然となったが、後部デッキは狭くてもう満タンだった。
それも10分ほどで止み、だんだん陽が差して来始めると、ようやっと暖かくなってきた。


雨に煙るローレライ

いろんな城が見えて、もう飽きそうだと思っていたら、前の席で日本人のご老人が写真を撮り始めた。
私より一干支違うという年齢だそうで、とても元気な方だった。
しばらく話が弾んで、退屈をしのぐことができてありがたかった。






最後には、もうどうでもよくなりそうだった船から見る城の風景、3景
贅沢言っちゃいけません

午後3時過ぎにリューデスハイムに着くと、その方たちと別れて宿に向かった。
宿は船着き場からすぐ近くで、5分もかからず到着。
テラス席のあるレストランが1階を占め、フロントもないという珍しいホテルだった。

荷をほどいて早速出かける。
つぐみ横丁という通りがあって、行ってみると何てことはない。
土産物と、レストランが並んでいるだけなのだが、観光客が多い。


つぐみ横丁。適当に作り立てた通りですな

ここでライブをやっている広いテラス席のレストランがあったので、ワインを飲むことにする。
ドイツのモーゼルワインの一大産地なのだ。
銘柄はそのもの、リューデスハイム何とやら、白の甘口と中口の2種類を飲む。
空のワイングラスと0,2リットル入りの小さなデキャンタにワインがなみなみと入ってくる。


赤のパラソルの色を映して、まるでロゼワインのように見えるが、美味い白です

2種類飲むと、0,4リットル。5種類飲むと1リットルなのだ。そんなには飲めないが。
とっても美味しく頂きました。
甘口より中口の方が香りが良かったように思うが、ワインの評価にはまったく自信がない。
帰りに船着き場近くで、トラピクスツアーの女性たちに会った。
トラピクスもいろんなツアーをやるなぁ。
リューデスハイム泊まりはワイン好きにしか楽しめないと思うけどなぁ。
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