関門海峡に架かる関門自動車道「関門橋」は、1973(昭和48)年11月14日に開通しました。この記事の投稿の翌日2023(令和5)年11月14日に50周年を迎えます。
NHK(山口放送局・北九州放送局)が関門橋開通の特集を展開していて、工事風景など当時の貴重なカラー映像もX等で紹介されており、見入ってしまいます。
11月12日にはNEXCO西日本が関連イベントを開始したり、記念ライトアップが始まったりと静かに盛り上がっています。北九州市・下関市在住者向けの記念ツアーなどもあるようですが、私が企画をお手伝いしているFBSめんたいワイド「ひと駅ノスタルジー」でも11月13日(月)16時台の放送回で「関門橋50年」特集が放送されます。
また、開通当時に発行された関門橋の絵葉書セットがいくつかあり、いい機会なのでアーカイブサイトで公開しました(関門橋と関門海峡)。2枚目・3枚目の写真は、その中の一枚で開通前の工事風景であることが判ります。
全長1068mで海面から橋桁までの高さは61mで、完成当時は「東洋一の吊り橋」と呼ばれたそうです。
手持ちの資料の中には、関門橋開通当時に刊行された「続・グラフ関門橋〜開通式までの記録(赤間関書房)」という冊子があります。
今回、めんたいワイド「ひと駅ノスタルジー」特集は、この冊子を担当ディレクターに貸し出したことがロケ実現のきっかけになりました。快晴に恵まれたロケでは、普段は入ることができない主塔の最上部まで登らせていただき、過去イチのハード&爽快なロケになりました。その一端は、放送でご覧いただければ幸いです。
ロケでは、開通当時の絵葉書にも登場する絶景アングルを巡り、最後は火の山展望台からの夕景。これだけ快晴で空気が澄んだ状態で関門海峡を訪れたことが無かったので、貴重な機会になり写真もたくさん撮りました。
ロケ当日に撮影した絶景写真は、後日追加で公開したいと思っています。