probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

No.11 コレクション(1978~2008)(50)

2022-07-18 11:18:17 | 懐かし洋楽
ビルボードのHot100で、
あと一歩届かず、Top10入りを逃した、
最高位11位の曲、89年の5曲目は、
10月に、1週だけ11位だった、
こちらのナンバーです。



イギリスのバーミンガム出身の
3人組、Fine Young Cannibalsの
"Don't Look Back"ですね。

8月の2周目に、76位で初登場、
3週でTop40入りして、
9周目に11位まで上昇したのですが、
翌週には、20位にダウン、
Top10入りは、ならなかったようです。

"Don't Look Back"は、
世界的大ブレイクとなった、
同年リリースの2ndアルバム
"The Raw & the Cooked"から、
USチャートでは連続No.1となった
”She Drives Me Crazy"、
"Good Thing"に続く、
3rdシングルでしたね。

そんな大成功を収めた、彼らでしたが、
"The Raw & the Cooked"が、結局、
ラストアルバムになってしまうんですよね。
92年に、正式に解散を発表し、
96年に、一時的に再結成をして、
当時の新曲と、それを含んだ、
ベストアルバムを発売したものの、
スタジオアルバムは、1枚も、
リリースされておりません。

ボーカルのRoland Giftは、
2002年にソロアルバムを出して、
たまに、ライブもやっているようですが、
基本的に、俳優業のほうが、
中心の活動となっているみたいです。

1989年10月7日付けのビルボードHot100
です。

1位は、日本でも、CS放送で、
話題のドキュメンタリーが
オンエアされた、あのシンガーの、
あの名曲です。

※次回は、気になる新曲です。

Time Machine ~1984~

2022-07-17 11:08:02 | 懐かし洋楽
今回は、1984年の今ごろ、
チャートインしていた曲、
Tony Careyの
"The First Day Of Summer"です。
(Pop #33)



70年代には、数年間、Rainbowの
メンバーだったことでも知られる、
カリフォルニア出身のシンガーで、
マルチプレイヤーでもあります、
Tony Careyの、同年リリースの
3rdソロアルバム
"Some Tough City"からのカットでした。

1stシングルで、Hot100では、
22位まで上昇した
"A Fine Fine Day"は、なんだか、
ジャパニーズ演歌みたいな
熱い曲調で、印象的なナンバーでしたが、
こちらは、わりとストレートな
ロックチューンでしたね。

Tony Careyは、この他にも、
ドイツ人プロデューサーである、
Peter Haukeが作ったユニット
Planet P (Project)に、
Rainbow脱退後に参加して、
83年にリリースしたアルバムから、
"Why Me?"というナンバーを、
ロックチャートでヒットさせて、
Hot100でも、64位まで
上昇させておりました。

さて、Tonyさん、まだまだ、
音楽活動は続いているようで、
2019年に、最新アルバム
"Lucky Us"をリリース、
昨年は、そのDX盤が
発売になっているみたいですね。


・Lucky Us (DX) - Tony Carey

1984年7月21日付けのビルボードHot100
です。

強力なTop3。
BOSSは、この2曲に挟まれて、
1位になれなかったんでしたなぁ。

<1984年7月21日、何があったか?>

Francis Ford Coppola監督作品で、
Matt DillonとMickey Rourkeが、
兄弟役を演じて、パートカラーも
話題になった映画『ランブルフィッシュ』が、
日本公開になったのが、
この日だったようです。

その1週間後に『フットルース』が、
公開されていたみたいですね。

https://eiga.com/movie/50606/
『ランブルフィッシュ』(映画.com)

※次回は、ビルボードのHot100で、
最高位11位だった曲、89年の5曲目です。

なんとなくAOR (#5 アーティスト特集 "Dr. Hook")

2022-07-15 20:41:59 | 懐かし洋楽
毎回、テーマを決めて、
なんとなくAORっぽい曲、
2曲をピックアップする、
このコーナー、第5回は、
アーティスト特集で、
Dr. Hookです。

Dr. Hook & the Medicine Show
として、72年にデビューして、
いきなり、"Sylvia's Mother"という、
世界的ヒットを放った彼らなのですが、
自分がリアルタイムで知っているのは、
75年に、グループ名を、
シンプルに、Dr. Hookとした、
さらに5年後、80年あたりからので、
その80年の大ヒット"Sexy Eyes"も、
あと一歩遅れて、後聴きだったんですよね。

結局、バンドは、83年のアルバム
"Let Me Drink from Your Well"を最後に、
解散して、以降、新作は
一枚も出しておりませんので、
要は、ほとんどの曲が後聴きで、
語れることは、ほとんどないのですが、
それでもやはり、名曲いっぱいの
グループなので、中でも好きな曲、
振り返っておきたいと思います。

まずは、82年に、Hot100の、
25位まで上昇して、バンドとしては、
最後のTop40ヒットとなりました
"Baby Makes Her Blue Jeans Talk"です。



2018年に、メンバーの、
Ray Sawyerさんが亡くなったとき、
追悼記事で、ちょっとお下品な
ミュージックビデオのほうを貼りましたが、
今回は、そのときは、
上がってなかった、パフォーマンス映像で。
同年リリースのアルバム
"Players in the Dark"からのカットでした。

そして、もう1曲は、
DEさんも、以前、お気に入りと、
書き込んでくださいました、
"Better Love Next Time"です。



79年リリースのアルバム
"Sometimes You Win"からの1stシングルで、
このあとが、"Sexy Eyes"だったんですね。

英語がよくわからなくても、
失恋したときに聴いたら、
涙もひいてきそうな、
そんなナンバーでありますね。

さて、Dr. Hookは、バンドは、
85年に解散して、一度も、
再結成などはしていないようなのですが、
ボーカルの、Dennis Locorriereさんが、
"The Voice of Dr. Hook”として、
ステージに立ち続けておられるようで、
昨年から今年にかけて、
デビュー50周年のツアーを
行っていたようですね。

https://www.dennislocorriere.com/

※次回は、Time Machineです。

"Get Closer" (追悼 Jim Seals (of Seals and Crofts) )

2022-07-14 11:08:37 | 同名異曲
今回の同名異曲は、"Get Closer"です。
今回も、追悼を兼ねております。

まずは、その追悼で、
こちらの"Get Closer"です。



先月の6日、79才で、
病のために世を去った、
Jim Sealsさんが、
Dash Croftsさんと組んでいたデュオ、
Seals And Croftsの、76年リリースの
8枚目のアルバムのタイトル曲で、
最初のシングルでもあったようです。
Hot100での最高位は6位。

ft.されているのは、71年のNo.1ヒット、
"Want Ads"などで知られるグループ、
Honey Coneのメンバーだった、
Carolyn Willisさんいうシンガーですね。

Jim Sealsさんといえば、その実弟が、
England Danこと、Dan Sealsさんですが、
そのDanさんが組んでいた、
England Dan & John Ford Coleyも、
"Get Closer"がヒットしていた同時期、
"I'd Really Love to See You Tonight"が、
ヒットしていたようでありまして、
8月に、2週間、両曲が、
Top10入りしていたことがあったようです。

R.I.P.

1976年8月21日付けのビルボードHot100

そして、もう1曲の"Get Closer"は、
Linda Ronstadtと
いきたいところなのですが、
80年代お気に入り曲コーナーで、
すでに登場済みですので、
こちらの曲にいたしました。



イタロディスコと呼ばれました、
イタリア発のダンスミュージックの、
代表的なシンガーのひとりでした、
Valerie Doreの"Get Closer"です。

1984年リリースのナンバーで、
本国と、当時の西ドイツで、
Top20に入るヒットになっていたみたいです。

イタロディスコ、80年代に流行した
ジャンルの音楽でありましたが、
派生して誕生したと言われる、
ユーロビートは、世界的ブームもあって、
日本でも人気になりましたが、
アンダーグラウンドな香りが強い、
イタロディスコのほうは、あまり、
流入してこなかった感じでしたね。

※次回は、なんとなくAOR第5回です。

今週の気になる新曲2曲。

2022-07-13 10:39:02 | 最近の洋楽
今回は、Jazz系ドラマーの新曲2曲です。

まずは、ドラマーなのですが、
ボーカリストとしても、評価を上げている、
Jamison Rossのナンバー、
"Tell Me You Love Me"です。



2015年にデビューアルバム、
2019年に2ndアルバムを出していて、
Jazz系の人なのですが、この曲は、
R&B系のステーションで、
好感触みたいですね。

もう1曲は、昨秋、
En VogueのCindyをft.した
"Meet Me In The Middle"という曲で、
レコメンしました、
CPT. Kirk and The Devil Hornsの
"Early In The Morning"です。



日本では、Tribal Techという、
バンドのドラマーとして、
よく知られている、CPT. Kirkこと、
Kirk Covington率いるグループの
新曲は、The Gap Bandのナンバーで、
Robert Palmerさんもヒットさせた、
80'sファンクの名曲カバーですね。
これは、黙って通りすぎるわけには、
いかない感じでありました。

ft.されている、Daddy Rooks
という人に関しては、調べたのですが、
情報が少なくて、ハッキリしたことが、
わかりませんでした。

※次回は、同名異曲です。