横川駅、そして碓氷峠といえばのおぎのや「峠の釜めし」
いつからか東京有楽町と神田のJRガード下、そしてGINZA SIXなんてシャレオツおハイソスポットに出店していました。
先日銀座に行った際、夕食は家にあるので釜めしを食べるお腹は無いのですが、かわりに小なす漬けを買いました。
ぼくはむしろ釜めし本体より付属する小さな容器に入ったお漬け物が好き。
釜めしでお馴染みの益子焼の釜に同じフォーマットでデザインされた掛け紙に覆われています。
この釜の中にはアノ!小なすがぎっしり…………
というわけではなく、量はちょっぴり。
では、小なすではなく大きい……
ってことでも無く、
こんなに小っちゃいのです。
よく見る物が小さくなっているのはミニチュア好きで無くてもとてもそそられますよね。
ウチのようにドールさんがいれば尚の事。
おおよそ1/2.5サイズですかね。
1/3スケールドールのM.O.M.O.ちゃんにとってはかなりの大盛りだ。
食べ切れるかな?
ところで、上の写真はあるこだわりを持って撮っています。
それは…………
4度ほどカメラを傾けて撮っているのです。
やっぱりおぎのや峠の釜めしは信越本線横川〜軽井沢間の碓氷峠で食べなきゃ!
国鉄(JR)随一の急勾配だった碓氷峠は66.7‰。
角度にして3.8度の急斜面。
車内にいてもその傾きを感じ、エアサスをぺったんこにして(サスペンションが伸びているとその勾配からどんどん下側に荷重がかかり連結器が破壊されてしまうから)ゴロゴロと決して乗り心地は良く無くゆっくりゆっくりと登っていく。
木々の間を抜けて聞こえてくるのは後ろで力強く押してくれるEF63型補機のブロワー音。
そんな特急「あさま」や急行「信州」車内で食べてこその峠の釜めしなのです。
トンネルを貫き大回りする事で30‰に抑え210km/hでは突っ走る北陸新幹線では今ひとつ峠の釜めしって感じじゃ無いんだよなー。