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Tom Petty

2017-10-04 19:59:11 | R.I.P.
ロックの楽曲自体が、ヒットチャートから消えようとしている時代に届いた、
Tom Pettyの訃報、何かがポキンと折れてしまったような感じがいたします。

自分が洋楽にハマり出した、80年の後半から81年あたりは、
Bruce Springsteenが"The River"を、
Bob Segerが、"Against The Wind"と、
ライブアルバム"Nine Tonight"をリリースしていて、
シングルヒットも出していた時代でした。

そして、Tom Pettyも、The Heartbreakersとともに、
81年に"Hard Promises"をリリース、
この"The Waiting"を、シングルヒットさせておりました。
リアルタイムで聴いた、初Tom Pettyは、この曲でしたね。



ちょっと遅れて、Stevie Nicksのアルバムでコラボした、この曲も大ヒットしました。
"Stop Draggin' My Heart Around"、ホント、このコラボは最高です。



でも、どこか、つかみどころがない感じがするのも、Tom Pettyの魅力で、
水と油でしょ?と思われた、EurythmicsのDave Stewartをprod.に迎えた、
この、85年のヒット曲で、度肝を抜かれました。"Don't Come Around Here No More"。



突然、Traveling Wilburysなるスーパーバンドに参加して、
そのつながりでリリースされた、Jeff Lynneがprod.した、
89年のソロ作"Full Moon Fever"からは、のちに、John Mayerもカバーした、
こんなヒット曲も生まれました。"Free Fallin'"。



やはり、Jeff Lynneのprod.でリリースされた、
91年のアルバム"Into the Great Wide Open"収録曲の中では、
この"Learning to Flyが、最高に好きでした。



Bruce Springsteen、Bob Seger、Tom Pettyが、
「アメリカンロック御三家」と、勝手に思っておりましたので、
その中の、大きな柱の一本が、無くなってしまったような喪失感を感じますね。

たくさんの名曲、ありがとうございました。R.I.P.

https://www.barks.jp/news/?id=1000147501
ブルース・スプリングスティーン「トム・ペティのいない世界はより悲しい場所に」
(BARKS)