記憶探偵〜益田啓一郎のブログ(旧博多湾つれづれ紀行)

古写真古地図から街の歴史逸話を発掘する日々。ブラタモリ案内人等、地域の魅力発掘!まち巡りを綴ります。

放生会と8ミリ映像鑑賞会とミクロドロップ公演。

2009年09月16日 01時10分40秒 | 博多部
 放生会の季節だ。雨上がり15日の夕方、カメラ片手にぶらりと筥崎宮へ出掛
けた。まだ5時過ぎだというのに参道は大勢の人で大賑わい。今年も約700店の
露天と、恒例の「おばけ屋敷」「見せ物小屋」は健在で、ほっとひと安心。これ
だけの規模の縁日は全国探してもほとんど無いそうだ。納得のいくスナップ写真
もたくさん撮れて、新しょうがを買った。

 参道近くの箱崎水族館喫茶室へ立ち寄り、夕食にハヤシライスと丹沢サイダー
をいただく。放生会の期間中は、フォトブックの5巻に写真を提供してくれた、
鉄道史研究家・小田部秀彦さん撮影の福岡市内線沿線の写真パネル、フォトブッ
クの拡販も兼ねて展示中。この日は私が立ち寄る直前に、小田部さんご本人も店
に来られたそうだ。

 その後、「福岡アジア美術館トリエンナーレ2009」の一環として行われた、昔
の8ミリフィルムの記録保存作業の成果発表会「公開鑑賞会in庵」に顔を出した。
個人的には池田さん撮影の福岡市内の名所めぐり的映像と、梅原さん撮影のカネ
ボウ(現・キャナルシティ博多の場所)の巨大スライダープールの映像に感激!
池田さんの映像には、今はなき福岡玉屋の屋上遊園地の映像もあって大感動!!

 鑑賞会会場で隣の席になった女性が、私の小学校~高校の同級生の女性の妹さ
んと判って驚く。偶然とは恐ろしいものだ。ご本人も私と同じ築上中部高校の同
窓生と判り、10月17日に旭桜会福岡支部の総会があることを伝える。

 お開きの「手一本」が入った後、会場の一番奥に目をやると、日本酒好きのお
歴々の会「博多手一本の会」でご一緒している安武さんがいる事に気づき、声を
かけた。手一本が入った後なのに(笑)、そのまま安武さんのテーブルへ移って
お酒をいただき、ご一緒のお歴々を紹介していただいた。昔の博多の町並みが写
った8ミリの上映会だっただけに、私のことを話題にしてくれていたそうだ。

 その「手一本の会」の例会は前日14日に開催。8月のマリエラクルーズは欠席
したので2ヶ月ぶりの参加だった。圧倒的にメンバー最年少の私だが、皆さんに
可愛がっていただき、初参加から早いもので3年になる。話題は11月恒例の柿狩
り&温泉ツアーを中心に、毎回様々な内容が聴けてこれが一番楽しい。ついでに
日本酒も料理も美味しく、やめられない(笑)。

 美味しい料理とお酒といえば、10日の夜は共創マーケティング研究会の夜の会
だった。アダルの武野さん推薦の日本料理「石堂橋 白つぐ」(博多区中呉服町)
が今回の会場。石村萬盛堂社長をはじめ、お馴染みのメンバーでこの日も楽しく
会食。シンプルな店内にイケメンの若手料理人・白次さんの創り出す料理はとて
も美味しい。店内は女性客も多かった。隠れ家的名店!

 12日(土)夜、太田美穂さん率いる劇団「ミクロドロップ」の新作公演「カノ
ンMaj7」を観た。一年ぶりの新作は、太田さんらしい繊細かつ心理描写の豊かな
舞台。誰でも持っているであろう、心の葛藤や微妙な心理描写は、見終わった後
に色々と考えさせられる。たぶん観た人それぞれが違う感想を持つのではないだ
ろうか。というより、同じ舞台でも観るたびに、ひょっとすると演じる側も演じ
るたびに得る感覚が違うのではないか、と考えてとりあえず台本を買った。

ミクロドロップ

 13日(日)は冷泉地区の敬老会「敬寿会」が櫛田神社・恵比寿会館で行われた。
前日は雨の中、弟とともに準備を手伝った。これまでは座敷での宴だったが、今
回からはテーブル&椅子に変更。準備や片付けは大変だったが、苦労の甲斐あっ
て参加された皆さんからは好評。足腰の弱った方が多いので、途中で早めに帰る
方がこれまで多かったが、今回は皆さん最後まで笑顔で抽選会や宴舞台を楽しん
でおられた。爽やかな充実感を感じた一日だった。

今日の写真は、放生会のおばけ屋敷。
由緒正しい佇まいは、隣の見せ物小屋とともに行列ができていた。


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