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The Artist : The First & The Final Hit (#4 Marvin Gaye )

2020-04-02 10:42:24 | 天国へ行ってしまったアーティストたち
すでに、天国へと旅立ってしまった、
数多のアーティストたちの、
キャリア初のビルボードHot100入り曲と、
生前最後のエントリー曲をピックアップして、
超ざっくり、そのアーティストの
功績を振り返ろうというコーナー、
4組目は、本日4月2日、
もし存命だったら、
81才の誕生日を迎えていた、
Marvin Gayeです。

つうか、まだ、81才なんですねぇ。
先々月、無事80才になられた、
Smokey Robinsonより、
1才上だっただけなのか...。

というわけですが、
Marvinの初Hot100入り曲は、
この曲になるようです。



1962年に、46位まで上昇した
""Stubborn Kind of Fellow"ですね。
残念ながら、パフォーマンス映像は、
見つけられませんでした。
R&Bチャートでは、
8位まで上がっていたようです。

翌年リリースされる、2ndアルバム
"That Stubborn Kinda Fellow"の
タイトルトラックで、stubbornって、
あまり馴染みのない単語ですが、
かたい切り株のことを意味するみたいで、
fellowは、guyと同じような感じで、
使われるみたいですから、
「頑固な男」といったところですかね。

なお、Marvin初のTop40入りは、
このあとのシングルで、30位まで上がった
"Hitch Hike"になるようです。

そして、生前最後のHot100入りは、
やはり、この曲になってしまうようです。



1982年、Hot100では第3位、
R&Bチャートでは、見事No.1に輝いた、
"Sexual Healing"ですね。翌年、
最優秀男性R&Bボーカル賞を受賞した、
グラミー賞授賞式での、
パフォーマンス映像みたいです。
ちょっと、テンポがスローな感じもしますね。

自分がリアルタイムで聴いた、
最初のMarvin曲でありましたが、
悲しいかな、このパフォーマンスの翌年、
誕生日の前日の4月1日に、
44才で旅立ちましたので、
この曲が、生前最後の
大ヒット曲にもなってしまいました。

たしか、Top40圏外から、
いきなり、19位あたりに、
入ってきたのではなかったかなぁ。
このころって、まだ、Michaelの人気が
大爆発する直前だったので、
Rock系ではない、
Marvinのようなシンガーの曲が、
スゴいチャートアクションを
見せていたことに、
ちょっと驚いたような記憶があります。

なお、Marvinは、亡くなったあと、
2001年に、Erick Sermonのシングル
"Music"というナンバーに、
この"Sexual Healing"も入っていた
アルバム"MIdnight Love"収録曲
"Turn On Some Music"が使われて、
ft. Marvin Gayeとクレジットもされたため、
Erick Sermonと一緒にチャートインして、
Top40入りも果たしています。

また、R&Bチャートには、その他にも、
何曲か入っていたみたいですね。

"Sexual Healing"は、当然ながら、
80'sお気に入り曲コーナーにも、
ずっと先になると思いますが、
登場する予定です。