どの分野にも古典と言われる名作はあります。
その中でも、書物は最たるものでしょう。
なんといっても、紀元前に書かれた哲学・思想書などが、今も読める。
音楽もまた然りで、最近久々にクラシックも聴いていた。
少し前になるけど、久々にサントリーホールで生演奏で聴いて、生きている実感を味わいました。
家でも、ブルックナーやら、ベートーヴェンなど、
やはり良いものはこれからも生き残る。
映画も、もはやゴッドファーザーくらいになると、古典に入ってくる。
日曜に、何年ぶりだろうか、5、6年か、もっとか・・・
第一作目を観ました。
以前にも書いたので詳しく書かないけど、
カメラワーク、音楽、構図、脚本、構成、そして、名優の名演技。
どれをとてっも素晴らしい。
一見、退屈に思える冒頭のシーンでも、何度も観ていると、
一つも無駄がないという見事さ。
最初から終わりまで、あらゆる場面で対比で構成され、
意識していなくても、シリアスな部分をよりシリアスに感じてしまう。
お見事な一本です。
最期の最後、ダイアンキートン演じるケイの不安そうな表情が、
何とも言えないのです。ああいう表情を出せる役者って、そうはいない。
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