probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

No.41 コレクション(28)

2016-09-21 09:38:34 | 懐かし洋楽
ビルボードのHot100で、最高位41位だった曲、
今回から、1987年に移りますが、
87年は1曲しかありませんでした。

で、9月に1週だけ、41位だった、この曲です。↓



.38 Specialの"Back To Paradise"。
しかもこの曲、「ベスト盤を語る」の39回で、取り上げ済みでありました。

http://blog.goo.ne.jp/maki001313/e/8215b91c00efe58db9d94a0ba69e8f82

で、その時に書いてないことを補足しておきますと、
映画『ナーズの復讐 II ナーズ・イン・パラダイス』のサントラからのカットだったんですね。

『ナーズの復讐』シリーズは、いわゆる、
「Nerd(オタク)」学生たちが、自分たちをイジメる、
イケてる学生たちに仕返しをするという、コメディーシリーズで、
日本では、いまいちヒットしませんでしたが、
アメリカでは人気シリーズとなって、計4作作られました。

この週のビルボード誌が見つかりませんので、1987年9月5日付けのCashboxのチャートです。

1位は、伝説のシンガーRitchie Valensの曲のカバーで、
その伝記映画の主題曲ともなった、あの名曲です。

Did I Make You Go Ooh - Eddie LeVert

2016-09-19 10:12:46 | 新譜CD

・Did I Make You Go Ooh - Eddie LeVert

ことし初めに、配信のみでリリースされていた、
Eddie LeVertの4年ぶりのNewアルバム"Did I Make You Go Ooh"が、
先月、ようやっと、フィジカル発売になりましたので、入手しました。

69才にして、初のソロ作リリースとなった、
前作"I Still Have It"は、何の装飾品もなくとも、
揺るぎない自信に満ちたアルバムでしたが、
今回は、なんだか、それ以上に、
のびのびと自由にやっている感がある快作のように思います。

Geraldとの共作のバラードナンバーである"I Let Go"のような曲もあれば、
かなり、ギターがft.されて、シャウトしまくる曲もあり、
さらに、かなりラフでjammin'!な仕上がりの曲もありで、
まあ、一枚のアルバムの中で、さまざまな顔を見せてくれています。

The O'Jaysのほうは、どうするんだろ?
と思ったら、来月は、グループでのアメリカ国内ツアーの予定がぎっしりみたいで、
こちらも、まだまだやる気まんまんのようで、うれしい限り。
日本にも、また来てくれんかなぁ...。


Time Machine ~1994~

2016-09-16 10:39:17 | 懐かし洋楽
今回は、1994年の今ごろチャートインしていた曲、
Gerald LeVertの"I'd Give Anything"です。(Pop #28 R&B #4)



ことしの11月で、没後10年になるんですねぇ、Gerald。
存命だったとしても、まだ50才です。
Lutherが亡くなったのが、その前の年。

prod.としても一流だった、このふたりが生きていてくれたら、
米R&B界は、違う流れになったいたような気がしてなりません。
まあ、新しい流れが生まれたのも、悪いことではありませんが...。

というわけで、この曲は、同年リリースの、
Geraldの2ndソロアルバム"Groove On"からの1stカットで、
prod.は、あのDavid Fosterでありました。

で、さらにこの曲、オリジナルではないんですねぇ。
最初知らないで聴いていて、あとで驚いたのですが、
93年から94年にかけて、カントリーチャートで4位を記録した、
Boy Howdyの、"She'd Give Anything"というナンバーを、
タイトルと、一部、歌詞を変えた、カバー曲でした。

同じ年、David Fosterは、カントリーの、
John Michael Montgomelyの"I Swear"という曲を、
All-4-Oneに歌わせて、みごと、No.1ヒットにしておりまして、
その流れの中の1曲だったのでしょうかね。



この週のビルボード誌が見つかりませんので、1994年9月17日付けのCashboxのチャートです。

1位は、90年代に一時代を築いた、あのボーカルグループの、あの名曲です。

この曲は、Cashboxでも28位。

今週の気になる新曲2曲。

2016-09-13 19:35:41 | 最近の洋楽
今回は、チャート圏外ですが、おひさし新曲2曲。

まずは、Shaggyの新曲"That Love"です。



おひさしと言いながら、アルバムは、5年くらい出ていないようですが、
シングルは、ここのところ、単発で出していて、
2014年の"I Need Your Love"は、小ヒットを記録しておりました。

prod.は、こちらも、しばらくぶりに名を聞くような気がする、
Scott Storchだそうですが、なわけで、レゲエ感は、あまりありませんな。

もう1曲は、こちらは15年ぶりの新曲だそうな、
Bell Biv DeVoeの"Run"です。



曲は、7月に公開されていたようですが、
ビデオのほうが、ようやく出来上がったみたいです。
Run DMCならぬ、Run BBD。(^^;)

こちらのprod.は、Erick Sermon師匠なんですね。
Herb Alpertの、あの定番ネタ使い。
なかなかいいですね。アルバム発売にこぎつけるといいですが。
ことしは、ぽいずん25周年で、いろいろ精力的なようですね。

"If Looks Could Kill"

2016-09-12 10:38:25 | 同名異曲
今回の同名異曲は、"If Looks Could Kill"です。

まずは、Heartの、大ヒットした1985年のアルバム"Heart"の冒頭を飾っていた、この曲です。



4曲のTop10ヒットを生み、そのうちの1曲をNo.1に押し上げたアルバムから、
この曲は、5曲目のシングルとしてカットされましたが、
最高位は、54位止まりで、カットしなくてもよかったかな?
という感じのチャート成績でありました。(^^;)

Ann & NancyのWilson Sistersは、自分たちでも曲を書き、
70年代から、80年代前半の代表曲は、
ほとんどが自作曲でありますが、
アルバム"Heart"からカットされた曲の中では、
"Never"以外には、曲作りには参加しておりませんでした。
ここらあたりが、ハード志向から、メロディアス志向に、
サウンドが変化していった所以かもしれません。

もう1曲の"If Looks Could Kill"は、
77年の"Baby Come Back"のNo.1ヒットでおなじみの、
Playerの、81年の中ヒットである、こちらです。



同年リリースの、彼らの4thアルバム"Spies Of Life"からのカットで、
Popチャートでの最高位は48位。
へっぽこサイト時代にも、この曲は取り上げましたね。

結局、アルバムはヒットせず、
Playerは、このあと活動を休止してしまいましたが、
現在は、オリジナルメンバーである、
Peter BeckettとRonn Mossのふたりで活動しているようです。