爺のつぶやき

石狩川のほとりに住む田舎の爺です。見たり聞いたり、その日の出来事などをつづっています。

貧困政治の根源

2004-11-16 20:41:00 | あれこれ
 昨夜から、オホーック海からの寒気で本格的な風雪に見舞われて冬本番となった。

 日中の気温氷点下0度、雪も10センチほど積もった。

 この冬は新潟中越地震で避難している人達や豊岡市など台風23号で河川が氾濫し住宅に被害を受けられた人達はどう過ごされるのかと思うと胸が痛む。

 小泉政権は献金をしてくれる銀行などは税金で救済するが、被災者のための人道支援をきちんとするのか心配だ。

 阪神大震災のように対応の誤りによる人災を起すことだけは避けてほしいものだ。

 ところで、世間の片隅でひっそり年金で暮らしているものにとって、最近のガソリン、灯油、野菜、たまご、など物価の高騰は、家計にもろに響いてきた。

 小泉政権になってから景気はよくならず、年金は下がる、物価が上がる、災害は立て続けにやってくる、まさに厄病神としか言いようがない。

 今日もテレビで、年金生活者からの増税についての報道があった。

 
 老年者控除の廃止、65歳以上の公的年金控除が縮小される。

 このことによって、社会保険料、所得税、住民税、などが、倍額支払いとなるという。

 (2004年、250万円の年金生活者は社会保険料82000円のみの支払いだったが、2006年は、社会保険料117636円、所得税、31200円、住民税、16575円、負担額165411円となる。)

 今後、医療保健、介護保健の負担増、あるいは、消費税の負担がおきる。

 24日、谷垣財務相は、国際や借入金を合わせた借金残高は729兆2281億円と国の借金を発表した。これに、地方自治体の借金204兆円、特殊法人の借金255兆円、これには国、地方の開発公社の借金は含まれていないという。

 借金には利息がつく、よくこんなに無責任に借金をしてきた議員さんは責任を感じていないのだろうか。
 借金はいつまでも出来るはずがない、必ずいき詰まる時が来る。



 こんなに借金を作ってきたのは歴代自民党政権であり、それを国会に送ったのは我々である。
 

 その政権が、とうとう年金生活者のふところにまで手を入れる政治を始めた。

 貧困政治の根源はこれらの借金から始まっている。

 

 

 

 


 



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