記憶探偵〜益田啓一郎のブログ(旧博多湾つれづれ紀行)

古写真古地図から街の歴史逸話を発掘する日々。ブラタモリ案内人等、地域の魅力発掘!まち巡りを綴ります。

20世紀少年最終章と高校生クイズに熱くなる!

2009年09月04日 23時50分35秒 | 演劇・音楽
 毎年欠かさず見る番組に「高校生クイズ」がある。今年は忙しすぎて何時あ
るのか未確認だったが、帰宅してTVを付けたら放送が始まりラッキー!結局、
最後まで真剣に観てしまった。5月だったか、番組の問題づくりの段階でスタ
ッフから地図に関する問題について問い合わせがあった。どこで出されるかと
思っていたら、決勝のあの場面での出題で一人納得。

 高校生クイズは自分にも少なからず思い出が。第1回大会の北部九州予選に
友人らでチームを組んで出場した経験があるからだ。福岡市の護国神社駐車場
で行われた予選の司会は福留アナ、当時はまだ「アメリカ横断ウルトラクイズ」
もあり、進学したら本気で予選に出るつもりだった(笑)。高校生クイズは今
のような知名度はなく、学校(築上中部高校)には内緒だった。

 当時は年2回開催(冬と夏)で、友人らは3年の夏も課外授業をサボって参
加(笑)。当時、毎週土曜日に学校内有志(グループ)で模擬クイズ大会をや
っていたのだから、ヒマ人だったのか、本気だったのか今となっては笑いのネ
タである。友人I君ら5人で応募したRKBラジオ「スマッシュイレブン」内の
「カジノスマッシュ」第1回に出演し、見事にメンバー全員正解で賞金2万円
をゲットした時は、友達皆で大騒ぎだった。

 その時は先生の一人がラジオを聴いていて、すぐに学校にバレたんだと思う。
それでも友人らが勝利を勝ち取ったのに刺激させて、私を含む他の5人で再度
チャレンジ。二匹目のドジョウはおらず、我々は見事粉砕した(笑)。最初に
簡単に全問正解が出て、その後は問題が難しくなった印象もあったり無かった
り(笑)。その後、いよいよ受験本番になり、クイズ熱は急速に冷めた記憶が
ある。毎週のクイズ大会の問題づくりを担当していたのは私で、その頃から雑
学は大好きだったのだな、と今年の「高校生クイズ」を観ながら感慨に浸った。

 閉塞感満載の21世紀、願わくば今一度「アメリカ横断ウルトラクイズ」の復
活を(笑)。過去の再放送でも良いです!高校生クイズに無い「バツゲーム」
をもう一度観たい。

 29日夜、仕事がひと段落して時計を見ると22時。思い立ってこの日から公開
された映画「20世紀少年最終章~ぼくらの旗」を観に行った。深夜だというの
にキャナルシティ13の客席はほぼ満席。疲れから「途中で眠くならなければ良
いけど」という心配は無用、最初から最後まで映画に吸い込まれるように観た。
少々原作と違う結末にも納得、大満足の2時間半でスッキリ気分転換になった。

 それぞれの配役がいちいち原作のイメージ通りのこの映画だが、特にカンナ
役の平愛梨が自分のイメージ通りでお気に入りだ。小柄な彼女は上野樹里らと
共演した映画「笑う大天使」で見せたバトルシーンも印象に残っていて、その
時の印象から「彼女がカンナ役だと良いのに」と映画化が決まった時から思っ
ていたからだ。

 マイナーな「笑う~」は、自宅から一番近いお気に入りの映画館「シネリー
ブル博多駅」で観た。原作のファンで上野樹里主演ということで少し話題にな
ったが、映画の中で印象に残ったのは平愛梨と関めぐみの方だった。無意味に
思われた映画後半の中途半端なCGの格闘シーン(予算の関係?)だったが、平
の目ヂカラが「20世紀少年」に繋がった気がする。

 この映画のロケは今や再建引き受け先が決まらず彷徨うハウステンボス(笑)。
FM福岡やローカル番組でおなじみの斉藤ふみがアナウンサー役で出ていたのも
トリビア?私の愛読紙のひとつは「ロケーションジャパン」。映画やドラマ等
のロケ地紹介やロケの裏話満載の月刊誌だ。各地のフィルムコミッションの活
動やロケ地に求められる条件などの勉強にもなる。吉田初三郎が今の時代に生
きていたら、きっとロケ地探しのカリスマになったかも(笑)。

今日の写真は、29日に中洲大通りで行われた「中洲ジャズナイト2009」。
3カ所にステージが設けられ、大勢の観衆が詰め掛けた。シニア世代も多く、
若い人に混じってカラダを揺らしてリズムを取り楽しんでいたのが印象的。
中洲再興のひとつの道筋になるかも。

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