probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

90's #20

2017-12-22 10:10:36 | 90年代のお気に入り曲50曲
90年代のお気に入り曲50曲、いよいよあと20曲、
もう、ここらへんからは、皆が大好きな有名曲ばかりです。(^^;

で、この曲。



1990年のNo.1ヒット、Wilson Phillipsの"Hold On"ですね。
同年リリースのデビューアルバム"Wilson Phillips"からの1stカットでした。

なんだか、夜が明けて、朝が来たかのような、
清々しいイントロで始まって、やがて、さわやかなボーカルとハーモニーが聴こえてきて、
あっという間に音楽ファンの心を捉えてNo.1になったような感じの曲でしたね。

また、60年代くらいから洋楽を聴いていたような方たちにとっては、
The Beach BoysのBrian Wilsonの娘さん二人と、The Mamas & the Papasの
John and Michelle Phillipsの娘さんが組んだグループだったということで、
当時、懐かしくて、曲に耳を傾けたなんていう人も多かったと思われます。

1stアルバムからは、計5曲がシングルカットされ、
すべてTop20ヒットとなって、そのうち3曲がNo.1になり、
順風満帆の活動が続くと思われたのですが、
92年にリリースされた2ndアルバム"Shadows and Light"からは、
2曲がTop40入りをしたものの、1曲もTop10ヒットが生まれず、
大きくセールスを落とし、93年には、そのまま、活動休止を宣言して、
メンバーは、二人と一人のそれぞれの音楽活動に専念することになりました。

ただ、2004年に一度復活したのち、2010年からは、三人で活動を再開しておりまして、
アルバムも2枚リリース、アメリカ国内ツアーなども行っているようです。

今週の気になる新曲2曲。

2017-12-20 20:07:28 | 最近の洋楽
今回は、Adult R&Bチャートから。

まずは、アトランタ出身の4人組R&Bボーカルグループ
...ということしか情報がない、(^^;
Bluff Cityの"Let Me Find Out"というナンバーです。



Facebookは見つけたのですが、公式サイトは、まだ見当たりません。
Hip-Hop寄りではありますが、ボーカルグループの新しい人たちが出てこないので、
ちょっと期待したいところであります。

もう1曲は、一部で、けっこう話題になっております、
謎の女性シンガーH.E.R.の"Every Kind Of Way"です。



配信のみでリリースされているアルバム"H.E.R."からのカット。
謎のシンガーといいながら、
以前は、Gabi Wilsonという名前で活動していたシンガーみたいですね。
なかなか、いい感じ。
他にも、SZAとか、ちょっと面白い女性シンガーが出てくるようになりましたね。

80年代の名曲を、カバーやネタ使いとともに振り返りませう。(102)

2017-12-19 09:53:04 | 懐かし洋楽
今回はカバー編です。

まもなくクリスマスですが、クリスマスというと、
このアーティストのことを、毎年思い浮かべることになってしまいましたねぇ。
早くも、旅立ってから1年、George Michaelの、1988年の、このヒット曲です。



アルバム"Faith"から、6曲目のTop10ヒットとなりました
"Kissing A Fool"ですね。

タイトルカット"Faith"から、5枚目のシングル"Monkey"まで、
4曲続けて、Hot100では1位になっていたのですが、
この曲は、最高位5位に止まりました。
しかし、こんなジャジーで、およそ、ラジオ向きではないと思われる曲が、
普通にTop5入りしていたというのが、当時のGeorgeの大人気ぶりを感じさせますね。

で、このジャジーなナンバーを、2003年にカバーしていたのが、
お子さんの病気が、どうやら快方のほうに向かって、
本格的に復帰することを発表した、このアーティストでした。



Michael Bubléの、メジャーからは初リリースのアルバム
"Michael Bublé"からのカットで、Hot100には登場しなかったものの、
Adult Contemporaryのチャートでは、29位まで上昇していたようです。

今や、世界的なスーパースターとなったブーさまですが、
このころは、まだ、日本では、知る人ぞ知るといった感じで、
NHKの『スタジオパークからこんにちは』に、
こっそり、プロモーションで、ゲストで出ていたのが懐かしいです。

Time Machine ~1974~

2017-12-16 19:29:43 | 懐かし洋楽
今回は、1974年の今ごろNo.1だった曲、
Harry Chapinの"Cat's In The Cradle"です。



72年の1stヒット"Taxi"でも知られる、N.Y.出身のSSW、
Harry Chapinの最大のヒット曲で、唯一のNo.1獲得曲ですね。
80's洋楽ファンにとっては、その"Taxi"の続編と言われる、
80年のTop40ヒット"Sequel"が懐かしい人でありますね。

ビデオの冒頭に登場する女性は、"Cat's In The Cradle"を、
Harryさんと書いた、奥さんのSandyさんで、男性のほうは、息子さんみたいです。
直訳すると「ゆりかごの中の猫」となるタイトルのこの曲は、
人生で、すれ違い続ける父と息子のことを歌った曲のようで、
歌詞のそこらへんのことを語っているのではないかと思われます。

Harryさんは、熱心な慈善活動家としても知られた人で、
多方面から、多くの尊敬を集めていた人だったのですが、
残念ながら、交通事故によって、
1981年に、わずか38年で、その生涯を閉じておりますね。

また、この曲、93年に、カリフォルニア出身のロックバンド、
Ugly Kid Joeが、Hot100で最高位6位を記録するヒットにさせておりました。

1974年12月21日付けのビルボードHot100です。

70年代のチャートは、やはり、名曲の宝庫ですなぁ。

(新)ベストアルバムを語るわよ!(140)

2017-12-15 10:30:44 | その他のCD

・The Runaway Hits Of Del Shannon

今回は、2014年に出ていた、Del Shannonの2枚組ベスト盤、
"The "Runaway" Hits Of Del Shannon"です。

日本でも『悲しき街角』の邦題で知られる、
61年のデビューヒットにして、No.1ヒット
"Runaway"で始まる2枚組ベストで、全36曲入りです。
そんなに、むちゃくちゃヒット曲が多い人ではありませんので、
代表曲は、ほぼ網羅されているのではないかと思います。

全盛期は、60年代の人なので、
リアルタイムで聴いていたわけではなく、
ほとんどの曲に、とくに思い入れはないのですが、
それでも、自分が、このベストを買ったのは、81年に、Hot100の33位まで上昇した、
カバーヒット"Sea Of Love"が入っていたからなんですよね。

この曲は、84年にThe Honeydrippersが大ヒットさせましたが、
それより、3年前のカバーで、オリジナルのPhil Phillipsバージョンを知らなかった自分は、
いまだに、"Sea Of Love"というと、Del Shannonというイメージなもので、
収録されているベストはないかと探していて、
この盤を見つけたときは、かなり、嬉しかったですね。

また、この"Sea Of Love"、prod.がTom Pettyなんですよね。
クレジットが確認できないのですが、アルバムでは、バックも、
The Heartbreakersのメンバーがやっていたのではなかったかなぁ。

Del Shannonは、90年に、55才の若さで世を去ってしまいましたが、
天国で再会できているでしょうかねぇ...。



(モノクロで、映像が乱れますが。)