これまでここで何度か記してきた事ですが、私はとにかく"音楽ポンコツ"
部屋を借りたと言ってもやはり屋内では無意識に押さえていたのかそれとも2回目だからなのか割と良い音が出せました。
数本前のこのブログにも「滝先生のタクト」とか(オーボエ奏者の)「みぞれ先輩の天才的な指づかい」なんて平気で書いていました。
滝先生は指揮棒を使わず指や全身の表現で指揮するし、管楽器のキモは指による操作では無く息づかいですよね。
そんな私、まりきちが楽器を手にしました。
YAMAHA YVS100「Venova」です。
先日、新田恵海さんがヤマハ銀座店で1日店長を務めました。
その際にこのヴェノーバを試奏してその上で購入すると本体に貼るシールにサインをしてもらえるというイベントがありました。
ぼくは仕事の関係で行けなかったのですが、その事を知ったウチの奥様が「ヴェノーバあるよ」との言ってきたのです。
ウチにはピアノ、エレクトーン、キーボード他からピアニカまでYAMAHAの楽器が10基ほどあり、その中にこのヴェノーバもあると言うのです。
そして、「試奏タイムがあるならえみつん楽曲のサビだけでも練習していき鳴らすべきだった。 早くに言ってくれれば鳴らし方教えてあげたのに。 ファンならなぜ休みを取ってでもそこまでやらないんだ。 ハァ……(溜息) あなたももう若くは無いと言う事ね」と謎の説教を受けることに(今でもなぜお小言を貰ったのかがわからない)
その数日後、今度はYAMAHA公式ネット配信でヴェノーバ初心者代表としてえみつんが講師に教えてもらうイベントがありました。
いや、初心者と言ってもえみつんは音大卒で当然楽譜を読めて、ピアノやアコギ、ドラムまで演奏できるから決してこっち側の人じゃないじゃーん。
するとそのえみつん(をエサにYAMAHA)がヴェノーバを広めようキャンペーンの集大成として来年2月に集まってセッションをしよう!という企画が発表されたのです。
それを知った奥様と娘が「パパをそこに出させてえみつんの前で演奏させる」計画を立ち上げて盛り上がることに。
まぁとにかく音楽ポンコツの私ですからその時は生返事だったのですが、
初心者が扱い易いようにソプラノサックス用2.5リードを買ってきたのです。
もう後に引けない状況が作り出されました。
その数日後、今度は「娘ちゃんが人前で(ミックスナッツとかアイドルとかを)サックスで演奏する練習の為に部屋を借りたからあなたもヴェノーバを持って来なさい」とまで言われもう完全に退路を塞がれてしまいましたよ。
見た目はリコーダーのようですが、葦で作られたリードを震わせ鳴らす管楽器ですからもう音を出すだけでも難しい。
酷い音ながらなんとか運指を覚え簡単なインペリアル・マーチ(前半)を吹いてみるも、ベイダー卿のフォースで首を絞められている鶏の鳴き声にしか聞こえません。
こんなんで2月までにワンフレーズのみであっても人に聞かせられる状態に持っていけるのか?
マンション住まいである以上家では練習ができない爆音楽器。
平日夕方、その練習場所を求めて散歩です。
行きつくところはやはりここ。
試合が無くだーれもいないマリンスタジアム前広場。
ベンチもテーブルもある上に強い風(強風で試合中止にすらなる立地)が音をかき消してくれて練習には好都合。
3日後に始まるクライマックスシリーズ第1ステージまでの数日間の静寂です。
部屋を借りたと言ってもやはり屋内では無意識に押さえていたのかそれとも2回目だからなのか割と良い音が出せました。
まぁ、相変わらず食肉工場かジャイアンのリサイタルかって音ですけど。
M.O.M.O.ちゃんが持てばまるでバスーンのよう。
良い練習が出来ました。
さて日も暮れたし帰ろう。
趣味の欄に書くことができるまで続けていきたいな。
「スタジアム正面の絵が変わりましたよ。 見ていきましょう」
「ここで撮ってください」
藤原きょーたとなんてM.O.M.O.ちゃんもやっぱりイケメン好き?
「そ、そんなことないデスヨ」
「次はここで撮って欲しいです」
今度は和田くんとだなんてやっぱりイケメン好きじゃん。