
Jennifer HudsonがArethaに扮した
映画『リスペクト』を観てきました。
事前に、72年のチャーチコンサートの
"Amazing Grace"までの話だと、
知ってはいたのですが、やっぱり、
自分がリアルタイムで聴いていた、
80年代以降の話が、まったくもって、
描かれないのは、さびしく感じました。
エンドロールで、本人映像とともに、
2018年に亡くなるまでに遺した、
偉業などがテロップで流れるので、
なおさら、それを感じてしまうんですよね。
夏に、CS放送のチャンネルの
ナショナルジオグラフィックTVで、
放送されていたドラマシリーズ
『ジーニアス: アレサ』では、
70年代の後半の低迷期や、
アリスタに移って、大成功を収める
80年代のエピソードも、
しっかり描かれていたので、
どこかに、挟み込んで欲しかったのですが、
72年までの話でも、2時間半以上なのに、
そこまでやったら、4時間超えになっちゃうか。
また、『ジーニアス: アレサ』では、
お父さんのC.L Franklinさんの、
かなり、ダークな面にも迫っていましたが、
『リスペクト』では、匂わす程度で、
さらっとやり過ごしていたのも、
いささか、拍子抜けでした。
Jenniferは、熱演で、
Arethaが歌うときの特徴を、
よくつかんでいるなぁと思いましたが、
やはり、つい3年前まで存命だった方を
演じるのは、ちょっと荷が重かった感じ。
むしろ、存命だったほうが、
本人のお墨付きがもらえたでしょうし、
『ロケットマン』のTaronみたいに、
開き直って演じられて、楽だったかも?
なんて、思いました。
https://gaga.ne.jp/respect/
『リスペクト』日本公式サイト
https://www.mgm.com/movies/respect
"Respect"US Official Site
※次回は、ビルボードのHot100で、
最高位11位だった曲、85年の3曲目です。