probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

(新)ベストアルバムを語るわよ!(168)

2019-06-23 20:13:42 | その他のCD
今回は、来月2日と3日、東京と大阪で一回ずつ、
Paul Youngとのジョイントで、ライブを行う、
Corey Hartの、1992年に出ていたベスト盤
"The Singles"です。


・The Singles - Corey Hart

本国カナダでは、この盤のリリースのあとにも、
何曲かヒット曲を放っているのですが、
USチャートでは、90年の"A Little Love"(Pop #37)
を最後に、Top40ヒットが出ていませんので、
とりあえずは、代表曲は網羅されている感じの盤ですね。

この他にも、何枚かベスト盤は出ているみたいですが、
曲数が少ないものが多く、
15曲入りのこの盤が、最もお得感あるような気がします。
アメリカではヒットしていませんが、
日本のファンの間では人気が高い
"Eurasian Eyes"も、しっかり収録されておりますね。

曲は、83年リリースの1stアルバム
"First Offense"から、"Sunglasses at Night"に続いてヒットした、
"It Ain't Enough"にしました。

カナダでは、"Sunglasses"よりも、こちらが大ヒットして、
国民的スターの仲間入りをしたみたいですね。
復活盤のEP"Dreaming Time Again"も、
カナダのチャートでは、堂々、最高位3位を記録していたようです。


Time Machine ~1991~

2019-06-22 10:39:53 | 懐かし洋楽
今回は、1991年の今ごろチャートインしていた曲、
Kane Robertsの"Does Anybody Really Fall In Love Anymore?"です。
(Pop #38)



ことし、久々のNewアルバムをリリースして、
ハードロック・ファン界隈をざわつかせた、
Kane Robertsの、唯一のTop40ヒットですね。
同年に発表された2枚目のアルバム
"Saints And Sinners"からのカットでした。

曲の作者には、Jon Bon Jovi、Richie Sambora、
そして、Diane Warren、さらに、アルバムのプロデューサーでもあった
Desmond Childという、すごい人たちが名を連ねていましたが、
もともと、Bon Joviのアルバムのために書かれた曲だったらしく、
それが、結局、Bon Joviのアルバムでは採用されず、
Cherが89年リリースのアルバム"Heart Of Stone"の中で歌い、
そのカバーという形で、Kane Robertsが歌ったというのが経緯のようです。

そういえば、Desmond Childも、
自身が91年にリリースしたアルバム"Disipline"で、
自らが書いた、Cherの"Heart Of Stone"の中の1曲
"Love On A Rooftop"をセルフカバーして歌い、
Top40ヒットにしておりましたが、
けっこう、使いまわし感いっぱいの時代だったんですかね。(^^;

Kane Robertsは、80年代後半、
Alice Cooperのバンドの、
ムキムキギタリストとして有名になった人でしたが、
Facebookにある近影を見ると、
さらに、筋肉がボリュームアップしているような感じですね。(笑)

https://www.facebook.com/KaneRobertsFBPage/

1991年6月22日付けのビルボードのHot100です。

1位は、あの人気俳優が出演していたビデオも話題だった、あの名曲です。

"What You Need"

2019-06-21 10:31:21 | 同名異曲
今回の同名異曲は、"What You Need"です。
やはり、まずは、この曲でしょうねぇ。



INXSの"What You Need"、ライブバージョンが、
オフィシャルチャンネルでアップされておりました。

85年リリースの4thアルバム"Listen Like Thieves"からの、
この曲が、1stカットでしたね。
本国オーストラリアでは、すでに大人気バンドだったのですが、
アメリカでは、この曲が、初のTop10ヒットとなって、
世界的な人気バンドになっていく、
このあとの快進撃の始まりになったナンバーでしたね。

INXSは、残念ながら、2012年をもって、
活動を休止しておりますが、
97年に亡くなったMichael Hutchenceのドキュメンタリー映画
"A Musical Journey With Michael Hutchence"が今年作られ、
そのサントラ盤が、CDが来月、アナログが9月に発売になるようでありますね。

https://www.universal-music.co.jp/inxs/products/779-169/

そして、もう1曲の"What You Need"は、
ワシントンDC出身のR&Bシンガー
Stacy Lattisawの、89年リリースのアルバムの、
タイトルトラックで、1stカットでもあった、
こちらのナンバーです。



映像はいいのですが、音が小さいので、
音量を調節して聴いてください。(^^;

このビデオ、びっくりのゲスト出演者がいるのですが、
90年代、Hip-Hop界の大物として君臨する、
その遥か前の、Puff Daddy(P. Diddy)が出てますよね。
1stシーンから登場する、白Tシャツの青年です。
人に歴史ありですなぁ。

Stacy、アルバムは大ヒットしなかったものの、
このあとにカットされた、Johnny Gillとのデュエット曲
"Where Do We Go from Here"が、
R&BチャートでNo.1になっていたのですが、
なぜか、このあと、アルバムのリリースはなくなってしまったんですよね。

ゴスペルの方向に転向して、
歌手活動は続けているような話なのですが、
まだ52才らしいので、また、新しい曲、出して欲しいですね。

なお、近影は、オフィシャルのFacebookで確認できます。

https://www.facebook.com/stacylattisawfriends/

今週の気になる新曲2曲。

2019-06-19 19:52:56 | 最近の洋楽
今回は、Adult Pop Songsチャートからです。

まずは、L.A.出身で、日本でも人気があるバンド、
Fitz and The Tantrumsの新曲"123456"です。



2016年に、"HandsClap"というナンバーが、
Hot100でも、けっこういい線に行きそうだった人たちですね。
Adult Rockのほうでも、常連なのですが、
こちらでも、よく顔を出してくるグループです。
めざせ、初のHot100でのTop40入り。

もう1曲は、こちらも、2016年に、
"Say You Won't Let Go"が大ヒットした、
James Arthurの新曲"Falling like the Stars"です。



"Say You Won't Let Go"は名曲でしたが、
この曲も、なかなかいですね。
オーディション番組出身の人たちの中からは、
長続きするアーティストが、あまり現れませんが、
何とか、生き残ってほしいシンガーでありますね。

ADULT POP SONGSチャート

忘れじのサントラたち(23)

2019-06-18 10:38:42 | 懐かし洋楽
忘れじのサントラ、23枚目は、1988年に制作された映画
"Caddyshack II"のサントラ盤です。


・Caddyshack II - O.S.T.

80年代のサントラ王といえば、何と言っても、
Kenny Logginsであろうと思うのですが、
その活躍の先駆けとなったのが、
80年に日本でも公開された映画"Caddyshack"
(邦題『ボールズ・ボールズ』)のサントラからヒットした
"I'm Alright"でしたね。

そして、その80年代を締めくくるような形でヒットしたのが、
この映画のサントラからカットされた
"Nobody's Fool"でありました。

ただ、サントラは、そこそこ日本でも話題になったものの、
映画は、本国では酷評の嵐だったらしく、
結局、日本では劇場公開されることなく、
『ボールズ・ボールズ2/成金ゴルフマッチ』というタイトルで、
ビデオ発売だけになってしまいまして、
自分は、サントラは持っているのに、映画は今も未見のままでおります。

サントラ盤は、ほぼ、この映画のために提供された
当時の新録曲で占められておりまして、
Kenny Loggginsの曲の他には、Earth, Wind & Fireの
"Turn On (The Beat Box)"、
Lisa Lisa & Cult Jam with Full Forceの"Go For Yours"
Bill Champlinの奥様でもある、Tamara Champlinの
"Heart Of Glass"の3曲が、シングルカットもされていたようであります。

なお、"CaddyShack"のサントラは、1作目のほうは、
2010年にリイシュされて、入手もしやすくなっているようですが、
この2作目のほうは、現在も廃盤のままみたいですので、
中古屋などで、お安いものを見かけたら、
手に取ってみるのもいいかも。

曲は、他の曲にしたかったのですが、
動画がないので(Audio Onlyはありますが)、
Kenny Logginsの"Nobody's Fool"で。

Kennyさん、このあとの90年代は、サントラ王の座は、
Bryan Adamsに譲っちゃいましたね。

(べつに譲ったわけではないでしょうが。(^^;)