masumiノート

何を書こうかな?
何でも書こう!

羽生君「殿」を演じる

2016年02月10日 | 本・映画

日本史家の磯田さんのコラム(読売新聞)で、フィギュアスケートの羽生結弦くんが殿役で映画に出ると知った。

「殿、利息でござる!」
http://tono-gozaru.jp/news/

映画は5月14日から全国公開


原作本、注文しちゃった(笑)

無私の日本人 (文春文庫)
磯田 道史
文藝春秋

お春の一生

2016年01月27日 | 本・映画
西鶴一代女 [DVD]
クリエーター情報なし
東宝

 

嫌われ松子の一生 (上) (幻冬舎文庫)
クリエーター情報なし
幻冬舎


昔、嫌われ松子の一生を読んだときは「この女性(ヒト)バカだ」って思ったけど・・・

女の一生・・・

自分だってどうなってたか、どうなるか、わからないもん。

考えたら
怖くなった。

☆☆☆
溝口監督の簡単なスケッチだけであの舞台を作った水谷浩美術監督に驚愕した。
怖ろしい才能だと思った。


萌の朱雀(本)

2016年01月15日 | 本・映画

(※14日に書いてあった記事です)

心惹かれたゆえwikiを拝見。
監督自ら、ーというのを知り、ネットで本を注文しました。


冒頭の山々の描写から既に涙腺が・・・
久々に一気に読みました。

萌の朱雀 (幻冬舎文庫)
仙頭 直美
幻冬舎

***

読んでいて涙腺が分厚くなった箇所

P21
どこか頼りなげな栄ちゃんを横目で見ていたばあちゃんは、さりげなく栄ちゃんのコップにお茶をついでやった。
P31
いつも決まって、母はこのような風景にでくわすと、意味もなく涙がこみあげてくるらしい。
P32
栄ちゃんは、父の服のはしを、しっかりと握って離さなかった。
P62
ばあちゃんに水を浴びせてもらった植木たちは


頷いた箇所
P36
そんな山の風景をゆっくり見渡して、鳥のさえずりに耳を傾けながら父はお茶をすする。
父にとってはこういった時間が非常に大切なのだった。

共感を覚えた箇所
P61
誰も建設中止を願って、この作業を始めたのではないのだ。
そうして父は自らの怒りはどこへも届かず、ぶつける者もいないことに気づいた。


嗚咽がこみ上げそうになった箇所
P38
おそらく、そんなに冷たくはなかったお茶だろうに、私の一生のうちに、あのお茶にとってかわるおいしいお茶にはもう二度と出会わないだろうと思うくらい特別でおいしいお茶だった。


涙腺が崩壊しそうになった箇所
P49
ばあちゃんのこんなところを誰しもが微笑ましく思っている。

**
**
**

最後は温かい涙を流しながら読み終えました。




そうか、萌葱色か。

だから、「萌の朱雀」なんだね。




DVDも買おう。


萌の朱雀

2016年01月11日 | 本・映画
萌の朱雀 [DVD]
クリエーター情報なし
バンダイビジュアル




とても良かったです。

不親切さも帳消しです。

せつなくても、ひとときの思い出..というかワンシーンで生きていけると思えるような



切なくて、哀しくて、  でも温かい(温かいという言葉とは少し違うけど他に言葉が見つからない)。



そして何より映像の素晴らしさ。

絵画のようだと思いました。


いつだったか夏、風に波打つ稲を見て、こうちゃんに「この波打っている様子を写真に撮りたい」と言ったら「“それ”は写真ではなくビデオ」と笑われたけど、この映像が“それ”だと思った。

だからそれはビデオ(動画)と笑われそうだけど、・・・・・うーーーーっ、上手く言えません。


***

PCで1回観て
テレビでもう1回観て、そのとき思い付いてカメラで撮ってみました。

エメラルドのように美しいと思ったトンネル


これなんてそのまま「絵」でしょ


卓袱台を囲む家族の向こうに見える山々の連なりとか
炊事場とか

きりとって飾りたい映像の数々





このときは、青。


追伸

この俳優の男の子がとても気になっています。


WOOD JOB! ~神去なあなあ日常~ DVD

2015年12月19日 | 本・映画
WOOD JOB! ~神去なあなあ日常~ DVDスタンダード・エディション
クリエーター情報なし
東宝

観ました。
映画は映画でGOOD JOB!

原作の清一役にはやっぱり眞島秀和さんがピッタリだと思うけど
映画は映画でGOOD JOB!

清一の息子役の子役の泣き顔が孫の一人にソックリで笑った。


 
民放テレビ局で(うちのテレビで映るように^^;)
4クールで
眞島秀和さんが中村清一役で
原作に忠実にドラマ化してほしいです!

映画は映画でGOOD JOB!(←もうええね^^;)だったけど、
山の風景とかは空撮も入れて、
澄んだ小川や雲の流れ、朝日や夕日の色。そして星空。
匂いが感じられるような、自然の四季の移り変わりを。
そこで暮らす人々の人間模様を。

48年に一度行われる神事の場面も原作に忠実に、ノコにも参加してもらって、山根のおっちゃん(だったっけ?)にも飛んでもらって(もちろんCGで)コメディータッチも満載で(笑)


原作の空気感をもっともっと楽しみたいな。




近松物語[DVD]

2015年11月17日 | 本・映画
近松物語 [DVD]
クリエーター情報なし
角川エンタテインメント

「そんな昔のもん見て面白いか?」
こうちゃんに言われたけど、面白かったよ。

“無実の”、不義密通の現場になるくだりもお約束コントのようで笑わせてくれたし、効果音とか画面の切り替わりでの人物の動きは歌舞伎みたいで面白かった。
(ホンモノの歌舞伎は観たことないけど)
それから家屋敷とかも興味深く観ることが出来た。


***

処刑場に向かう馬上で、この時の二人は美しかったけど...










少女のこころを心のどこかに仕舞ってる。

2015年10月26日 | 本・映画
小さいおうち [DVD]
クリエーター情報なし
松竹


「嘘はダメだよ」(ありのまま、本当の事を書くんだよという意味で)
タキの自叙伝を読みながら健志が何度もタキに言う。



「私ね、長く生き過ぎちゃったの」
突っ伏してわんわん泣きながら言う、その声は少女のよう。

タキちゃんが渡さなかった、渡せなかった、時子から板倉への手紙・・・



イタクラショージ記念館に飾られていた、“小さいおうち”
タキの寝室に飾ってあった、“小さいおうち”


相思相愛の三角関係。





健志には「子供の頃(板倉とタキちゃんと)3人でよく海に行った」と言う晩年の“ぼっちゃん”は、イタクラショージ記念館の人間には「子供の頃のことなのでよく覚えていない」と答えた。




優しい嘘、哀しい嘘、

泥棒の始まりじゃあない嘘

寅さんもよくそんな嘘をついたよね



おまけ。

「サンダル履きが似合う女優 倍賞千恵子の実像 」msnニュース(話題) より

渥美がまだ生きている時の話だが、そんな倍賞がスキーで足を折った時、渥美はこんな見舞いの手紙を出したという。

「痛くてかわいそうだが、だいじょうぶだよ。あんたはクソババアになるまで女優を続ける人だよ」




アクアリウム

2015年10月02日 | 本・映画
アクアリウム (集英社文庫)
クリエーター情報なし
集英社

複数のエッセンスが織り交ぜられていた。

統制されたデモの描写もあって・・・ナルホド。



・・・
読み終えてから一月以上経ってもまだ、イクティを想うと胸がキュぅとなる。

・・・
私には何を見せてくれるのだろう。


真幸くあらば[DVD]

2015年09月09日 | 本・映画
真幸くあらば [DVD]
クリエーター情報なし
バンダイビジュアル


これは森山直太朗の歌を使いたいがための映画なのである。
( ↑ 知らんけど^^;)


婚約者を殺した青年に惹かれたのは、(控訴せず)“死を選んだから”だとしても、
新たに始まっていた結婚生活を終わらせるほどのめりこんだのは、彼が童貞だったっていうのも大きいのではなかろうか?
(婚約者に愛人がいたと知った女性の深層心理?)

っていうか、
婚約者を殺されたばっかで、何で次の人と結婚してるの?そしてその人は誰?何者?
時々早送りで見たせいか・・・
心理描写とかも原作を読むしかないのだろうけど・・・・やめとこ。














蛇にピアス[DVD]

2015年08月25日 | 本・映画
蛇にピアス [DVD]
クリエーター情報なし
ポイントブレイクエンターテインメント



イタイよ。。

舌に穴開けるなんて、
そんなことしたら食べ物を美味しく頂くってことが出来なくなっちゃうじゃん!!?

ムリムリムリムリ~~~

背中一面に刺青施したばっかりで?
そんなセックスしていいのん?
正常位じゃなくて後背位やからいいって?
いやいやそういう問題やのぉて、多分安静にしておいた方が良いと思うねんけど?!
それに一週間お風呂も入ったらアカンねんで。

ムリムリムリムリ~~~~



わたし、
耳にピアスも無理な人間ですから。


ていうか・・・
今はもう“自分探しの旅”に出ることも無い時代なのかな

なんなんやろ
この夢も希望もないような世界観・・

原作も読んだと思うんだけど、よく覚えていないや(^^;


それはそうとこの女の子(吉高由里子さん)凄いなぁ

凄い女優さんだと思う。





その女、アレックス

2015年04月21日 | 本・映画
その女アレックス (文春文庫)
クリエーター情報なし
文藝春秋


読み終えて、数日後から始めたこと。

足の指を1本づつ動かすこと。

指折り数える動作はまだ出来ないし出来そうにない。
グーチョキパーも手と同じようには出来ない。

指と指の間を、一つづつ順番に開けていく。
右の足指はOKだ。

左足の中指と薬指の間が開かない。ピクリともしない。

神経を集中させて念を送る。

・・・・・・・・

むはぁーッ

ダメだ(==;;;

その次の薬指と小指の間はいうこときいてくれるんだけどなぁ(--;

と、まぁ、それを毎日毎日湯船の中で繰り返しましたらば!
やっと微かに反応してくれるようになったんですよ☆ 
ヤッター♪

(● ̄▽ ̄●;)ゞ
3週間くらいかかったかな。


皆さんもぜひやってみてね~\(^▽^)/


自分がここにいる。

2015年02月12日 | 本・映画
怒り(上)
クリエーター情報なし
中央公論新社

お客さんが読んでいたので、読み終えたら返すってことで“神去なぁなぁ”と交換してもらった(笑)

***

思春期に太宰治の「人間失格」を読んで「これは自分だ」って思う人が多いでしょ。
この「怒り」も、今の時代の、社会に出てからのソレじゃないかな...って気がした。

親子の情の希薄さ
格差社会での・・・

捻くれた心の、澱(おり)のようなモノは、1度のビーフシチューくらいじゃあ解けない。



絶対的に自分に自信が持てたら、
自分を信じることができたら、
きっと相手の事も信じることができるんだ。

そういう人間は幸せだ。