記憶探偵〜益田啓一郎のブログ(旧博多湾つれづれ紀行)

古写真古地図から街の歴史逸話を発掘する日々。ブラタモリ案内人等、地域の魅力発掘!まち巡りを綴ります。

博物館明治村で「花子とアン」ロケ地めぐり

2014年07月29日 09時18分14秒 | 昭和の観光学

名古屋滞在2日目、午前中は母を伴って犬山の「博物館明治村」へ。NHK「花子とアン」ロケ地めぐり、明治44年製の京都市電。はなと蓮子が学芸会で「ロミオとジュリエット」を終えた後、蓮子の兄・葉山伯爵の背中にいたずら書きをした後に逃げて飛び乗った電車ですね。

「腹心の友」になった名シーンはこの電車のなか。

電停からすぐの「北里研究所本館・医学館」は、2人が出逢った修和女学校の外観。映像の中にあったアングルを意識して数カット。

集電装置がポールなので、方向転換でこんな光景(次のカット)が観られるのも嬉しい。

ちなみに、二人が実際に女学校で同級生だったのは明治42~43年だったので、明治44年製のこの電車はまだ製造されてなかったりします(笑)。映画「ALWAYS三丁目の夕日」に発売前のミゼットが登場するのと同じ…小さな雑学遊び心。

長崎電気軌道の最古参「160形(もと九州電気軌道23号 / 西鉄福岡市内線153号)」と同い年の明治電車は絵葉書の中から抜け出た感覚、この車両は大好きです。KBC「福岡天神時間旅行」制作時、CG電車シーンのロケ地候補で推薦した車両のひとつ。

 


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