はわわ! 午前中からビール飲んじゃって大丈夫デスカ? マスター
豪華だよっ!
妻が仕事が休みなのでどこかに連れてけーと言うので三崎港にマグロを食べに行くかと提案。
京急の「みさきまぐろきっぷ」を使ってみることにしました。
3枚構成でA券が往復の京急線と指定区域内で京急バスが乗り降り自由。
B券のまぐろまんぷく券では三崎港を中心とした32店から選んで店が指定した料理をいただくことができます。
C券のおもひで券は温泉やレンタサイクル、オープントップバスや遊覧船などのアクティビティから選ぶかあるいは海鮮物などのお土産がもらえる券で、品川駅出発だと3500円。
1000円以上はオトクになるチケットです。
まずは目指すは昼食。
選ぶは観光客が多い「くろば亭」
地元の人が行くような店のほうが美味しいのかもしれませんがやはり入りにくいのも事実。
なので有名店だし過去一度入ったことがあるのがこのくろば亭。
でも有名店であるゆえにどうしても行列が伸びてしまいます。
なのに……
京急に乗り換える品川駅に向かうJR線が15分遅れてしまいバスの接続やらを考えると開店前に着くのは無理となってしまいました。
どうしたものかなー
そこでリーフレットを見ていた妻が「ここがいいんじゃない」と言ったお店が冒頭の写真の料理を食べた「海わ屋」さんです。
三崎口駅のひとつ手前の三崎海岸駅ですがそこから三崎港はバス乗り降り自由なフリー区間なので食べ終わってから向かっても良いとの判断です。
ここも人気店なので開店の11時前に行ってよかった。
すぐに待ちができていました。
三崎港ではただ何気なくここ何のお店なのかなーって覗いたところがまぐろ専門の卸業者さん。
なぜか丁寧に相手してくれただけでなく、せっかく来てくれたのだからと
マグロの赤身3.8kgにマグロのみりん漬け1パック、カマも2本つけたくれた上に送料はサービスで6000円という破格のお値段で売ってもらえました。
届くのが楽しみ。
ミクさんを連れてくればよかった……
三崎港の中心となるところにあるのが三崎館本店。
ここは「どこでもいっしょ トロと休日」というPS2ソフトをプレイしたファンにとっては聖地です。
ウチにもトロのぬいぐるみがあったのだけれどもどこかに行ってしまい連れてくることができなかったのが残念。
このきっぷでは城ヶ島に渡るバスにも乗れるのですが満員で走っているのを見てちょっとげんなり。
京急本線でも途中下車ができるので横須賀に寄り道することになりました。
汐入駅で降り港に面したヴェルーニ公園に行けば
DD120「しらぬい」の姿。
あさひ型護衛艦2番艦として今年の2月に就役したばかりの新鋭艦です。
青森・大湊所属艦のしらぬいがここ横須賀で見れる機会はそうは多くはないかもしれないので見れてよかった。
「しらぬい」の隣はDDG174「きりしま」とDD102「はるさめ」
奥に見えるは佐世保からやってきたDDH182「いせ」
そして……
米海軍駆逐艦の向こうに姿を現した特徴的なカラーリングの艦。
砕氷艦AGB5003「しらせ」です。
火曜日に南極から帰還し歓迎を受けた晴海から回航され母港であるここ横須賀に帰ってきました。
船体下のグレー部は出港した昨年11月の時点ではオレンジ色と喫水下の赤色でした。
それが傷だらけで塗料も剥げ落ちグレーになっているのは氷塊にダッシュで突っ込み自重で叩き割り進んでいくラミングで出来た傷痕。
今回の派遣では往路ラミングが344回だったそうです。
それだけ過酷な「宇宙よりも遠い場所」南極からの帰還お疲れ様でした。
今年は晴海でお迎えはできなかったのですが、こうして横須賀帰港を見守ることができて良かった。
実は三崎港を離れるときにMarineTraficで見たしらせ現在位置からタイミングがばっちり合いそうだと分かったときには身が震えました。
家族での行楽なのに途中からぼくのオタ活をぶちこんでも怒らず呆れもせず付き合ってくれた妻には感謝しなければなりませんね。
夕食はドブ板通りのTSUNAMIでネイビーバーガー
CVN76ロナルド・レーガンを中心とした空母打撃群が入港している週末は米兵が多く活気に満ちていました。
あれがいないとホントひっそりとしちゃうんだよね。
米兵がバドワイザーを片手にビリヤードやダーツに興じている店にはちょっと入る勇気はありませんが……