marcoの手帖

永遠の命への脱出と前進〔与えられた人生の宿題〕

世界のベストセラーを読む(491回目)東日本大震災7年を覚えての礼拝と思い出すこと

2018-03-11 22:03:48 | 日記
◆奥羽にある58の教会・伝道所各地区が決められた場所、日時で、覚えて礼拝を持つ。
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 2011年3月11日午後2時46分、東北地方太平洋沖地震が発生、多くの被害が生まれました。全国では15,894名の方々が亡くなられ、今もなお、2,546名の方々が行方不明です。原発事故による被災によって、今も自分の家に帰ることの出来ない方々が73,349名おられます。放射能被害、住居が失われた方々・・・7年たった今もそこに済む方々の中にはあのときから時がとまったままの方々がいることを覚える。
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◆礼拝のメッセージは、韓国からの東日本大震災をきっかっけにこの地区の伝道の働きに来られて5年になる宣教師。流暢な日本語。
 とりつがれた聖書の箇所は、旧約聖書エレミア書であった。日本にこの天災を通して聖書の言葉のリバイバルを希望しているとメッセージを語った。旧約聖書のエレミア書は、神の言葉に導かれて歩んで来た民(約紀元前千年頃に有名なダビデ王によって統一された国が、北イスラエルと南ユダに分裂)が再三の警告にも係わらず、神の言葉から離れ、高校の世界史でも学ぶ北のバビロンからの奇襲に捕囚と世界に散らされることの預言をし、そのことが実現したことが書かれている。そして、さらに彼らは帰ってくると預言する。(世界に離散、デアスポラの人々の一団が流れ流れて日本まで来ていると僕は考えるのだけれど・・・)
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 『主はこう言われる。バビロンに70年の時が満ちたなら、わたしはあなたたちを顧みる。わたしは恵みの約束をはたし、あなたたちを子の地に連れ戻す。わたしは、あなたたちのために立てた計画をよく心に留めている、と主は言われる。それは平和の計画であって、禍の計画ではない。将来と希望を与えるものである。そのとき、あなたたちがわたしを呼び、来て祈り求めるなら、わたしは聞く。わたしを尋ね求めるならば見出し、心を尽くしてわたしを求めるならば、わたしに出逢うであろう、と主は言われる。わたしは捕囚の民を帰らせる。わたしはあなたたちをあらゆる国々の間に、またあらゆる地域に追いやったが、そこから呼び集め、かつてそこから捕囚として追い出した元の場所へ連れ戻す、と主は言われる。(エレミア書29章10~14節)』
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◆この震災により、実家が陸前高田の知人のご両親と姉が亡くなった。母親は未だ見つかっていない。遠戚の工学系の伯父は原発の事故は人災であるとすぐに言い切った。そして僕は、40年も前になるが学生時代の夏休み企業の実習に2単位のレポートの為にあの(福島)原発の圧力容器の釜の材質の試験を行い広島にある大手企業の実験室にその寮から2週間ほど通った。金属元素の組成を変えて衝撃により強い材質を開発するというものだった(バレストレイン試験)。ここで初めて企業にある小型SEMは大学にもあったが大型のSEM、EDX(電子顕微鏡、元素分析器)なるものを拝見。研究室の部長は博士号を持つバリバリの学者で、教室体型に机が並べられ全員、部長デスクに背中を向けて着座。化学系、物理系と班が分かれ特許の課題達成のグラフが掲げられ、日々、レポートがその部長にチェックされるという仕組みのようだった。1階が実験室、広島大学出だという白衣を着た女性が試験をしながらひとり空き時間に爪にマニュキュアを塗っていたのが記憶に残っている。・・・つまりだ、アメリカG&E社から当時のN政治家が中途の技術を売り込まれ、試験しつつ不完全ながら原発安全神話を吹き込まれともに実験しながら未来のエネルギーの為になどと謂われ、かなりの投資をしてきた負の遺産の処置の落とし何処の踏ん切りがつけられないのが今の現状ということである。・・・真の神というものがいなければ、何をベースに人類の善悪の判断基準とするのだろうか。・・・ Ω