maruの下手の横好き写真とつぶやき
写真を撮ったり、音楽(クラシック・ロック)をよく聴き、読書は古典(主に哲学中心)がメインです。全体主義社会の動きに警戒。
 



トランプが最初の大統領選挙に出た頃、

アメリカでは分断が深刻になったと一斉に言われ

始めてから、日本でも分断が進んでいます。

 

日本の場合はコロナで分断が大きくなった。

その前からありましたよ。

でも決定的に大きくなった。あらゆる事で分断が広がってます。

その一つは、情報と感情のコントロール。

コロナでは8割以上の人が完全にやられてました。

今では大分正気に戻ってますが、根本的に悟ってないと、

またやられます。何度でもやられます。

 

日本人は新聞・テレビを未だに正しい情報源と

考えている人が、とくに高齢者になるほど多い。

ここで分断が生じてしまう。

 

また、ネットには真実はあると思いますが、

恐らくそれはまとまって存在していないので、

特定のインフルエンサーなどを信奉してしまうと、

話題が変われば、これまた間違った観念を持つことになって、

意見の相違が出てきてしまう。ここでも分断が起る。

 

よく、情報リテラシーとかいうけれど、かなり難しい。

若い人はテレビを観ない人が多いのは良いのですが、

中には映画の字幕すら理解するのがメンドクサイという

情けない人も多いので、ここでも格差が広がる。

 

自分だってどこまで辿り着けているかは分からない。

けれど、本質的に争いを止めようという方向だったり、

金儲けにしか見えない事を止めようという方向だったり、

文化や伝統などを破壊する事を止めようという方向だったり、

新しいものは良いという単純な事を止めようという方向だったり、

ダブルスタンダードを信じないという方向だったり、

それらを感情で判断しないで捕えようとしたり、

そんな感覚で世の中を見るしかないです。

 

日本は、アメリカのように、何がなんでも民主党支持とか、

逆に共産党しか支持しないとか、そこまで割れていないので

まだ希望はあります。ただ、テレビメディアに流され続けるなら

そのうち酷くなります。

 

これ、メディアが言う事だけでなく、言わない事も気を付けないと

いけないという事でもある。

メディアが言わないから、問題は存在しないか

論ずるまでもないくらい小さいなどと考えると、

凄い大きな事を見逃します。これが非常にまずい。

お互いの話が通じない分断は、ここから生まれる。

 

欧米でも、問題は起こっているのに、報道しない自由を行使して

結果として分断をある意味煽ったのはメディアでした。

ところがメディア批判すると分断を煽ると言われる。

 

メディアを信じる人と、メディアが報じない事を認識した人。

特に、リベラル的な人は鈍い。

視野が狭くて、一部の正義だけを声高々にアピールする。

でも現実はその正義には合致せずに事態は悪くなっていく。

それが、特に欧州で極右(とされている)政党が伸びている理由の

一つです。でも後から気付く人が遅いから、取り返しがつかない。

日本も、いずれそうなるか、ならないかの瀬戸際にいます。

 

明治維新以来、欧米化を推進してきましたが、

こんな欧米化は止めるべきです。今の欧米はおかしい。

テレビの言う事を聞いていたら頭が変になりそうで、

精神衛生上極力見ないでいますが、その僅かな時間ですら

違和感を感じてしまう。

 

今は大手メディアを疑う処から始め、行間を読んだり、

言葉の語尾に気を付けたり、しないとダメ。

 

メディアに期待しても無理なので、個々人が気付く他は

ありません。そこから先は、それぞれの違いを認めていく

しかありません。メディアに頼るのは、それ以前の問題、

やめるしかありません。ここまでしか分からない。



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