Rikoの再建日記~気ままな恋文

病期3の乳がんから自家組織再建、リンパ浮腫治療、抗がん剤後の薄毛治療など、心身共に毎日が昨日からの再建って感じの日々♪

これが最後

2013年07月12日 00時53分42秒 | 趣味などなど・・

 

さて、何が最後かというと・・・・・

前日から気合をいれてアップした金魚の長襦袢。

この日で着納めにする。それにふさわしい場所、毎年恒例の京都貴船川床にお茶のみんなといってきた。

この場所がさっきまで食事してたところね、

とのぞいてるこの場所から、なんだか沢山写真を撮られてた。

きっと、観光の外人さんだろうけど、あきらかに狙われて撮られてました~

そうなのだ!

この金魚の長襦袢と、それが透けるように選んだ絹芭蕉は張り感のあるきもので、ちょうど金魚鉢のようになり、これまで数々の武勇伝!?

を残してきた伝説の着こなし、組み合わせなのだ!(最後だからビックマウス全開

ある時は赤坂のまちなか、この姿をみたご婦人が「お見事!」と声をかけてくださったでありんすよ。あれは34、5歳の頃でありんすか・・・。

で、またある時は、京都のくずきりやさんで、「こんな方に京都こられたら、京都の祇園さんはかないまへんえ~」といわしめ、

またある時は、美術骨董際でいつのまにか10人以上の人にかこまれぞろぞろ「ホレ、ソレ、アレ」(おばさんたちの名前が出てこない~ってときのあれね。出てくるわけない!私のことなど知ってるわけないわけだし~笑)

とひそひそ語られ、写真撮らせて攻撃をうけ、

書き出せばきりのないほどの自慢話。あ~~きもちいい!きゃはは~~

ま、ホントに透け具合が綺麗なの!

前姿は帯より上が感じがよく解る。裾は重なってるからさすがに透けません。

帯も金魚。

 夜のとばりの中でやっぱりかっこいいと思う。

今日も、たくさんうっとり視線で見られた。若い同行の女子も素敵~とうっとりさ~

おしまれつつの引退金魚でやんす。

やっぱね~、47歳と7か月・四捨五入で50歳。年は気にしてないけど、首のしわが気になるお年で、赤の金魚は「痛い人」ぎりぎり。(っもう既に手遅れって声はないことにしよう)

 

これからは、流水とかの文様を透かして着るのがきれいかなぁ。

金魚長襦袢はまさにこんな涼しげな器のような着物だった。

充分、私の夏の日に思い出を刻んでくれた。

きれいに洗って、大切に、これはしまっておこう。