諸外国の政治家たちが新たに就任する度に「この人は親日家」と騒ぎたて、それでもそんな個人的な感情は国益の前ではたいした要素にもならずがっかりするということを各マスコミは繰り返していますが、トルコの人たちはその日本への親近感を持ってくれている方が多いそうです。
1890年に和歌山県沖でオスマン帝国(現在のトルコ)のフリゲート艦「エルトゥールル」が台風により遭難、沈没し500人以上の犠牲者を出ました。
その際、和歌山県串本町の住民は総出で救助介抱に尽力したそうです。
小さな町で言葉も通じずに、灯台守の持つ国際信号旗でのコミュニケーションを頼りに69人の将兵を助け、台風の中自分たちの備蓄分を崩してまで食料や衣服を分け与えたその献身的な活動が今でも語り継がれ、子どもたちの教材にも取り上げられることもあって、そのことから現在でもトルコの方には日本人の印象が良いものとなっているようです。
で、その「エルトゥールル号遭難事件」から125年という記念事業の一環としてトルコ海軍のガビヤ級フリゲート艦F495「ゲディズ」が東京港晴海に親善寄港したということなので見にいってきました。

基準排水量は3159トンで満載排水量4057トンとフリゲート艦としても結構小柄なのかな?
元米海軍のオリバー・ハザード・ペリー級FFG19「ジョン・A・ムーア」だそうです。

外国艦は外にエンブレムを掲示してあるのでカッコイイ。
海自艦もそうすればいいのに……「いずも」とか……
護衛艦「いずも」の引き渡し式に行ってきた

ネズミ返しがその役目を果たしていません。
こんな大きな隙間では東京の肥え太ったネズミでもやすやす侵入できちゃいます。
まぁ、ネズミが船に乗り込めないとシロイタチのノロイに占領された島を助けにいけなくなっちゃうけどね。

あの岸壁と艦の間にある巨大な緩衝風船を見るとつい飛び乗りたい衝動に……

何がかいてあるのかさっぱりだ。

なんかカッコイイ兵士の方がいるよ。

MG3を撃つマネをすることもできちゃいます。
でも外にいるのは海賊たちではなくこれからこのフネに乗り込む列の我が同胞ですが。
こんなことまでできるほど自由なのですが、迷彩服を着た若者が知ったかぶったようにガチャコンと大きな音を響かせコッキングレバーを引いたときには警備兵に注意されていました。
その兵隊さんはヘルメットとボディーアーマーを着用し、肩からMP5をぶら下げているものだからおとなしくなるしかありません。
ま、そのMP5はよく見るとマガジンを装着していないんだけどね。

前方に係留されているのは今回のエスコート艦、ホストシップのDD110「たかなみ」です。

基本自由なのでハシゴを登りVLS(ミサイルの垂直発射セル)のハッチも見ることができます。

ターターにはトルコ国旗があしらわれていてオシャレ。

対空ミサイルがここをスルスルと上り発射態勢になります。
グリスがべったり。

ブリッジ横の双眼鏡。
敵の潜望鏡を探せ~っ!!……って結構曇っていたけど大丈夫なのか?

チャフ投射機は実弾っぽいのが刺さっています。

”T・B・O・J ”? どういう意味?

76mm単装砲。
横に装弾しているイラストが素敵。
でもあきらかにこいつの砲弾よりもずっと大きそう。

砲口蓋にはエルトゥールルをデザインした今回のプロジェクトのマークを貼ってある。

海自艦だと大抵の兵装は台の上に乗っていて近づくことができないんだけど、このゲディズはさっきの単装砲といい、このCIWSといい触れるくらいのところにあります。

給弾ベルトと歯車がカッコイイ。
でも、こんな濃厚なディテールを見ちゃうと益々プラモを作る手が動かないんだよね~

上りは平気でも下りは怖いラッタル。
砲弾らしきものが並んでる?
訓練用のダミーとかなんだろうけど。

公開初日には艦載ヘリのS70を引っ張りだしたりしていたらしいけど今日はシャッター閉まったまま……

ヘリデッキではトルコのお菓子が振る舞われていました。
海自艦艇公開にはいくつか行ったことがあるけどこんなことは初めて。
乗員のみなさんもフレンドリーだし、ぼく人見知りなのにわからない言葉で話かけてこないでーな状態ではあったのですが、やはりトルコのひとたち日本人スキスキなのは本当のことなのか?

まぁゲロ甘でしたが……
なのに続けて勧められ3コ食べることに……

記念品としてメモ帳とシールが貰えました。
日本語一生懸命書いたようです。

下船後目の前にはトルコのお菓子の宣伝が。
これまた甘そう……

続いてホストシップの海上自衛隊護衛艦DD110「たかなみ」です。
DD110の艦番にちなみ本日の乗船110番目の方は何かプレゼントが貰えたようです。
ゲディズより先にこっちに来ればよかった……
ところでAKB48とかが好きな人って「たかなみ」が「たかみな」に読めちゃったりしないのだろうか?

こちらはブリッジの中も撮影OKでした。
まぁ、CICではなく操舵室には機密はなさそうだものね。

戦闘態勢表示板…… これだけでご飯2杯は食べれそう。
敵対航空機の絵、ハリアーっぽいよね。

携帯電話を所持してブリッジに入ってはいけないようです。
実際、世界各地の戦場最前線で兵士たちが発するSNSで居場所や作戦がバレてしまう問題が頻発しているそうですね。

照明パカパカやりたい。
SOSしかうてないけど……

こちらの双眼鏡はすごくクリアでシャープでした。
それにとても明るいレンズです。
たとえ月の出ていない真っ暗な海であっても自由自在に針路を変え、直前を横切る小さな漁船とぶつかればマスコミからはこぞってこの見張りの責任だと騒ぎ立てられてしまう厳しい任務です。

ほら、フツーこんなふうに近づけないとこにあるんだよね。

魚雷発射管ーっ

「無理な泳ぎはするな」そして「サメに注意しろ」ってどう気をつけろと……
でもこの掲示に改めて命のやりとりをするフネなんだと背筋が伸びる思いです。

マストにはトルコ国旗が翻っています。

客船ターミナルビル真横に接岸しているのでディテールもバッチリ。
そして益々プラモ製作の手が止ま……(略)

ヘリデッキに焼き鳥屋台が……
ゲディズも明日朝に出航し、日本を離れるので最後の交流で焼き鳥が振る舞われるのかな。
夜の満艦飾に加え赤提灯も灯りおもしろい写真が撮れそうだけど、夜勤明けなのでこれ以上はもう無理……

さ、晴海客船ターミナルに来たからには「KiRa-KiRa Sensation!」~「僕らは今の中で」を歌わなきゃな!(モウソンナボケハイラナイッテ)
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1890年に和歌山県沖でオスマン帝国(現在のトルコ)のフリゲート艦「エルトゥールル」が台風により遭難、沈没し500人以上の犠牲者を出ました。
その際、和歌山県串本町の住民は総出で救助介抱に尽力したそうです。
小さな町で言葉も通じずに、灯台守の持つ国際信号旗でのコミュニケーションを頼りに69人の将兵を助け、台風の中自分たちの備蓄分を崩してまで食料や衣服を分け与えたその献身的な活動が今でも語り継がれ、子どもたちの教材にも取り上げられることもあって、そのことから現在でもトルコの方には日本人の印象が良いものとなっているようです。
で、その「エルトゥールル号遭難事件」から125年という記念事業の一環としてトルコ海軍のガビヤ級フリゲート艦F495「ゲディズ」が東京港晴海に親善寄港したということなので見にいってきました。

基準排水量は3159トンで満載排水量4057トンとフリゲート艦としても結構小柄なのかな?
元米海軍のオリバー・ハザード・ペリー級FFG19「ジョン・A・ムーア」だそうです。

外国艦は外にエンブレムを掲示してあるのでカッコイイ。
海自艦もそうすればいいのに……「いずも」とか……
護衛艦「いずも」の引き渡し式に行ってきた

ネズミ返しがその役目を果たしていません。
こんな大きな隙間では東京の肥え太ったネズミでもやすやす侵入できちゃいます。
まぁ、ネズミが船に乗り込めないとシロイタチのノロイに占領された島を助けにいけなくなっちゃうけどね。

あの岸壁と艦の間にある巨大な緩衝風船を見るとつい飛び乗りたい衝動に……

何がかいてあるのかさっぱりだ。

なんかカッコイイ兵士の方がいるよ。

MG3を撃つマネをすることもできちゃいます。
でも外にいるのは海賊たちではなくこれからこのフネに乗り込む列の我が同胞ですが。
こんなことまでできるほど自由なのですが、迷彩服を着た若者が知ったかぶったようにガチャコンと大きな音を響かせコッキングレバーを引いたときには警備兵に注意されていました。
その兵隊さんはヘルメットとボディーアーマーを着用し、肩からMP5をぶら下げているものだからおとなしくなるしかありません。
ま、そのMP5はよく見るとマガジンを装着していないんだけどね。

前方に係留されているのは今回のエスコート艦、ホストシップのDD110「たかなみ」です。

基本自由なのでハシゴを登りVLS(ミサイルの垂直発射セル)のハッチも見ることができます。

ターターにはトルコ国旗があしらわれていてオシャレ。

対空ミサイルがここをスルスルと上り発射態勢になります。
グリスがべったり。

ブリッジ横の双眼鏡。
敵の潜望鏡を探せ~っ!!……って結構曇っていたけど大丈夫なのか?

チャフ投射機は実弾っぽいのが刺さっています。

”T・B・O・J ”? どういう意味?

76mm単装砲。
横に装弾しているイラストが素敵。
でもあきらかにこいつの砲弾よりもずっと大きそう。

砲口蓋にはエルトゥールルをデザインした今回のプロジェクトのマークを貼ってある。

海自艦だと大抵の兵装は台の上に乗っていて近づくことができないんだけど、このゲディズはさっきの単装砲といい、このCIWSといい触れるくらいのところにあります。

給弾ベルトと歯車がカッコイイ。
でも、こんな濃厚なディテールを見ちゃうと益々プラモを作る手が動かないんだよね~

上りは平気でも下りは怖いラッタル。
砲弾らしきものが並んでる?
訓練用のダミーとかなんだろうけど。

公開初日には艦載ヘリのS70を引っ張りだしたりしていたらしいけど今日はシャッター閉まったまま……

ヘリデッキではトルコのお菓子が振る舞われていました。
海自艦艇公開にはいくつか行ったことがあるけどこんなことは初めて。
乗員のみなさんもフレンドリーだし、ぼく人見知りなのにわからない言葉で話かけてこないでーな状態ではあったのですが、やはりトルコのひとたち日本人スキスキなのは本当のことなのか?

まぁゲロ甘でしたが……
なのに続けて勧められ3コ食べることに……

記念品としてメモ帳とシールが貰えました。
日本語一生懸命書いたようです。

下船後目の前にはトルコのお菓子の宣伝が。
これまた甘そう……

続いてホストシップの海上自衛隊護衛艦DD110「たかなみ」です。
DD110の艦番にちなみ本日の乗船110番目の方は何かプレゼントが貰えたようです。
ゲディズより先にこっちに来ればよかった……
ところでAKB48とかが好きな人って「たかなみ」が「たかみな」に読めちゃったりしないのだろうか?

こちらはブリッジの中も撮影OKでした。
まぁ、CICではなく操舵室には機密はなさそうだものね。

戦闘態勢表示板…… これだけでご飯2杯は食べれそう。
敵対航空機の絵、ハリアーっぽいよね。

携帯電話を所持してブリッジに入ってはいけないようです。
実際、世界各地の戦場最前線で兵士たちが発するSNSで居場所や作戦がバレてしまう問題が頻発しているそうですね。

照明パカパカやりたい。
SOSしかうてないけど……

こちらの双眼鏡はすごくクリアでシャープでした。
それにとても明るいレンズです。
たとえ月の出ていない真っ暗な海であっても自由自在に針路を変え、直前を横切る小さな漁船とぶつかればマスコミからはこぞってこの見張りの責任だと騒ぎ立てられてしまう厳しい任務です。

ほら、フツーこんなふうに近づけないとこにあるんだよね。

魚雷発射管ーっ

「無理な泳ぎはするな」そして「サメに注意しろ」ってどう気をつけろと……
でもこの掲示に改めて命のやりとりをするフネなんだと背筋が伸びる思いです。

マストにはトルコ国旗が翻っています。

客船ターミナルビル真横に接岸しているのでディテールもバッチリ。
そして益々プラモ製作の手が止ま……(略)

ヘリデッキに焼き鳥屋台が……
ゲディズも明日朝に出航し、日本を離れるので最後の交流で焼き鳥が振る舞われるのかな。
夜の満艦飾に加え赤提灯も灯りおもしろい写真が撮れそうだけど、夜勤明けなのでこれ以上はもう無理……

さ、晴海客船ターミナルに来たからには「KiRa-KiRa Sensation!」~「僕らは今の中で」を歌わなきゃな!(モウソンナボケハイラナイッテ)

