masumiノート

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ガソリンの品質

2011年12月21日 | ガソリンスタンド

業界のまとめ記事を書くつもりですが、今は時間がありませんので、
chaicoさんのところ で書かれていた『PB』の説明で誤解を招きそうな部分についてだけ先に書かせていただきます。

chaicoさんが書かれているのは

■説明■ 安さが最優先。 油の品質には気を使わない。
      そういう消費者に人気。 

であり、
消費者の立場で考えると間違いではないと思いますが、
しかしこれではPBの品質に問題があるかのような印象を与えかねません。

うさぎママさんが書いてくださったように、品確法(揮発油等の品質の確保等に関する法律)がありますので、この国ではその規格を満たさないような品質のものは販売できません。

また系列向けの燃料(系列玉)も、系列外(業者間転売ルート)の燃料(業転玉)も、元売の精油所から出てきた同じ製品です。

では、どこが違うのかという話になりますが、
品確法では10日毎に分析機関で揮発油の分析をしなければならないことになっていますが、
系列ルートは系列販売店へ至るまでの流通経路がハッキリしていることから分析を年に1度でよいとする軽減措置を受けています。
それに対して系列外ルートでは、SSへ至るまでの流通経路が明らかでなく、
(※)その流通過程において品質の劣化や,劣悪ガソリンとの混合が行われている可能性が否定できないため、として元売は業転玉の品質保証を行っていません。

(※)その事例はこちらのセルフ雑記長さんの記事に書いてあります。
http://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/5772f923b48313fa00eed057dbbcded2
★リンクへ飛ぶのが面倒な方へ
要するに“混ぜもの”“薄めたもの”を掴まされてしまった、という事例です。

そして、その品確法による分析も信用できなくなるハナシ
欲のなせるわざ
★リンクへ飛ぶのが面倒な方へ
分析にかける燃料を入れる缶を前もって送付しており、集荷人の目前でノズルから給油することにならないので信用できない。


ならば、やはり系列玉を販売している系列販売店の品質が100%信頼できるかというと、残念ながら否です。

石協の「石油製品斡旋事業」
食べ物なら、マスコミの餌食になっていたはず
★リンクへ飛ぶのが面倒な方へ
系列販売店が様々な理由で、安い業転玉を仕入れている
中には(何かの間違いで?)ガソリンに灯油を混ぜて販売している店がある
というハナシです。
あと、聞くところによると検査に出す燃料は「何番の計量器から出す」などとしているトコロもあるようです。
(その地下タンクの燃料の品質は問題がない)



品質に関してはこのようになっています。


・・・?!って、あわわ(汗)
こんな終わり方したらガソリンスタンドの信用、がた落ちやんね、ヽ`アセ(;~▼~;)アセ、ヽ`
それこそ誤解を招いてしまうわ(汗)

いえいえ!多くの販売店は真面目にやっておりますよ(○`ε´○)ノハイ



★「業転って何?と思った方へ」
http://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/9daf1b00805b9231835886c9d9fde155