爺のつぶやき

石狩川のほとりに住む田舎の爺です。見たり聞いたり、その日の出来事などをつづっています。

この国の農業はどうなるのか。

2009-08-03 19:32:00 | あれこれ
となりマチで今回の衆議院選にむけて公開討論会がありました。

民主党の現職は基幹産業の農業に「戸別所得補償制度」を導入して営農を守っていく事を訴えた。

一方自民党の比例で当選した現職は、生産調整を守っている地域にメリットがあるようにすべきだ。

幸福実現党のもう一人の方は生産調整には賛成しかねる。農産物の海外輸出も必要と訴えた。

国を背負っている国会議員候補者であれば食糧生産のほとんどを他国に依存している現状をどうするのかもっと突っ込んで話して欲しかった。

私は43年間農業団体にお世話になった人間として農業の市場原理主義と規制緩和で後継者も育たず、離農が相次ぎ、農村の衰退を目にしてきました。

この国は農業政策にどう取り組もうとしているのか、農業にたいするビジョンがまったくありません。

農業は国民の命を守っているのです。
農業が破綻すると国が滅びる事になります。

国会議員はもっと真剣に農村、農業の現場を見て議論して欲しい。


コメント
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