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The Artist : The First & The Final Hit (#19 James Brown)

2020-12-14 19:45:59 | 天国へ行ってしまったアーティストたち
天国へ旅立ってしまったアーティストたちの、
最初のビルボードHot100入り曲と、
生前最後となったエントリー曲をとりあげて、
そのアーティストの功績を、
超ざっくりと振り返る、このコーナー、
19人目は、今月25日になりますと、
没後14年になります、
James Brownです。

存命ならば、87才。
んー、87才のJBさんっていうのも、
やはり、見てみたかったですね。

JBさん、初のヒットというのは、
James Brown and
the Famous Flamesのクレジットで、
R&Bチャート6位を記録した
"Please Please Please"
になるようですが、
初のHot100入りは、58年に、
最高位48位を記録した、
こちらのナンバーになるようです。
"Try Me"です。



これより古い映像も上がっていますが、
さすがに、クリアではないので、
1981年のJazzフェスの映像を
お借りいたしました。
でも、やっはり迫力。

そして、生前最後のHot100入りは、
85年の"Living In America"かな?
と思っていたのですが、
翌年、このナンバーが、
93位まで上がっていたようです。
"Gravity"。



その"Living In America"の大ヒットで、
85年に復活を果たしたJBさんが、
さらなる飛躍を狙って、翌年リリースした
アルバムのタイトルトラックでしたね。

もう、ほとんど
"Living In America II"ですが、(笑)
プロデュースは、同じDan Hartman、
曲作りは、DanとCharlie Midnightで、
こちらも、まったく同じ。
もうちょっと、ひねって欲しかったかな...
という感じでしたね。

JBさん、"Gravity"に関しては、
評価もセールスも、いまいちでありましたが、
このあと、88年に、Full Forceを迎えて
リリースしたアルバム”I'm Real"からは、
クロスオーバーヒットは
生まれなかったものの、
タイトル曲が、R&Bチャート2位、
続くカット"Static"が5位を記録する
ヒットになり、高い評価も受けましたね。

※次回は、今週の気になる新曲2曲です。