ついに発売された「ガールズ&パンツァー劇場版」のBD/DVD。
これで自宅で何度でも一時停止をして画面の隅々まで見ることができる。
で、改めて思うわけですよ。
この映画の出来の良さを。
30輌vs30輌という数の戦車戦なのに実はそれらすべてがきっちりと描かれており”いつの間に残りこれだけになったんだ?”ということがまったく無いのです。
しかもそれは主人公側である大洗女子だけではなく対戦相手の大学選抜チームであっても同じこと。
よくわからないうちに撃破されていたということが一切なく全車輌が丁寧に描かれています。
濃厚で情報量が過多な画面であっても視線誘導が巧みなのでしょうね。
なのでもっぱら止めてみるのは画面端や奥に映るネタ探しとなります。
高地を放棄し廃遊園地に向かう際駆け下りた法面のシーンが面白い。
ゆっくり降りる車輌、素早く走り抜ける車輌、まっすぐ降りたり斜めに下ったり、そしてジャンプしてしまう者まで車輌の特性(大袈裟に)や搭乗者の性格まで表していて何回も見直してしまいます。
逆に何度見てもどうしても不思議に感じちゃうポイント。
大学選抜チームとの対戦を角谷会長から伝えられた際うかれる皆に対してそのとんでもなさを実感する西住みほ隊長とゆかりんの2人が顔を見合わせて頷くシーン。
あれがどういった意味なのかがどうしてもわからないんだよねー。
てっきりもともと絵コンテ段階ではまたいつものゆかりん潜入偵察エピソードがあったところ尺の都合でカットされちゃって、直前の繋ぎのシーンがそのままの形で残っちゃったんだと思っていたんだよね。
でも今回のBD/DVD化でも描き直されていなかったということはそういったミスでは無いということなんでしょうね。
ではあのシーンはなんなんだろう?
何かを確認しあって行動に移るように見えるんだけどなぁ……
このBDに特典として収録されたDTS Headphone:X音声はをオンにすると凄かった。
手持ちのイヤホンであってもかなりの立体感。
C5ギャラクシー輸送機のタービン音に痺れる。
カール自走臼砲の着弾音に震える。
文科省役員のイケボに……ってそれはもういいって?
手持ちイヤホンであってもこれなのだからぜひとも対応ヘッドホンが欲しくなるねー
そしてこれまた特典として封入されてたパスコードをスマホで入力すると。
この映画を無料でMyあいぽんで見れるようになっちゃった。
すげー
これで通勤時もPanzer vor!
まぁバッテリーがんがん使いそうだけど……
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