お昼は沖縄に行ったらどうしても食べたかった
美濃作の月桃そばを食べに行きました。
月桃とは、沖縄に多いショウガ科の亜熱帯植物で、
4月から6月にかけアデやかな花を咲かせ、
10月ころ赤い実をつける。その実は仁丹の主成分。
根は漢方の胃腸薬。昔から月桃の葉でつつんだモチを
食べれば病気にならないという。
その葉を粉にして打ち込んだのが「月桃そば」です。
鮮やかな緑色のそばで、それを大きな月桃の葉に盛り付けて
あります。店主の小山健さんが考案したものです。
お蕎麦が好きな私は、沖縄に行ってもお蕎麦を食べました。
沖縄でそばと言えばソーキそばなどのことを指しますね。
私は「月桃そば」を、だんなさんは「三昧そば」を
食べました。
1口食べてビックリ。
香りが口中に広がり、よもぎみたいな味でした。
苦味はないです。
あまりの美味しさにテンション。
だんなさんが食べた三昧そばに付いていた
天ぷらは沖縄らしくゴーヤーや紅イモなどのお野菜も
ありました。ゴーヤーの天ぷらは苦味がそんなになくて
美味しかったです。山芋&なめこ&いくらおろしで
食べるおそばは色々な味が楽しめて満足。
食べ終わってお店の外に出ると店主の小山さんがいらっしゃいました。
とても美味しくてお礼が言いたかったので話しかけました。
ついでに一緒にお店の前で写真まで撮ってもらいました。
私:「ごちそうさまでした。本当に美味しかったです。
私は沖縄にここの月桃そばを食べる為に来たので
来た甲斐がありました。」
店主:「それは嬉しいね。どちらの月桃そばを食べたのかね?」
私:「2種類あるんですか」
店主:「機械打ちと手打ちだよ。」
私:「えっーーー」
店主:「折角遠くから来たのだから、食べて行きなさい」
ということで、もう1回お店に入りました。
少し恥ずかしかったけど、ご好意に甘えて
手打ちの月桃そばをごちそうしていただきました。(写真)
最初食べた機械打ちと食べ比べてみて
分かったのですがまったく違うものでした。
香りのたちかたが違いました。
口の中で月桃そばの香りがずっと残っているんです。
今まで食べたことのないお蕎麦です。
本当に本当に美味しかったです。
小山さん、誠にありがとうございました。