六本木ヒルズで開催中の「天空ノ鉄道物語」に行ってきました。
「天空」と名付けられただけあってこのビル最上階の海抜250mです。
まぁ野辺山駅を含む小海線は別格としても近郊の奥多摩駅より低いんですけどね。
入場ゲートは昭和30年代の上野駅改札口をイメージしたもの。
駅員さんめっちゃいい笑顔で目線くれてる。
昭和の国鉄マンならもっと面倒くさそうにパチンパチンしてくんなきゃ……(めっちゃ失礼な偏見)
さすがに1等2等なんて分け方は知りませんがどこか郷愁を感じます。
新横浜のラーメン博物館とか……
入場料は2500円(大人)
高い!!
まだ券売機がなかった時代に窓口で買った切符に日付を印字する機械を使って貰った硬券に今日の日付を入れることができます。
0系新幹線のお鼻。
ホント鼻だけ。
神田の交通博物館にあった先頭部は今どこに?
大宮にあるんだろうか?
そして静電アンテナ。
もっと尖っているイメージだったけれど丸い棒なんですね。
最近の新幹線はこれが先頭部に無くて寂しい。
ザクIIは指揮官用のブレードアンテナは無いほうが好きです(は?)
東海道山陽路駆け抜けた往年のスター、ブルートレインたちのヘッドマーク。
さくら/はやぶさ混成マークは寝台列車の終末を感じさせてこの展示としてはイメージが違う気がする。
さよなら国鉄。
こんにちはJR。
入場口があんなイメージだったにもかかわらず国鉄エリアがあまりに少なくあっという間でした。
結構年配の方が多く来場するイベントだと思うんだけどなー
出雲のヘッドマークのチェックはぼくとしては念入りに。
何度も何度も何度も塗り直し修復した跡がうかがえる。
けっこうはみ出して塗られていて”誰だーこんな複雑なデザインにしたのは”って当時の国鉄員さんのグチが聞こえるよう。
模様やネームは貼ってあるのではなく打ちつけているんですね。
トワイライトエクスプレスの端っこ。
ちょうどBトレって感じの比率だねこれ。
石油王と知り合いになれるチャンスどこかにないかしら。
スロネフ25と形式はペイントされているものの食堂車も混ぜられたキメラ車体。
でも、ぶっちゃけ街のレストランで食べられそうな高級メニューよりも駅弁のほうが楽しくないか?
綺麗どころのモデルさんのファッションショーにしたほうがよかったんじゃ……
創刊時から現在までの時刻表。
眺めているだけでそこそこ時間は費やせる。
出張族だった父親がちょいちょい時刻表を買ってきていたのでなんかこの表紙は記憶にあるな。
まだグリーン車に緑帯が付いている時代だったんだ。
あのころは時刻表を見ているだけでもクイズやちょっとしたエンタメページ(一筆書き乗車シミュレーションコンテストとか)があって楽しかったな。
鉄道カメラマン中井精也さんのプチ個展。
この方は車両がどこに写っているのかすぐにはわからないほどに人々や四季折々さまざまな情景を切り取った作品が多くて好き。
段ボールで作られた機関車。
お…おおぅ……
夜は夜景が綺麗だしプロジェクションマッピング等もあるらしいので印象がまったく変わるかもしれない。
タイトルにある宮澤賢治っぽさ(特に”ノ”)もそこでなら感じられるかも。
小田急ロマンスカーNSE車は連接車体なので先頭車だけだとこんな姿に……
青函連絡船の模型。
ボタンを押すと汽笛がなったり舷灯が光ったりちょっと昭和感ある展示。
ヘッドマークと模型を見て回るまわるだけの展示に2500円か、うーーーん
電車でGO!!は無料でできるので
13回やれば元はとれる(たいていのゲーセンでは1プレイ200円なので)か?
展望はそこそこ良し。
でも東京の空って晴れていても霞んでいてるんだよね。
夜景なら入場料の半分はそこで価値の回収できるかもしれない。
シンカリオン…… いや、トランスフォーマーかこれ。
なんだかオプティマスプライムっぽいシルエット。
”ええい! なぜわが軍には空を飛べるやつはいないんだ!”って言っていたけどまた地上を走るオートボットやんw
やっぱスタースクリームさんだよなぁ
迎え撃つシンカリオンさんたち。
JR四国の0系wはどこだ!
アニメコラボエリアなのですが展示が少ない少ない。
もっといろいろあるじゃんねー
営団地下鉄丸ノ内線の車体に貼り付けられていた所謂サインカーブのひとコマ。
全車両でいくつあったんだろう。
これ、付いていた車両が明記されたプレートとともに特製ケースに入れて売ればけっこうなお値段でも完売できるよね。
どうしてたんだろう。
全部スクラップされたんだろうな。
券売機各種。
左のを見ると会社に通うのがイヤでイヤで仕方なかったあのころを思い出してつらくなる。
営団本社にビルに付いていたものだそうです。
スリルスピードサスペンス?(本当はスピード・セイフティ・サービスとサブウェイだっけ?)
おおっ!
ハーディーバラックスのヘリポートが見えるやん。
オスプレイ来ないかなー
こんな上から離発着機を見れるならそれだけで2500円を払ってもいい。
よく海軍のSH60が六本木ヒルズ上空を飛んでいるのを通勤時に見ることがあるけれど厚木か横須賀からの定期便があるんですかね?
在日米軍の基地でトランプ大統領が横須賀の視察に行った際もここからマリーンワンとして運用されるVH60に乗り込みました。
と、ひと通り見てきましたが、とにかく入場料が高い!
いろんなヘッドマークトレインマークを見て回るだけでは2500円の価値はまったく見出せない。
ほとんどが場所代で、どこか別の場所でやれば1500円くらいだねきっと。
まぁ高額だけあって平日午前中だとガラガラもガラガラで
他者の目を気にすることなく同行したコたちを出すことも平気でできちゃう。
宇高連絡船の讃岐うどんをイメージしたメニューだそうです。
セットで1000円うーーーん
「このペットボトルのお茶、なんかにおいがするよ」
「ポリエチレンの容器だからかしら。 ぬるいけどこれ以上熱くすると余計にポリエチレンが溶け出してしまいそうね」
いやキミたち、そこがいいんだよこのお茶は。
この独特の香りのぬるいお茶を小さな小さなフタのコップに注いで飲みながら拍子木の香りがついた固く冷たいご飯を食べてごらんなさいよ。
窓の外には離合待ち列車の窓に映る自分が乗ったクリームと赤、あるいはオレンジと緑に彩られた車体。
素晴らしいじゃないか。
あとそれ、ペットポトルではないからね穂乃果ちゃん。