爺のつぶやき

後期高齢者で知識や話題に乏しい田舎ジジイですが、
見たり聞いたりその日の出来事をつぶやいています。

雪  虫 ( ユキムシ )

2008-10-14 19:16:00 | あれこれ
遠くに見える大雪山はすでに雪化粧し、朝夕の冷え込みが厳しさを増すこの頃、雪虫の群れが現れた。

ユキムシは風に吹かれ頼りなげに集団でやってくる。

青白い半透明の綿のようなこの小さな虫は、ワタムシとも呼ばれ有吻目に属するアブラムシの仲間。

道内に住む人々は、このユキムシで冬の訪れの近いこと知り急いで冬支度に取りかかる。

男は、庭木の雪囲い、外回りの片付けに精を出す。

女は、大根、白菜、キャベツなどの野菜とミガキニシン、砂糖、麹、酒粕を買い求め長い冬の生活に欠かせない漬物つくりにいそしむ。

ユキムシの出現は道内の人々にとっては生活の重要なシグナルとなっている。
  



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