probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

80's #130

2022-07-11 20:15:27 | 80年代のお気に入り曲200曲
80年代のお気に入り曲、200曲、
第130位は、N.Y.のブルックリン出身の、
シンガーで、ソングライターとしても、
輝かしいキャリアを残している、
この方の、1981年の、このヒット曲です。



Neil Diamondの"America"。
(Pop #8 AC #1)
公式でアップされている、2012年の
パフォーマンス映像みたいですね。

古い舞台劇から、やがて、映画となった
作品のリメイクで、1980年に、その、
自らが主演した映画『ジャズ・シンガー』
サントラから、"Love On The Rocks"
"Hello Again"に続いて、3曲連続で、
Top10ヒットとなったナンバーで、
サントラ盤の1曲目に入っていました。

↓こちらは、公式なアップではないので、
消えてしまうかもしれませんが、
映画の中のパフォーマンスシーンです。



ヒットシングルが続いて、
当然のごとく、アルバムも
ビッグセールスになり、Neilさんにとって、
最大のヒット作となっているのですが、
映画のほうは、評判が悪く、
興行的にも当たらず、なんと、
その年の、最低と思われる作品や、
俳優さんたちに贈られる賞、
ゴールデンラズベリー賞の、記念すべき、
第1回の最低主演俳優に、
Neilさんが選ばれ、その父親役だった、
Laurence Olivier卿 にも、
最低助演男優賞が贈られるという、
残念な結果になってしまったんですよね。

ちなみに自分、映画は、
ロードショー公開時に観ています。
当時は、映画館は2館しかなかった、
田舎町におりましたが、
サスペンス映画『殺しのドレス』と、
2本立てで上映されていたんですよね。
そんなにひどいとは、
思わなかった記憶なのですが、
『殺しのドレス』のほうが、
当時、少年だった(笑)自分には、
いろんな意味で刺激が強すぎて、
あまり覚えてない感じもあります。(^^;)



※次回は、気になる新曲です。

The Artist : The First & The Final Hit (#50 Chester Bennington (of Linkin Park))

2022-07-10 12:14:01 | 天国へ行ってしまったアーティストたち
天国へ旅立ってしまったアーティストたちの、
最初のビルボードHot100入り曲と、
生前最後となったエントリー曲をとりあげて、
そのアーティストの功績を、
超ざっくりと振り返る、このコーナー、
今回は、今月の20日で、
没後5年になります、Linkin Parkの
Chester Benningtonです。

もう、5年経つんですねぇ。
Linkin Park、正式には、
解散は発表していないようですが、
Mike Shinodaは、まったく、
再開の予定もないことを、
ことしになってからも、SNSで、
語っているようでありまして、
やはり、Chester無しでは難しそうですね。

というわけで、今回は、
現在までのところの、Linkin Parkの、
初ヒットと最後のエントリー曲となります。

最初のエントリー曲は、以前、
同名異曲コーナーで登場済みの
"One Step Closer"なのですが、
ここでは、公式で、TV出演時の
映像がアップされていますので、
そちらを貼ってみたいと思います。



うーん、初々しいですね。
で、スタジオが狭い。(笑)

モンスターアルバムとなったデビュー作
"Hybrid Theory"からの1stカットで、
Hot100での最高位は、75位でした。

そして、最後のエントリー曲は、
Chesterが亡くなった、2017年、
リリースされたアルバム
"One More Light"からのシングルで、
2015年に"Gold"という曲を
ヒットさせていた女性シンガー、
Kiiaraをft.したナンバー"Heavy"です。



Hot100での最高位は45位でしたが、
アルバムのほうは、2作ぶりに、
No.1になっておりました。

スタジオアルバムは、全部で7枚出していて、
そのうち、5作が、
USチャートではNo.1になっているのですが、
1位になっていなかったうちの1枚が、
意外にも、最大のセールスを記録している
"Hybrid Theory"で、
最高位は2位なんですね。

※次回は、80年代お気に入り曲、
第130位の発表です。

Time Machine ~1978~

2022-07-09 10:41:37 | 懐かし洋楽
今回は、1978年の今ごろ、
チャートインしていた曲、
The O'Jaysの、
"Use ta Be My Girl"です。
(Pop #4 R&B #1)



2019年に、最後のアルバム宣言をして、
"The Last Word"をリリース、
そして、ことし、ステージからも、
引退宣言をして、アメリカ国内で、
Farewell Tourを行っている、
The O'Jaysの、78年リリースの
アルバム"So Full Of Love"からの
大ヒットシングルで、年間チャートでも、
42位を記録する好成績を残している曲です。
作プロデュースは、Kenny Gambleと
Leon Huffですね。

アルバムの"So Full Of Love"も、
この曲の大ヒットで、セールスを伸ばし、
ビルボードのアルバムチャートでも、
最高位6位を記録していて、
これは、The O'Jaysの、
アルバムチャートでの、
最高成績になるようですね。

The O'Jays、グループでの来日は、
1990年の、一回だけみたいですね。
そして、Eddie Levertさんの
ソロでの来日が、一度だけあって、
それが、2009年のことだったようですが、
残念ながら、どちらも行けておりません。

とくに、2009年のソロは、
グループのヒット曲以外にも、
Geraldとのデュエットナンバーや、
LeVertの"Casanova"、さらには、
Robert Palmerの"No.1ヒット
"Addicted To Love"などもカバーして
歌ってくれていたらしいですから、
行かなかったことを、ホント後悔しています...。

1978年7月8日付けのビルボードHot100
です。

78年と79年は、どこを開いても、
名曲だらけのチャートですなぁ。

<1978年7月8日、何があったか?>

経済学者で、大阪市立大学名誉教授や、
岐阜経済大学学長を務められた、
名和統一さんが亡くなったのが、
この日だったようです。

https://ja.wikipedia.org/wiki/名和統一
名和統一(wikipedia)

※次回は、天国へ行ってしまったアーティスト、
50人目です。

『エルヴィス』

2022-07-07 20:10:35 | 映画


『トップガン』も観ましたけれど、(笑)
ことし、一番観たかった映画は、
やはり、この作品でした。

自分がリアルタイムで知っている
Elvisは、晩年の数年間だけで、
77年に亡くなってしまったあと、
洋楽に興味を持ち始めてから、
若き日の映像や、68年の、
TVスペシャルの映像などを
見たわけなのですが、
どうも、それらのイメージが、
バラバラで、一枚の絵として、
Elvisのアーティスト像が、
今まで、見えてこなかったのですが、
まさに、この映画を観て、
パズルのピースがつながった感じでした。
初めて、Elvis Presleyが、
身近に感じられましたね。

とにかく、音楽ファンは観るべき映画で、
とくに、ソウル、ゴスペル、
ブルースに興味があるような方は、
一食ぬいてでも、観ていただきたいです。

いわゆる、「悪役」でありながら、
映画の語り部もつとめてしまう、
Tom Hanksは、まさに怪演。

Elvis役のAustin Butlerは、
予告を見て、似てないよなぁ、と
思っていたのですが、やっぱり、
見た目は似ていないのですが、
歌はもちろん、話し方が、
古い映像で知っている、
Elvis本人の声にそっくりで、
びっくりしました。

体型が変わってしまった
晩年まで演じ切って、
まさに、自ら肉付けして、
見た目が似てないのを跳ね返して、
Elvis像を作った感じでアッパレです。

あと、サントラ収録曲で、ここでも
話題にしました、Doja Catの
"Vegas"ですが、たぶん、
エンドロールで流れるんだろうなぁ、
と思っていましたが
しっかり、本編の中で使われていて、
それにもビックリしました。

どこで使われているか、
ぜひ、劇場でご確認を!




映画の中にも出てきます、
"If I Can Dream" こちらは、
Elvis本人の映像。

https://wwws.warnerbros.co.jp/elvis-movie/index.html
『エルヴィス』日本公式サイト

https://www.elvismovie.net/
"Elvis"US Official Site

※次回は、Time Machineです。

reminiscing ("true one-hit wonders") #2

2022-07-06 16:41:49 | 懐かし洋楽
ビルボードのHot100には、1曲しか、
ランクインしていないアーティストを、
懐かしみながら、今、どうしてるのかな?
と、浅く掘り下げようというコーナー、
第2回は、84年に、最高位29位を記録した、
カリフォルニア出身の、このバンドの、
こちらのナンバーです。



Autographの"Turn Up The Radio"ですね。
ロックチャートでの最高位は、
17位だったようです。

早くも、翌年リリースされた、
2ndアルバム"That's the Stuff"からは、
"Blondes in Black Cars"という曲が、
やはり、ロックチャートには、
入っていたみたいですが、
Hot100入りすることはなく、
Autographにとっては、この、
"Turn Up The Radio"が、唯一の
ランクイン曲になっているようです。

84年といいますと、Bon Joviが、
デビューした年でありますが、
Bon Joviの"Runaway"(#39)よりも、
その順位は上だったわけですが、
どこで差がつくか、
わからないものでありますね。

Autographというバンドは、もともと、
シンガーでギタリストの、
Steve Plunkettという人の、
ソロプロジェクトとして、
スタートしたのが最初らしいですが、
そのSteveさん、81年に、
”You Could Take My Heart Away”
という曲をTop40ヒットさせていた、
Sllver Condorのメンバーだった人で、
その曲がヒットしていたときは、
バンドには居なかったようですが、
83年リリースの2ndアルバム
"Trouble In Home"では、
ギターとバックボーカルを、
担当していたみたいですね。

Autographは、何度かの、
活動休止があったあと、2013年からは、
オリジナルメンバーの、
Randy Randさんと
Steve Lynchさんを中心に、
新たなリードボーカリスト、
Simon Danielsさんを迎えて、
活動していたようですが、
2019年にSteveさんが脱退し、
今年の4月に、Randyさんが亡くなったことで、
オリメンは、ひとりもいなくなったものの、
現在も、バンドは継続中みたいですね。

https://autographband.com/

※次回は、映画『エルヴィス』感想文です。