probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

今週の気になる新曲2曲。

2017-10-24 19:32:35 | 最近の洋楽
今回は、Hot ACチャートから。

まずは、2008年に"Fall For You"という曲をヒットさせた、
カリフォルニア出身のバンド、Secondhand Seranadeの新曲"Lost"です。



バンドと言っても、ギターとキーボードもプレイするボーカリスト、
John Veselyのソロプロジェクトみたいですけどね。

まだ、Newアルバムの予定はないようですが、
来年リリースされれば、4年ぶりの新作ということになりますが、
果たして、そこまで漕ぎつけることができるかどうか。
"Fall For You"からつながる感じのナンバーですね。
...っていうか、似ていますが。(^^;

もう1曲は、こちらも、カリフォルニア出身のSSW、
Katrina Woolvertonの新曲"Hold Me Down"です。

Hot ACチャートや、Danceチャートでは、
すでに、何曲かチャートインしている人で、
デビューは、2011年のアルバム"In the Blink of an Eye"。

ただ、子ども時代に、80年代に始まったオーディション番組、
「Star Search」に出演して、いいところまで行っていたことがあるらしく、
デビューまでには、かなり時間がかかった苦労人みたいですね。
歌いっぷりは、なかなかなものであります。




Bluebird Of Happiness - Tamar Braxton

2017-10-23 10:53:33 | 新譜CD

・Bluebird Of Happiness - Tamar Braxton

ひさびさのCD感想文です。

先月リリースされた、Tamar Braxtonの2年ぶりのNewアルバム。
今回から、自らが立ち上げたレーベルからのリリースのようです。

そう思って聴くからかもしれませんが、
一気に自由度が増した感があって、じつにノビノビした歌いっぷりが心地よいですね。

彼女の歌い方って、お姉さんより、Mariahさんあたりに強く影響を受けている感じで、
やたら、声を張り上げて歌ってしまいがちになって、
そうすると、そんなにも上手くないことがバレバレになって、
損をしていると、ずっと思っていたのですが、
今回は、抑えて歌う歌唱法も、ようやく身に着けてくれた気がして、
緩急使い分けてくれています。

アルバムの製作総指揮は、Tamar自身と、旦那さんのVincent Herbert、
さらには、お姉さんとも組んだことがある、Rodney Jerkinsの3人で、
スロウナンバーもいいのですが、Rodneyさんが参加しているせいか、
アップナンバーの軽妙さ加減が、いい感じ。

Rodenyさんprod.ではないのですが、80'sR&Bファンとしては、
やはり、↓このネタ使いがうれしいですね。


Time Machine ~1978~

2017-10-22 10:06:14 | 懐かし洋楽
今回は、1978年の今ごろチャートインしていた曲、
Diana Ross & Michael Jacksonの"Ease On Down The Road"です。
(Pop #41 R&B #17)

映像は、1981年に、DianaさんのTVショーに、
Michaelがゲスト出演したときのもののようでして、
7分半あたりから、"Ease On Down The Road"が始まります。



同年に公開された映画『ウィズ』のサントラからのナンバーで、prod.は、Quincy Jones。
そして、そのQさまがピアノを弾いている、豪華な映像ですね。
Qさまは、映画のほうの音楽監督も務めていました。

『ウィズ』は、『オズの魔法使い』を、
オールアフロ系のキャストで、ブロードウェイで上演された、
ミュージカルの映画版でありましたが、舞台では、Stephanie Millsが演じていた、
主役のドロシーを、当初、Stephanieで計画されていたものを、
Dianaさんがやりたがって、横取りしちゃったという話は有名ですが、
まあ、それでミソが付いたのか何なのか、映画もサントラも、
大ヒットにはならず、Dianaさんの黒歴史扱いされておりますが、
映画公開後の81年に、こんなに楽しそうに歌っていたのですから、
本人は、どこ吹く風だったのかもしれないですね。

また、"Ease On Down The Road"は、Diana & Michaelの前にも、
75年に、ディスコグループ、Consumer Rapportがカバーしておりまして、
そのときは、Popチャート42位、R&Bチャーと19位を記録していたようです。

1978年10月21日付けのビルボードHot100です。

1位は、日本にも同じ名前の人たちがいる、あのグループの、あの名曲です。

No.41 コレクション(50)

2017-10-20 19:57:16 | 懐かし洋楽
ビルボードのHot100で、最高位41位だった曲、
1996年の2曲目は、9月に1週だけ41位だった、この曲です。



Gina Thompsonの"The Things That You Do"。
あのMissy Elliottをft.したナンバーでありました。

曲を書いていたのが、そのMissyと、
まだ、そんなには有名ではなかった、RodneyJerkins、
さらに、112のメンバー、Daron Jonesの3人で、
プロデュースをしていたのは、そのRodneyと、
Puff Daddyこと、Sean "Puffy" Combsでありまして、
かなりの強力布陣が敷かれたナンバーであったのですが、
R&Bチャートでは15位まで上がっていたようですが、
ちょっと、物足りない成績だったのではないかと思われますね。

Gina Thompsonは、ニュージャージー出身のシンガーで、
この曲は、デビューアルバム"Nobody Does It Better"からの1stカットでした。
99年には、2ndアルバム"If You Only Knew"をリリースしたものの、
そこまでで、メジャーとの契約との契約はなくなり、
そのあとは、地道な音楽活動が続いているみたいですが、
2008年には、3rdアルバム"Missing You"を、
インディーズレーベルからリリースしていたようです。

1996年9月14日付けのビルボード誌です。

1位は、やっぱり、またあの曲。(^^;

"Street Of Dreams"

2017-10-19 19:48:57 | 同名異曲
今回の同名異曲は、"Street Of Dreams"です。
まずは、TVを中心に、女優さんとしても活躍したシンガー、
Nia Peeplesの"Street Of Dreams"です。



1991年にリリースされた2ndアルバム"Nia Peeples"からの1stカット。
同年に、Popチャートの12位まで上昇していました。
88年に、Popチャート35位、R&Bチャート71位を記録したデビューヒット
"Trouble"に続くTop40ヒットで、現在までのところ、最大のヒット曲になっています。

彼女と一緒に曲を書いて、プロデュースもしているのは、
"Right On Track"のヒットで知られる、
Breakfast Clubのメンバー、Patrick Leonardですね。

このNiaさん、何度か結婚と離婚を繰り返しているようですが、
この曲がヒットしていたころは、あの、Shalamarのメンバーとしても知られた、
Howard Hewettさんと結婚していたようですね。

そして、もう1曲の"Street Of Dreams"は、
この、ブリティッシュ・ハードロックバンドによるナンバーです。



Ritchie Blackmore率いる Rainbowの、
1983年リリースのアルバム"Bent Out of Shape"からの1stカット。
Popチャートでの最高位は60位、UKチャートでは、52位まで上昇していたようです。

前年のヒット"Stone Cold"の延長戦上にある感じのナンバーで、
かなりのヒット狙いだったような気もするのですが、もひとつ勢いが無かったですかね。