幕張でポタリング日記

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今年の紅白で危惧すること

2018-12-04 11:21:40 | 日記
ツイッターのようなあまり深くは考えずに投稿できる(もちろんそれがツイッターの魅力でもあるけど)ならともかく、企業等の公式サイトにおける言葉や単語の違いはちゃんと区別してその意味することは読み取らなければ双方とも不幸なことになってしまうと思うのです。

もしかすると12月31日の夜には期待外れで落胆したり、怒りのあまり過激な言動に出る人たちもいるのではないかと考えています。

NHK紅白歌合戦の公式サイトやPRを見ると「出場」と「出演」と似て非なる言葉を使い分けているのですね。

でも、受け取る人たちの多くはそのことをあまり気にしていないのか、Aqours紅白「出場」と歓喜しているファンの様子が多く見受けられます。

でもNHKは「出場」歌手とAqoursの「出演」はあきらかに区別して発表している。

紅白歌合戦はその合戦の言葉通り、紅組白組の対決であり(それが茶番だとしても)、勝ち負けがある大会であるからにはこの「出場」と「出演」が意味する立場は大きいのだと思うんですよ。

特に地方自治体の役所が「出場」と垂れ幕にして掲げているのは"おらが町からスタァが!"と期待を膨らませている方々をがっかりさせてしまうんじゃないかと危惧しているんです。

もちろん今年の紅白がどういった構成になるのかは知りませんし、ぼく自身毎年始まりから終わりまで全部見て知っているわけではありません。

でもその「出演」であり「出場」者ラインナップにカウントされていないことから考えると、おそらく開幕時に全員出揃うステージにも出ないし、途中に挟まれる応援演出にも顔を出したりはしない気がする。

おそらくその年々に企画される例えば被災地の太鼓連演舞とかそういった演出出演者のような立場なのかもしれない。


開幕時閉幕時に大物歌手の後ろとはいえぼくたちμ'sファンの目に飛び込んだ"それは僕たちの奇跡"衣装の紅白色に"ああ、本当に「出場」することができたんだ"と涙溢れ嗚咽を噛み殺しながら見ていたのは忘れられない思い出です。

ステージ外でも副音声でメンバーを変えながらずっと西川貴教くんやバナナマンのお二人と喋ったり時々は歌っている歌手に合わせて口ずさんでというあまりに大きなご褒美を貰った一夜でした。

それだけにファンはあの歓喜の一夜再びと期待もしてしまいますが、やはりその「出演」が意味する物を見落としていては期待が大きい分落胆も激しすぎるのではないかと心配してしまいます。

特にキャストの方々のご両親や親戚、特におじいちゃんおばあちゃんの事を考えると胸が痛くなります。

考えすぎかもしれませんが。


なのでぼくは過度な期待はせず、幼稚園の学芸会で役はなんであれ我が子がステージに立っただけで泣いてしまう親的な目線で見守ろうと思っています。

まぁそれならそれでずっと最後まで紅白に噛り付く必要は無く、孤独のグルメ大晦日スペシャルを見ることができるな。

でも今話題の2.5次元的なテーマでの企画ならまた紅白オリジナルアニメが制作されてるかもね。

そこは期待しちゃうな。

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