probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

Time Machine ~1992~

2012-06-23 20:28:20 | 懐かし洋楽
今回は、1992年の今ごろチャートインしていた曲、
Nice & Smoothの"Sometimes I Rhyme Slow"です。(Pop #44 R&B #17)

Nice & Smoothっていうのは、ニューヨーク出身の2人組ラップチームで、
音のほうは、名前のとおり、けっこう、メロウな感じなのですが、
そこに絡むラップ(Niceさんのほう)は、ガツンとくるタイプで、
そのギャップが面白いというのでしょうかね。
Tracy Chapmanの"Fast Car"のネタ使いも、もちろんポイント高し!

でも、この頃の自分、非常にヒプホプを毛嫌いしていた時期でして、
まったく聴いていませんでした。すべて後聴き。(^_^;)
80年代に成長した、主張の中にも、つねに娯楽の精神が感じられたヒプホプとは明らかに違う、
ダーティーさを前面に出したものが主流になって、聴く気が失せてしまっていたんですよねぇ。

で、なぜ聴くようになって、たまに、CDも買ったりするようになったかというと、
これはもう、ネットのおかげ100%でした。
チャートやら音楽情報やらが、リアルタイムで見れるようになったこと、
80年代洋楽も好きだけど、ヒプホプも好きという、
某掲示板の管理人さんなどと交流させてもらって、いろいろ教わったことが大きかったです。

だからねぇ、何が言いたいかというといいますとね、
線引きもはっきりしない、変な法律が決まってしまって、(で結局、YouTubeはどうなのよ?)
びくびくしながら、ネットで音楽聴いたりしなくちゃならなくなって、
さらに、お若い方の音楽(とくに洋楽)離れが進んでしまうんではないかと思っておるのです。
CDを試聴したり、手に取ってみたくても、そもそもCD屋が無くなちゃった時代だぞ?!
そこんとこを、推し進めて決めてしまったセンセイやら、業界人の方々に・・・

聞きたくないか、どうせ考えてないんだもん。( ̄^ ̄ )


"There Goes My Baby"

2012-06-22 20:32:14 | 同名異曲
今回は、"There Goes My Baby"でございます。

けっこう、このタイトルの曲もあるんですよねぇ。
いちばん近いところでは、Usherくんの2010年のヒットがありましたし、
1998年には、カントリーのTrisha Yearwoodも、同じタイトルの曲をヒットさせていました。

でも、そちらの2曲ではなくて、まあ、ブログやら、
以前のへっぽこサイト時代からお付き合いいただいている方なら、
容易に予想はついてしまう2曲が、今回の登場曲。(^_^;)

どちらもカバーヒットだというところが、ミソといえばミソ。
最初は、84年のDonna Summerの"There Goes My Baby"。

前年に、"She Works Hard For The Money"で大きく当てたドナが、
Michael Omartianを再びプロデューサーとして迎えたアルバム"Cats Without Claws"からの1stカットでした。
夫婦共演で、戦時下を舞台にした、よく出来たミニドラマになっているビデオクリップもよかったですね。
オリジナルはもちろん、59年のThe Driftersです。



もう1曲は、2009年のCharlie Wilsonのアルバム"Uncle Charlie"からのヒットシングルであるこちら。
こちらも、ほのぼのSnoop Doggが出てくるビデオクリップがよかったですが、
以前に貼ったことがあるので、今回はTV出演の生歌バージョンで。



この曲、作者にBabyfaceとCalvin Richardsonが名を連ねていることは知っていたのですが、
Calvinが、2008年に、レゲエコンピアルバム"Billion Riddim"の中で、
すでに、自分自身で歌っていたんですねぇ。

http://www.amazon.co.jp/gp/product/B003GA6MM6/

興味ある方は、オリジナルのほうも聴いてみてくださいまし。



こちら↓レゲエアレンジではなく、チャリ翁のバージョンと、ほぼ同じアレンジ。


(新)かあさん、あの12インチ何処へ行ったんでしょうね?(22)

2012-06-20 20:16:07 | 懐かし洋楽
というわけで、あれからもうすぐ3年の、マイケルの"Billie Jean"のExtended Versionです。

アルバムバージョンより、1分半くらい長いのですが、
イントロが、約10秒長く、アウトロももちろん長いので、
かなり、得した気分?が味わえるバージョンですね。

このバージョン、このCD↓で持っているのが、ちょっと自慢だったのですが、
なんか、アナログだったら、けっこう容易に入手できるみたいですし、
2008年に出た"King Of Pop"UK盤の3牧組豪華盤にも収録されちゃっているようで、
そんなには、レアではないみたいですね。
でも、その3枚組のほうは、廃盤につき、現在は、けっこうなお値段で取引されているようです。


・12inch Mixes - Michael Jackson


コレは何ぞや?(^_^;)

2012-06-19 18:04:49 | リイシュCD情報

・Fat Boys: Pizza Box Set - Fat Boys

Old School Rap好きな方なら、すぐ、おわかりになると思いますが、
Fat Boysの1984年リリースのデビュー盤のリイシュCDをボーナス音源つきDX盤にして、
さらに、ピザの箱風入れ物に収納した、文字どおりのBOXセットみたいですねw

トラックリストを見る限り、ボートラが、メンバーのインタビューみたいなのが、
あまり、食指が動かないところですが、箱は、ちょっと興味あるなぁ。
開けたら、ピザのにおいとかしないのかなぁ~。

曲は、"Jail House Rap"です。
どうも、その風貌から、色物系に見られがちだったのですが、
Rapは、けっこう本格派だったんですよねぇ。



3人のメンバーのうち、ひとりは、90年代に、20代の若さで亡くなってしまっておりますが、
残ったメンバーふたりが、近年、また活動しているようですね。
さすがに、もう、おデブではないようですが。(笑)

http://www.originalfatboys.com/
OFFICIAL FAT BOYS SITE

(新)ベストアルバムを語るわよ!(21)

2012-06-18 10:32:45 | その他のCD
というわけで、ダリル・ホールとジョン・オーツのベスト盤が、謎のチャートインをしましたので、
今回は、彼らのアルバムについて、ちょい、お話をさせていただきたいと思います。

先週チャートインした盤は、2001年に出てたこのアルバム↓のようなのですが、
18曲入りで、なかなかのボリュームと、まんずまんずの選曲ながら、
80年代の全盛期であった、RCA時代までの曲しか入っておらず、
アリスタに移籍して残したアルバム"Ooh Yeah!と"Change Of Season"からが、
すっぱりカットされてしまっているのが、ちょっと残念な盤という気がします。
"She's Gone"も入ってないしなぁ。


・The Very Best of Daryl Hall & John Oates

で、自分が持っているもので、おすすめしたいのが、この盤です。↓


・Starting All over Again: Best of Hall & Oates - Daryl Hall & John Oates

UK発の盤みたいで、2枚組38曲入り、上のアルバムでぬけてた曲も入ってますし、
ダリルの86年のソロヒットアルバム"Three Hearts In..."から、
"Dreamtime"と"Someone Like You"の2曲が入っているのが、ポイント高いですね。

あと、アルバム"Private Eyes"に入ってて、シングルカットされたわけでもないのに、
"Mano A Mano"なんていう曲も入っていたりするのが、懐かし心を刺激してくれます。

ただ、日本で人気が高い"Wait For Me"が入っておらんのですよねぇ。
なかなかホント、かゆいところにすべて手が届く盤ってのはないですねぇ。(^_^;)

この中からの1曲は、これも、アルバム"Private Eyes"に入っていた曲ですが、
Top10ヒットなのに、2大No.1ヒットの陰で、いつも、あまり陽が当たらない(笑)このナンバーを~。