probably music 2.0

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(新)かあさん、あの12インチ何処へ行ったんでしょうね?(33)

2012-10-23 19:41:02 | 懐かし洋楽
今回の12インチは、Naked Eyesの1984年のTop40ヒット、
"(What) In The Name Of Love"のExtended Versionです。

Naked Eyesといいますと、前年の83年に放ったヒット、
"Always Something There's To Remind Me"と、
"Promises, Promises"が有名で、とくに後者は、いろいろとRemixが作られて人気でしたが、
その2曲ほどはヒットしなかった、この曲も、
Arthur Bakerをプロデューサーに迎えて、けっこうかっこいい仕上がりで、
この12インチバージョンは、さらにイケてるんではないか?と思います。

Naked Eyesは、85年に解散し、さらに、メンバーだったRob Fisherが99年に他界してしまっていますが、
相方だったPete Byrneが、近年、ソロプロジェクトとして再始動させていまして、
なんと、今週末、Berlin、A Flock Of Seagulls、Missing Personsといった、80's仲間とのLiveに参加するみたいです。

面白そうなジョイントライブが多いですな、欧米は。いいなぁ・・・。

その詳細。


"Crazy"

2012-10-22 17:45:20 | 同名異曲
今回の同名異曲は、"Crazy"です。

いちばん有名なのは、Sealのあの大ヒット曲でしょうかねぇ。
そのつぎが、Aerosmithか?80年代には、OZのバンド、Icehouseも、
"Crazy"という曲をヒットさせてましたね。

でも今回は、それらの曲ではなくて、
まずは、近年、オーディション番組『The Voice』でウィナーとなって話題になった、
Javier Colonの、2003年の"Crazy"です。当時は、Colonはついていませんでしたが。



歌はうまいし、男前だし、何であまり大きなヒットにならなかったんでしょうね。
彼、『The Voice』で優勝したあと、2011年に、"Come Through for You"というアルバムを出しましたが、
やっぱり、ヒットしなかったんですよねぇ。人生、ままならずですなぁ・・・。

もう1曲の"Crazy"は、Kenny Rogersの1984年のカントリーチャートNo.1ヒットの、この曲です。



この曲、KennyとDavid Fosterによる共同プロデュースなのですが、
そのつながりだと思うのですが、曲を書いているのは、
Kennyと、まだシンガーとしてデビューする前のRichard Marxなんですよね。

リチャマー氏、現在49才だそうですから、このころまだ、20代前半だったと思いますが、
いかにソングライターとしての力量を認められていたかがわかる起用ですよね。

Time Machine ~1989~

2012-10-21 08:54:12 | 懐かし洋楽
今回は、1989年の今ごろ、チャートインしていた曲、
Patti LaBelleの"If You Asked Me To"です。(Ppp #79 R&B #10)

Diane Warrenが書いたこの曲は、1992年に、Celine Dionが歌って、
Popチャートで4位まで上昇する大ヒットとなりましたので、
彼女のレパートリーとして広く知られていると思いますが、
まあ、R&Bファンにしたら、すでに、パティの持ち歌として知られていましたので、
なんで、セリーヌのバージョンばかり大ヒット?と、
当時、もどかしく感じていた方も多かったのでは?と思います。

セリーヌのバージョンも嫌いではないのですが、
珍しく(笑)抑え気味に歌うパティの歌唱のほうが、ぐっとくる感じがします。
とくに、静かな歌いだしは、何度聴いても、ジーンとしてしまいます。(T_T)

この曲、パティの89年のアルバム"Be Yourself"からの1stカットでしたが、
映画『007/消されたライセンス』"License To Kill"の挿入歌でもあり、
主題歌のほうは、仲良しのGladys Knightが歌ってましたよね。


ステキなコンピレーション!(11)

2012-10-19 19:59:54 | その他のCD

・Sentimental Journey, Vol. 3 - V.A.

今回のコンピは、かなり趣きが違いまして、
1950年代の、ムードあふれるボーカルを集めたアルバムです。
全部で、Vol.4まで出ていて、4枚セットでも発売しているようですが、
自分が持っているのは、このVol.3だけであります。

もう、鬼籍に入って、伝説となってしまった人が多い中で、
なんつってもすごいのは、Tony Bennettさんでしょうねぇ。
いまだ現役で、もうすぐまた、アルバムが出ますもんね。(^_^;)

しかし今回は、この中からの1曲は、Les Paul & Mary Fordの"How High The Moon"でいきたいと思います。

1951年のヒットチャートで、第1位になったナンバーですが、
ギターの神様が、当時の奥様で、いっしょにTV番組もやるほどの中だった、
シンガーのMary Fordを迎えてリリースした曲だったようです。
古い映像があったので、そちらでどーぞ。


(新)ベストアルバムを語るわよ!(32)

2012-10-18 10:07:56 | その他のCD

・Master Series - Berlin

1999年に出てた、Berlinのベスト盤です。

17曲入っていまして、75分強の内容。
それほどヒット曲が多い人たちではありませんので、
彼等の代表曲は、マイナーヒットも含めて、ほぼ網羅されているのではないでしょうか。

これは、以前にも書いたことで、80年代洋楽に慣れ親しんだ方なら、
誰でも知っていることでありますが、彼等の名前が世界的に知れ渡った曲は、
86年のNo.1ヒット"Take My Breath Away"でありながら、
遡ること数年前の、彼等の初期の曲は、
アンダーグラウンドなサウンドで、かなりきわどい歌詞の曲が多くて、
とくに、最初に彼等を有名にした83年の"Sex (I'm A...) "は、
英語が堪能でなくても、過激なことを歌っているのがわかってしまうので、
当時のNHK FMではかからなかったのではないかなぁ?と思います。

(記憶がないのですが、かかっていたら、ゴメンなさい。(^_^;))

そんな彼等が、プロデューサーにGiorgio Moroderを迎え、放ったポップヒットが、
1984年の"No More Words"で、初のTop40入りを果たした曲で、
これが縁になったのかはわかりませんが、Giorgio Moroderが作、プロデュースした
"Take My Breath Away"を、のちに歌い、メガヒットを放つことになります。