このままではマジで「幕張でラブライバー日記」となってしまいそうなので唐突に紅生姜かき揚げ蕎麦の写真をあげてみる。
まぁ、だからってタイトル詐欺なことには変わり無いのですが……
お店の場所は東京・人形町。
東京メトロ日比谷線人形町駅の水天宮方向出口から徒歩で1分ほど。
ぼくが好きなお蕎麦屋さん「穂のか」「山田屋」ともに駅から結構歩くので、この出口すぐの近さはありがたい。
有名な甘酒横丁とは大通りを挟んだ反対側のひっそりとした街中にあるこのお店。
「福そば」さんです。
最近は立ち喰い店といえど簡単な椅子があったりするのですが、ここは細長い店内にそんなスペースも無く完全な?立ち喰いスタイルです。
中国の方が中華料理店を開く為に来日して出会った日本蕎麦に惚れ込んでしまい、居酒屋で和食を学んだ後に店を開いたというだけあって、その辺の立ち喰いチェーン店を圧倒する味と麺の力強さ。
立ち喰い蕎麦店がにしては少々待たられますが、それもそのはず、茹で置いた麺を湯に潜らせて出すのでは無く、注文が入ってから茹で始めています。
さすがに製麺所からの麺を使ってはいますが、このお店独自のオーダーで作ってもらっているそうです。
紅生姜かき揚げをふたつお持ち帰り用に購入。
レンジでチンではべちょっとなってしまうのですが、トースターで2分ほど焼けばカリカリサクサクの食感が蘇りましまた。
関西ではおなじみですが、こちらはあまり無いよね、紅生姜天って。
ぼくは幼いころ神戸に住んでいたので食の好みは関西系なのですが、蕎麦の汁は断然関東が好き。
甘くて辛くて黒々とした汁でズズッと一気に食べて、しょっぱくなった舌をコンビニで買ったシュークリームなんかで中和すればもう口の中はパラダイスー(なお体重は……)
食後の人形町散歩で入った書店で買いそびれ何処にも無く、送料払うかAmazonで少し値があがった物を買うしかないかーと思っていた本を見つけました。
出先での思いもしなかった出会いはとても心が高揚しますね。
修学旅行で泊まったホテル売店でIAIクフィル(サキ・ヴァシュタール中佐乗機仕様)プラモを買ったアホです。
そこで貰った小遣いの大半を使ったために家族への土産はとてもショボいものになりましたが……
先日発売されたこの本で福そばさんを知りました。
穂のかや山田屋さんも載っているし、神田まつやのような老舗や高級店まで網羅されたお腹の空く一冊です。
こんどはどこの立ち喰い蕎麦行こうかなー