marcoの手帖

永遠の命への脱出と前進〔与えられた人生の宿題〕

世界のベストセラーを読む(451回目)この国はすでに彼らの手中にありか(『全体主義の起源』ハンナ・アーレントを読む)

2017-11-08 07:44:22 | 日記
 支配を安易に暗示的に知らしめるには、物騒なあのエリアに対立が発生しなければいけない。そのような緊張を起こすことによって、味方になるものを増やし安心を得るという心理がある。多勢に無勢という訳だ。勝利者に加担するものは最終利益を共有することが出来るから。その争いの中で、やはり勝つためには不安解消の武器があったほうがよい。購入させられる。購入額はともかく維持費も大変。これが、対立を実は望んでいるということの理由。隣国もそうだが、例の聖書の国も元々はそうなのかもしれない。歴史を調べると分かるのだが、かの周辺の地下には人類史上最大の地下資源が眠っていたからね。これと地上の歴史の上の元々の紛争を再燃させた訳だ。そうなったということ。きっかけを起こし、味方になって応援するからと漁夫の利を得る仕組み・・・。そして歴史に残るのは結論として勝者の良い意味でのみの記録となる訳だ。歴史の一つの方向性のある、つまり歴史としての記録として残るのは、すべてそうなのだろう。
◆そもそもネットは戦争の技術、情報戦の勝者となることができる。だから、そのおおもとの基本ベースは、開示できず誰かれその基は崩せない。で、選挙の集計がその機器とシステムを使うとして、そのおおもとの基本管理がこの国のもので無いとすれば・・・。己を知り、相手を知れば百戦危うからず・・・とあるが、肝心、要の選挙の票を把握操作できるとすれば、その国の方向性を決める手立てを手に入れたも同じなのだ。で、危険をあおり架空でも危機意識を高め、そのことにより解決手段を外に頼み、大変な額の対向武器を交わされ、その金はどこから来てるかまでは、大衆はピンと来ていない。秘密保護法とやらで、その内容は国民は詳細知らされることがないだろう親密な交渉内容。又、経済、経済と言って集団的自衛権もあるから、どこかできな臭い争いを沸き立たせればいい。武器も必ず老朽化、更新しなければ使いものにならなくなるから・・・。いずれ宗教には関係ないシステムのようであるが、命に関する脱出と前進そのシステムが自国で人が気づき取り入れ、暫時、実施され続けるようにならなければ、人もそうだが、いずれその国は朽ちていくだろう。結論は簡単なこと、質の良いものは安ければ売れる。しかし、この国の人々には難しいぞ、質素、倹約の中に「禅」のような生きる「美」というような満足を見出す術を知っているから、この国は負けない。実は、彼らも彼らの伝来の聖書の教えに聴くべきだ。パウロの手紙は、そのことを語っている。何がお望みだい。隣国からの人の解放? 小泉君の時のように任せな、その代わりこちらの要求を満たして欲しいのだ、なあ、兄弟!
◆ロシア疑惑など間違えてもこの国からそのような発信はない、それは同盟国でなくてもこの国はそのような事は発信しないだろう。アメリカナイズされた隣の国などは、行うけれど、例えばアップルに楯突いたように。隣の国は内容はともかくキリスト者がとても多いが肝心な聖書の民自身を決して実は忘れてはいけないということである。あなた方の信じている方の父なる神は生きて働いているのだから。イエスを十字架につけて殺したのも彼らの先祖であったことを忘れるな、です。自己の中に基本となっている自己(自己の定義は別にして)の中にすでに反発、猛烈な逆説がある。世界はそうして動いているようだ。そして、人類は昇華されていくと僕は信じたい
◆この国はすでに彼らの手中にあり・・・か。 掲題の著作、彼女もユダヤ人であった。戦う真の知識人というところか、なぜなら、このブログを読まれてきた方の彼らに対する苛立ち、彼らの彼女に対する猛烈な非難、全く、今のこの国の有り様、世界の有り様を見ている指摘である。僕らは、人類の生き様を何から学んでいくのだろうか。2017年1月全米でベストセラーになった。「悪」をみつめた20世紀の古典と言われている。・・・続く