28日◇札幌ドーム
日本ハム5-1オリックス
中田2発5打点で上沢を援護
日本ハムは3回中田翔のレフトスタンドへ11号2ランで先制、先発は左ヒザ骨折から復帰し今季初勝利を目指す上沢直之投手。
今季3度目のマウンドで140キロ台半ばの直球やカットボールを軸に変化球を使い相手に的を絞らせず、4回1点を失ったが1,3,5回はいずれも三者凡退に抑えた。
守備にも助けられた。1点リードの6回1死一、二塁でT-岡田のライト前ヒットを右翼の太田が前進して捕球しすかさず本塁へワンバウンド送球し二塁走者を刺した。
打線は7回中田翔が豪快に振り抜いた当たりはリーグトップの12号3ラン。主砲が5打点の活躍で試合を決めた。
上沢は昨年6月18日DeNA戦で左ヒザに打球を受け全治5か月の重傷を負ったが、今季最長7回1失点で413日ぶりに勝利をつかんだ。
栗山監督「選手みんなが上沢に勝たせたいと思っていた。こういったものがチームにとって推進力になっていく」と喜んでいた。