80's #124

80年代のお気に入り曲、200曲、
第124位は、ロンドン出身のロッカーが、
83年に、当時の自らのバンド、
The Attractionsを率いて放った、
こちらのナンバーです。



Elvis Costello & The Attractionsの
"Everyday I Write The Book"ですね。
（US #36 UK #28）

21世紀になってからは、The Imposters
というバンドを率いています、
Elvis Costelloの、同年リリースの、
8枚目のアルバムで、
The Attractionsとの名義では、
7枚目となった作品
"Punch The Clock"からのカットでした。

ミュージックビデオが、驚きで、
たいへんな話題になりましたので、
もっとヒットしていたような印象ですが、
チャート成績的には、まあ、
そこそこのアクションだったんですね。
日本で、皇室をパロディにした
ビデオを作ったら...？と考えると、
お国柄が違うんだなぁと思わされました。

歌詞のほうは、対訳を読む限り、
ちょっと気の強い、彼女との関係について、
歌っているような感じで、
ビデオの内容に合っているんですよね。
対訳を載せてくれているサイトも、
いくつかありますので、興味ある方は、
検索してみてくださいませ。

※次回は、気になる新曲です。

The Artist : The First & The Final Hit （#56 Richard Harris）

天国へ旅立ってしまったアーティストたちの、
最初のビルボードHot100入り曲と、
生前最後となったエントリー曲をとりあげて、
そのアーティストの功績を、
超ざっくりと振り返る、このコーナー、
今回は、あす25日で、没後20年になります、
Richard Harrisさんです。

72才で亡くなられたということで、
存命だったら、92才。
自分もそうなのですが、やはり、
俳優さんとして、広く知られた方で、
晩年は『ハリー・ポッター』シリーズの、
魔法学校の校長役をやっておられましたが、
自分が、初めて知ったのは、
TVで観た、往年の大スター競演の映画、
『カサンドラ・クロス』だったように思います。



そんな、Richardさんが、
シンガーとしての顔を持っていたことを
知ったのは、Donna Summerの曲として
認識していた"MacArthur Park"を
最初にヒットさせていたのが、
当のRichardさんだと知った時でしたね。



68年の5月に、最高位2位を記録する、
大ヒットになっていたんですね。
こちらが、Richardさんの
初のHot100入りナンバーでもあるようです。



Richardさん、Hot100に入ったのは、
"MacArthur Park"を入れて、
全部で4曲あったようですが、
最後のチャートインは、
71年の11月に、最高位41位を
記録したという、この曲になるようです。



75年に、20位まで上がった、
Elvis Presleyのヒット曲としても、
知られていると思います、
"My Boy"ですが、こちらも、
最初にチャートに入れていたのは、
Richardさんなんですね。

このあとは、俳優業が忙しくなったり、
アルコールと薬物依存に
苦しんだこともあったせいなのか、
音楽活動のほうは、目立った物は、
なくなっていったようですが、
役者としては、亡くなるまで、
名バイプレーヤーとして、
活躍を続けていましたね。

また、母国である、アイルランドには、
スカッシュをしている、
Richardさんの銅像が立っているようです。

※次回は、80年代お気に入り曲、
第124位の発表です。

Time Machine ～2007～

今回は、2007年の今ごろ、
チャートインしていた曲、
Jennifer Lopezの"Do It Well"です。
（Pop #31 R&B #99）



ことしは、Ben Affleckとの結婚で、
世間をあっと言わせました、
J-Loさんの、同年リリースの
6枚目のアルバム"Brave"からの
最初のシングルでしたね。

作プロデュースは、現在、
"I Ain't Worried"が大ヒット中の、
OneRepublicのRyan Tedderで、
ちょっと意外な気もするのですが、
プロデュースは、共同で、
初期の頃から、J-Loの曲を
手掛けていた、Cory Rooneyも、
参加しておりまして、
プロデュースは、Cory Rooneyが、
主導でやっていたのかな？
なんて思ったりしました。

また、ソングライターの名前には、
Hip-HopやR&Bのサンプリングの
定番曲の一曲である、
Eddie Kendricksの、73年のNo.1ヒット、
"Keep On Truckin'"を使っておりますので、
"Keep On Truckin'"の作者3人も、
クレジットされております。

Eddie Kendricksさんといえば、
もう、過ぎてしまいましたが、
今月の5日で、ちょうど、
没後30年だったんですね。

自分より、ずっと先に生まれていた人が、
52才で亡くなってしまっていたんだと、
改めて思うと、なんだか、
不思議な気持ちがしますね。



2007年10月27日付けのビルボードHot100
です。

1位は、このデビューヒットを出した時は、
まだ、10代だった、シカゴ出身の、
あのラッパーの、あの名曲です。

＜2007年10月27日、何があったか？＞

ことしは、大河ドラマ主演で活躍中、
小栗旬さん主演の映画
『クローズZERO』が公開されたのが、
この日だったようです。

https://eiga.com/movie/34275/
『クローズZERO』（映画.com）

※次回は、天国へ行ってしまったアーティスト、
56人目です。

reminiscing ("true one-hit wonders") #8

ビルボードのHot100には、1曲しか、
ランクインしていないアーティストを、
懐かしみながら、今、どうしてるのかな？
と、浅く掘り下げようというコーナー、
第8回は、1992年に、最高位14位を記録した、
このラッパーの、こちらのナンバーです。



N.Y.ブロンクス出身のラッパー、
Positive Kの"I Got A Man"ですね。
R&Bチャートでは、10位、
RapチャートではNo.1になっていたようです。

男性ラッパーが、なぜI Got A Man？？
と、不思議だったのですが、
男いるわよ、と言っているのは、
女性のほうで、その掛け合いが
楽しい曲になっているみたいですね。

サンプリングを何曲かしているようですが、
いちばんわかりやすいのは、
A Taste Of Honeyの、80年のR&Bヒット
"Rescue Me"ですよね。



Positive Kさん、現在55才のようですが、
元気いっぱい、活動中みたいですね。
ことしは、"I Get It Done"という
新曲もリリースしているようであります。



https://www.facebook.com/OfficialPositiveK/

※次回は、Time Machineです。

あのアルバム、この一曲。（36）

シングルカットはされなかったけど、
これは名曲では？と思うナンバーを
ジャンルに関係なく、
あげていく、このコーナー、
今回は、1980年の秋にリリースされた、
Stevie Wonderの19枚目のスタジオ作品
"Hotter Than July"から、
この曲を選びました。



アルバムの8曲目、レコードだと、
B面の3曲目に入っていました、
"Cash In Your Face"ですね。
邦題は「哀しい絆」。

"Hotter Than July"には、
もしかしたら、日本では、
一番有名なStevieの曲かもしれない、
キング牧師の誕生日を祝福する曲、
"Happy Birthday"が収録されておりますが、
こちらの曲は、ずばり、
人種差別について歌っていて、
肌の色で、住む家さえ借りられない、
そんなことを歌った歌詞みたいですね。

アルバムからは、1stカット
"Master Blaster (Jammin')が、
強烈な印象を残しておりますが、
他にも、Jodeciによるカバーもヒットした
"Lately"や、Michael Jacksonが、
バックで歌っている"All I Do"など、
いろいろと、聴き逃せない曲が、
詰まっているアルバムでしたね。


・Hotter Than July - Stevie Wonder

※次回は、reminiscing
("true one-hit wonders")
第8回です。