5月19日ぜんせきより
4月需給解説
「論説」SS粗利が減りつつある
>原油が値上がり基調にある際は、転嫁が後追いになることで、SS粗利は縮減する傾向にある
※これもよく誤解されていることですが、
「即転嫁」「そのまま転嫁」なんてことは無いのですよ。
“悪癖”再発、もたげる量販指向 価格差広がり15円超も
全石連経営部会 公取委に業界の実態直訴
中小SS存続へ配慮求める声
5月20日燃料油脂新聞より
「社説」南海トラフに向け災害対応
>フェーズフリーという防災用語がある。
平時と非常時を分けず、日常の中に災害対応を取り入れることを差す。
寄稿の趣旨である。
※
感謝。
***
普段は遠くの安値店を利用しながら災害時だけ近くの地場店を使おうなんて虫が良すぎますよ。
高値を理由に普段のご利用が無くなったことで、従業員も居なくなり、ローリーも減車しました。
そんな中で非常時だけ頼られても、今はもう「無理」です。
全国の多くの地場店は、というか、
系列仕入れを貫いてきた地場店は恐らく同じような思いではないでしょうか?
でも全国にはまだ間に合う地場店もあると思いますので。。。
南海トラフが心配される高知県が全国最下位となる見込み - masumiノート (goo.ne.jp)
住民拠点SS整備率1位は香川県 - masumiノート (goo.ne.jp)
負担偏重強まる地場業者 - masumiノート (goo.ne.jp)
県道42号沿線で価格競争
大手特約店廉価SS 値引き合戦
減販下でのコストアップ「利益最悪」急がれる末端転嫁
5~10円差も 市場内価格差に苦心 同一系列増加、戸惑いの声
>元売再編により、隣接店が同一系列となったSSが多い。
当市にもそういうケースがあります。
他県に本社があるSS(フル)が、某地場店と同じ系列マークになりました。
(と言っても色違いですけど)
現在その2SSの価格差は5円程あります。もちろん某地場店より他県に本社があるフルSSの方が安くて、おまけにセルフよりも安値です。
でもね、その某地場店もセルフ解禁当初は当店より10円以上安値看板を掲げた“全ての”セルフにピッタリ追随されていたのですよ。
お陰で同じ系列マークだった当店はよく給油客から言われました。
「〇〇は安いのに、どうしてお前のところはこんなにも高いのだ!?」 そして「そんなことでは潰れるぞ!」、と。
業転が公になっていなかった20年ほど前のことです。
今現在は当店の方がその某地場店より安値です。
因みに当店は価格看板を出していません。
常連さんからは「価格看板無しでやれているのはココくらいじゃないか?大したもんやで!」とお褒めの言葉を頂いております。
ENEOS 4月末系列SS数は1万2604ヵ所
前月比19ヵ所減
セルフSSは12ヵ所増加して4495ヵ所に。
大手元売 仕切り方針分かれる
ENEOSは50銭下げ 出光は据え置き
※順番こだから(笑)
千葉県長柄町 石油供給に危機 実質稼働SS1店
>2019年に台風15号で設備が損壊したJASSが予定を早めるかたちで閉鎖し、今年になってもう1店が従業員体調不良で休業し再開未定。
ウチは地下タンクが老朽化したけど、費用が高くて入れ替えられないし跡継ぎもいないから9月でやめる予定」。
>(長柄町から提案を受けてSS運営を決めた土木・運送会社の中部興産専務によれば)「SS減少で50台ほど所有するトラックや重機への給油が町内でできなくなることを考え、当初インタンク設置を予定していたが長柄町から提案もあり、SS運営に踏み切ることにした。」「町の活性化を考えSS運営を決めた。まったくの異業種から石油業に手を出すので不安しかない。助力の申し出があれば歓迎」としている。
※町の皆さんで中部興産さんのSS運営を盛り上げて頂ければと思います。