probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

Stephen Sondheim

2021-11-28 11:14:03 | R.I.P.
今回は、予定を変更しまして、
ミュージカル界の超大物コンポーザー、
Stephen Sondheimさんが、
91才で、26日に亡くなったということで、
追悼したいと思います。

ミュージカル界の大作詞作曲家ですが、
ヒットチャートやポピュラー音楽にも、
無縁ではない方なんですよね。

というわけで、次の3曲を選びました。

まずは、もともとは、
日本でも、上演されたことがある
『リトル・ナイト・ミュージック』のために
書き下ろされたナンバーということですが、
1975年に、Judy Collinsさんが歌って、
Hot100で36位まで上がるヒットになった
"Send In The Crowns"です。
(邦題「悲しみのクラウン」)



この曲は、グラミー賞で、
最優秀ソング賞を受賞したことで、
77年に再度チャートインして、
19位まで上昇していたようです。
なお、Judyさんの前には、
73年に、Frank Sinatraが、
アルバム"Ol' Blue Eyes Is Back"の中で、
先に歌っていたみたいですね。

そして、2曲目は、
その"Send In The Crowns"を
85年リリースのNo.1アルバム
"The Broadway Album”の中で
歌っておりました、Barbraの、
同アルバム収録曲"Somewhere"です。
(Pop #43)



こちらは、ミュージカルは、
まったく詳しくない自分でも、
『ウエスト・サイド物語』の曲であることは、
当時から知っていましたね。

また、Barbraバージョンの
"Send In The Crowns"は、
一部の歌詞を、直々にお願いして、
書き換えてもらっているようです。

そして3曲目は、こちらは、
シングルカットはされませんでしたが、
Madonnaの、90年リリースのアルバム
"I'm Breathless"収録曲で、
映画『ディック・トレイシー』のための
曲でもあったことで、みごと、
アカデミー賞最優秀楽曲賞に輝いた
"Sooner Or Later"です。



その、オスカーナイトの映像みたいですね。

舞台中心の活動だったため、
トニー賞とグラミー賞は、
8回ずつ受賞しているようですが、
アカデミー賞ノミネートは、
この1回のみながらも、
堂々、受賞されているのは、さすがですね。

R.I.P.

https://www.asahi.com/articles/ASPCW2QTPPCWUHBI00C.html
スティーブン・ソンドハイムさん死去 
米ミュージカルの作詞作曲家
(asahi.com)

※次回は、同名異曲です。