もー凄かった‼︎
4DX(MX4D)で映画を見たことはこれまでも何度かはあったのですがここまで激しいのは初めてです。
映画のジャンル的にこの「トップガン マーヴェリック」が4DXと相性が良いのは想像できてはいたけれどそれ以上の楽しさ、この作品の為に4DXは開発されたんじゃないか?とすら思えてくるくらいの凄さでした。
また、4DXで字幕を追うと酔いやすいために日本語吹き替え版を中心に上映されているのも○
この吹き替え版もよく出来てる。
タレントや芸人を話題的に起用するのでは無く実力のある声優さんが声を当てているのでとにかくうまい。
マーヴェリックを演じる森川智之さんの上手さは当然ですが、ハングマン役の中村悠一さんなんてマクロスFでFA18に(なんとなく)似ているVF25パイロットであるアルトくんを演じてますからうってつけの配役です。
水瀬いのりさん演じるアメリアちゃんはとにかく可愛く内田真礼さんのフェニックスもこれ以上無いってくらい合っていた。
戸田奈津子さんの字幕よりシナリオも良かった。
(ホントなんだよコフィンコーナーをそのまま「棺桶ポイント」ってw すり鉢状の空域から一気に駆け上がり敵SAMの探知域に飛び出すのだから「死の淵」で良いんだよ)
これからは吹き替え版で見ようかな(まだ何回見るんかい⁉︎)
(以下ネタバレ含みます)
"あの曲"と共にCVN72エイブラハム・リンカーン艦上が映し出されると風がビュービュー吹き始めます。
発艦機の揚力を増させる為に艦載機を飛ばす時には風上に向かい30ノット以上で走りますからね。
FA18の前脚がカタパルトのシャトルに繋がれると僅かにシートがガクンと揺れる。
ブラストディフレクターの立ち上がりに連動して自分も少し上に上がる。
そして発艦‼︎
激しい振動と共にフライトデッキを疾走しぐわんと虚空に投げ出される感覚。
でも、そんな動きはまだ序の口でした。
実験機ダークスターの限界に挑む振動。
訓練が始まったFA18E/Fの機動に合わせて右に左に振り回される。
海上を走るヨットのシーンでは水をぶっかけられハーブみたいな匂い(潮風のつもり?)が漂う。
CVN71セオドア・ルーズベルトからの発艦シークエンスで再び高まる高揚感。
実戦での渓谷抜けでは訓練時以上の激しく揺さぶられ、橋脚すり抜けでの機動でもう乗り物酔い寸前。
被弾、そしてベイルアウト。
酔いやすい人はマジでアネロン飲んだいた方が良いかも。
もうとにかくめちゃくちゃ面白い‼︎
でもその分映画をじっくりと見る事は出来ないので初見は4DXでは無いスクリーンを選ぶべきかも知れない。
ただひとつだけ注文するなら、ダークスターのシーンではコックピットのマーヴェリックとコントロール室が交互に映し出される度にその振動が途切れるのでそこはずっと動いていたほうが良かったな。
これから見る時は4DX!……とは思わないけれど一度は経験してみる事オススメしたいですね。
1000円以上(劇場によって差があるので)4DX追加料金を取られるけれど今は大抵の映画館が週に1回のサービスデーやその他携帯電話会社とのタイアップ割引等何かしらのサービスを使えば2200円くらいで見れますから特別興行とか言って全く割り引かないどころか1900円と他の映画より100円高いククルスドアンとそんなに差が無いし。
(まだ怒ってる)
さて、6回目はどこで観るかな。
池袋の4DX+SCREEN Xも興味ありますね。