幕張でポタリング日記

自転車趣味や好きなアニメやら思いついたことをチラホラかきちらしています

ヴォイテク

2016-06-24 23:17:56 | 日記
筋断裂の超激痛からゆっくりながらも回復しつつあり、とりあえず"激"は付かない程度の痛みくらいにはなってきました。

これまで会社の行き帰り以外ではずっと自宅のベッド内だったのですが今日は松葉杖を突きつつ散歩に出てみました。

と、いっても妻に付き添われてイオンモール幕張新都心店ですが。



スタバで休憩する際に隣の蔦屋書店で本を物色。

「兵士になったクマ ヴォイテク」という本が中学生向けの千葉県課題図書に選定されていました。

第二次世界大戦時のポーランド軍輸送部隊でマスコットとして飼われていたクマがヴォイテク二等兵として正式に軍属として登録され、砲弾の輸送などの任務にも従事していたという実際にあったお話です。

そう、「ガールズ&パンツァー劇場版」で廃遊園地でのシーンやラストに登場したクマの乗り物に名付けられたヴォイテクの元ネタとなったものです。

あのクマの乗り物はこの史実を基にしているだけあって砲弾を背負ったカタチになっていましたね。

そしてなぜこの作品が課題図書に選定されたのか。

毎年選定される子どもたちへの課題図書としては原爆や東京大空襲、沖縄や南方島嶼戦線などの太平洋戦争体験を基にした本は数あれど欧州戦線を取り上げたお話はそれほどには多くは無く、有名なのはアンネの日記くらいでしょうから第二次世界大戦時のヨーロッパに軽く触れるにはうってつけの本となるのかもしれませんが……

やっぱりこの「ヴォイテク」が課題図書に選定されたというのは選定委員(ってのがあるのかどうだかは知りませんが)の中にガルパンおじさんがいたんじゃない?なんて考えてしまいます。


中学生向け課題図書ということですが内容的には小学生中高学年を対象として書かれた児童書だと思います。




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リアルももてつ?

2016-06-24 09:42:44 | 日記
ファミコン時代から有り最近ではスマホアプリとして遊べる名作ゲーム「桃太郎電鉄」シリーズ。

息の長いゲームなので所有はしていなくとも友だちの家で遊んだ等で一度くらいはプレイしたことがある人は結構多いのではないでしょうか。

ぼくはファミコンからスーパーファミコン、プレステーションとフォーマットを変えながらも新作がでるたびに購入している「桃鉄」ファンでした。

結婚するまでは……


多人数で遊べる「桃鉄」ですから結婚後も妻とプレイもしたのですね。

なにせ同じ家に住んでいるのですから期間を50年やそれこそ最長の99年に設定することだって可能です。

そしてそのくらい長期間設定でのプレイになるととんでもない高額物件であるトヨタ(いや……実名では無いけれど名古屋の自動車工場なのでやはり……ね)購入だってできちゃうわけですよ。

そして妻からくっ付けられたキングボンビーにそのトヨタを勝手に売却させらた瞬間……

まだ鈴鹿サーキットや千葉ロッテマリーンズ(しつこいようですが実名表記はありません。あくまで脳内変換です)が売り飛ばされたときには鬼の形相をしつつも、こんなことで怒ってもな……と理性が働いてはいました。

でも、コツコツ所持金を貯め、スリの銀次の被害を受けながらもやっと貯めた60億円で買ったトヨタの工場(リアルに考えてみると安いな!)を1年にも満たない期間所有しただけで勝手に捨てられてしまったそのショックときたら……

キングボンビー……いや、そいつをこのタイミングで押し付けてきた妻に対してもうそれまで、そしてそれからの夫婦生活期間においてもありえないほどの憎悪を抱いてしまい……

そして妻もそんなぼくの感情に気づいたのかそこでプレイを中断したままそれっきり二度と「桃鉄」をやることは無くなってしまいました。

この「桃太郎電鉄」が原因で離婚した夫婦や破局を迎えたカップルなんてかなり多いと思うね。

我が家も夫婦でプレイしただけでそんなことになってしまうのだから娘が生まれてから当然そのゲームを引っ張りだすことなどしていませんし、新作を買うなどできるわけがありません。

もし娘も交えて遊んだら……

想像するだけで恐ろしいです。

間違いなく、100%ギャン泣きする娘の顔があまりに容易に想像できてしまいます。

そしてそんな娘にボンビーをくっつけるわけにもいかず夫婦ふたりで延々とくっつけ合うだけというあまりに苦痛な接待プレイ。

確実にそんな状態になってしまうというのにこのゲームをプレイしたくなるわけがありませんね。


そんな大きな爪跡を心に残した「桃太郎電鉄」ですが意外なほどにそのゲーム経験は実生活において役にたっており、会社同僚が長崎に旅行に行くと聴けば「お土産はビワゼリーでお願い」などとすぐに言えてしまうように全国の名産品については異常にくわしくなれちゃいます。

ニュースで台風接近ときけば出雲のそば屋大丈夫かなと心配になったり、桜島が噴火したときにも同様に……



そして最近この「桃鉄」のリアル体験をしてしまいました。

実はぼくのお小遣い財政が今までにないほどのピンチを迎えてしまっていました。

以前アニメ「ガールズ&パンツァー」での戦車プラモ作成ラッシュの時にはかろうじて持ちこたえることが出来たのですが、「ラブライブ!」にハマって、そしてμ'sファイナルに向けての次から次へと待ち構えている怒涛の商品攻勢。

そしてそれらを小遣い程度で賄えるわけものなくカードでの購入を連発した結果……

家計に対して精算がほぼ不可能となってしまいました。

妻からは「精算どうなってるの?」と聞かれても「う~ん…… 来月の給料日にはするよー」と言い続けて逃げ続けてほぼ1年間貯めこんでしまいました。

自分の脳内精算ではそんなに焦げ付かせているつもり(あくまで家庭内精算です。 銀行やカード会社に対してというわけではありません(苦笑))は無くなんとかトントンくらいに収まっているつもりはあったのですが、さすがに1年もの長い期間では全てを思い出すのも不可能だし、貯めこんだレシートを全部集めてたつもりでもやはり行方不明となってしまっているものも多数。

もはや経済破綻待ったなしです。

とりあえず買うものを最低限に減らして会社に行くときも台所にあるパンやカップ麺を持参することで1日の出費をペットボトル飲料2本程度に抑える生活。

するとそんな情けない姿を見かねてか驚きの提案をしてきました。

「徳政令カード……1回だけなら使っていいよ」

「徳政令カード」、それは桃太郎電鉄に登場するカードのひとつで、プレイヤー全員の所持金を平均化してしまうもので、赤字で膨れ上がりプレイし続けてもなにひとつ物件の取得ができなくなってしまったプレイヤーがこのカードを手に入れるとすぐさま発効させてしまい、全員の所持金の赤字黒字を平たくしてしまう非常に嫌われるものです。

我が家ではセブン&アイカードのことをイトーヨーカードと言ってしまうなどちょいちょい桃鉄用語が生活の中で登場するのですが、まさかリアルにカードを発効させてしまう日がこようとは。

その1年間すべてのボーナスや一時金時の小遣い増額や夜勤時の夜食代支給、送別会忘年会などの出費に対する家計からの補填、それに加えMAMOR誌へ寄稿した際の謝礼や不要品ヤフオクへの出品など一切の収入を放棄することで、その焦げ付いているであろう借金も帳消しにしてくれるという……

まさに現代の徳政令を妻が発布してくれたのです。

助かりました。

中高校時代の日本史で習った「徳政令」などが実生活で出てくるわけがなく、あきらかに「桃鉄」の「徳政令カード」のおかげです。

これによりなんとか財政を立て直すことができそうです。

ああ、あんなに険悪になってしまった「桃鉄」だけど、妻とやっていて良かった。

もちろん「こんなことはこれっきりだよ」と釘を刺されてはいますが。

まぁ最終的には「パルプンテカード」もあるしね……(おいおい)




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