~わさび農家の山しごと、山暮らし通信~

伊豆、下田のわさび農家です。
緑の山々と田畑の広がる、のどかな山里での暮らしを父ちゃんと母ちゃんが語ります。

朝散歩、夕方散歩

2024年09月13日 20時24分35秒 | 日常






9月に入り、晴天が続いています。
朝夕は涼しさも感じられるとても心地よい季節です。
昨日の朝ウォーキング・下田赤根島。



夕方散歩・南伊豆ユウスゲ公園。
海も穏やかで澄んでいる。利島、新島、式根島、神津島はもちろん、三宅島や御蔵島までくっきり! 雄大な海をバックにサンライズ&サンセット見られるなんてすごいところです、伊豆。
そして透明度抜群の美しい海、まだまだ泳げます。海沿いの散策路もたくさん。山仕事だけでない体づくり始めなくっちゃと試行錯誤中です🌱

母ちゃん
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特別な日

2024年08月15日 19時54分47秒 | 日常






8/15、終戦の日で、末っ子の誕生日で、特別な日。
今日だけは仕事はOFF。料理男子と台所に立ち、ささやかな手作りdinner。映えケーキは甘さ控えめで美味。大盛りパスタも安定の美味しさでした♡





団子を作り、お盆の用意をし、じいじばあばも嬉しそうで、そんな一つひとつが心に沁みる。今年のお盆も家族で迎えることができました。感謝。
それにしても長く厳しい夏に正気を吸い取られ、低空飛行気味。わさびも畑の野菜も、森の生き物も息絶え絶えな様子が感じられ、心配でなりません…。



母ちゃん
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海辺に朝散歩

2024年07月04日 19時11分31秒 | 日常


朝散歩。
賑やかな季節がやってくる前に静かな海を満喫。波音も潮風も心地よい。蝉も鳴き始めました!
朝早く目覚めるようになりまして、歳を重ねるとはこういうことか!? 朝散歩、朝しごと、朝読書、悪くないものです。この海は初日の出に、海歩きに、コロナ禍の気晴らしにと、何度も家族で来たところ。記憶の蓋が開いて、思わず泣けてくる。懐かしいな…。





今日も暑くなりそう☀️ いい一日になりますように☘ ̖́

母ちゃん
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今日の夕暮れ

2024年06月27日 19時06分22秒 | 日常


日々こつこつ、父ちゃんの労作。
池には山水が注ぎ込み、カエルが孵り、賑やかです。働ける日常も、心を癒してくれる景色もありがたい。今日は夕焼けがとても綺麗でした。





母ちゃん
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春を越えて

2024年06月02日 18時33分42秒 | 日常


6月の風、なんて優しく心地よいのでしょう。
忙しい春を越え、夫が退院してひと月が経ちました。わさびの収穫、出荷、採種とこなしつつ、その間、夏野菜を植え、長葱や里芋も遅ればせながら植え付け、ニンニクも収穫して、そろそろ梅仕事の出番。日常を取り戻しつつ、腕や腰が痛んだり、体の疲れもやってきて、そして「もし運悪く夫が生命を落としていたら…」と今更ながら恐ろしさが押し寄せて泣けてきたり…。
疲れは遅れてやってくる。無我夢中すぎて、疲れも感情も通り越していたのだと気づきました。



ちょうど庭のジューンベリーが色づき、お世話になっている方々に届けたり、橙ピールで久しぶりにケーキを焼いてこれまた食べていただいたり、「会いたい、作りたい」とゆっくり自分のやりたいことが蘇ってきて…。山から湧き出る水の音を聴きながらぼーとしたり、鶏と戯れながら畑を耕したり、収穫した果樹でジャムや果樹酒を作ったり、保存食を作りまくったり、この山暮らしが心底好きなんだなぁと再認識しています。







生命の尊さ、日常の尊さ、人の情けの尊さ、自分の尊さ、ひとつひとつ再確認しながら、過ごしていきたいと思っています。
と言いつつ今日はひと雨降る前に、これまた遅ればせながらの葉物の種子蒔き。ダッシュです!

母ちゃん
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日常を噛みしめ

2024年05月19日 01時20分07秒 | 日常


今春、夫が入院し、怒涛の日々を過ごしていたわが家ですが、
5月の連休前に無事退院して、自宅に戻りました。
まだまだ感覚が戻らなかったり、運転もまだだったり完全ではありませんが、
連休は子どもたちも帰ってきて穏やかに過ごすことができました。
ご心配をお掛けしましたm(_ _)m





ゆっくりぼちぼち始動と思いつつ、採らなきゃならんわさびがあり、
採らなきゃ弾ける種子があり、植えなきゃダメになる苗があり、
どう無理せずやりきるか…。
農業、キビシー!



生命を削るように懸命に継いできたわさびは、その結晶のように美しくて、種子は儚くて輝いて見える。
この先のわさびを見たい。けれど生命あってこそ…。





ありがたい気づき、転機をいただけたと捉えて、これからは少しゆっくりめを心がけていこうと思います。
昨晩は黒船祭の花火でした。爽やかな5月の空に打ち上がる花火。
体の芯まで響く振動、脳裏に留まり続ける残像。
最高に綺麗でした。

母ちゃん
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まさかの春

2024年03月31日 01時06分02秒 | 日常


山里に春がやってきました。
頬を撫でる風は柔らかく、山のあちらこちらに淡く優しげな山桜が開いています。
夫が救急搬送されて10日が経ちました。
そう、実は夫、現在入院しております。



次男、卒業式の日、式に出席するため、その日は朝3時から仕事を始めました。
午後からの式には無事に出席。時折り居眠りしたり、
式終了後はサクッと再び仕事にいなくなったり、いつも通りだったのですが…。
その晩に寝られない、何かおかしいとブツブツ不安そうな姿。
私は卒業式の余韻に浸っていて、そんな声もうわの空で…。
翌日、色々あったのち、救急搬送され、脳梗塞と診断を受けました。



入院当初は、右手右足と発語が怪しく、悪化する恐れもある深刻な状況でしたが、
今は急性期を越えリハビリも始まり、体も徐々に回復しているようです。
少しほっとしています。



今春は長女と次男、2人の卒業、引越しそして入学を控え、
とにかく健康に乗り切ろうと思っていたところのまさかの事態…。
義父母の介護、子どもたちの新生活の準備、仕事も…
とにかくワンオペではキャパオーバー。
周りの方々の支えが心底ありがたく、存分に甘えさせてもらっています。
日常生活にサポートが必要で、徐々に衰えも見える義父母。
それでも必死にわさびの手間を買って出てくれるふたり。
懸命に家族のために…、とても助かっています。
またいつの間にか生活力をつけた子どもたちも、家事全般こなしてくれる強力な助っ人です。
今晩は男ふたりが作った素敵な晩ごはんでした。美味しかった。ありがとう。



何が起きても頑丈でやり切ってしまう夫に、本人も、私たち家族も過信していました。
「ひとり」の存在はとても大きくて、日常生活であんなこともこんなこともやってくれていたんだ…と
気づかされることばかり。
まさかの試練にもがく姿はとても切ない。
けれど10日ぶりに握った右手にはしっかり力が宿っていた。
やりたいことがまだ山盛りある方。きっときっと大丈夫。



今、起きていることの意味は分からなくて、ただただ必死に歩むしかできません。
巣立ちの春。家族はそれぞれ離れてしまうけれど、生命があれば大丈夫。
こんなに穏やかで心地よくて、わさびは生き生きと育っていて、
そんな春を家族7人で迎えられたのだから…。

母ちゃん
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新しい家族

2024年03月18日 00時53分07秒 | 日常


わが家の家族が増えました。
ネコのチロです🐱

お隣のネコ。
ツンデレで毛並みが美しく、子どもたちも集落の人も大好きで、
みんなから可愛がられているネコです。
昨秋、おばあが亡くなり、先月には息子さんも亡くなり、身寄りがなくなってしまい…。
周りの人が代わる代わるエサをあげたり、様子を見守っていましたが、
日に日に目つきも様子も険しくなってきて、親戚の方に了承を得て、
わが家で引き取らせていただくこととなりました。







わが家初日の昨日は落ち着かない様子でしたが、
1日経って、しっかり食べて飲んで出すようになりひと安心。
こたつが気に入った様で、安心しきった様に夜もぐっすり熟睡。
ほろ酔いの父ちゃんに寄り添う姿、溺愛しかない♡

誰もいない冷えきった家にいたひと月、チロには長く寂しい時だったんだろうなぁ…、
と切なくなります。
新しい家族。賑やかに温かい時を一緒に刻んでいきたいと思います😊

にしても父ちゃんのラメ腹巻、いつ見てもキョーレツだわ😂

母ちゃん
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ありがとう、おばあ

2023年10月07日 22時51分24秒 | 日常


3年前の日常。
おばあが庭先で井戸端会議。
「可愛いなぁ、愉快だなぁ」、「頑張りすぎらっしゃるなよ」。
朗らかな声も笑顔も昨日の事のように浮かんでくる…。

お隣のおばあが一昨日亡くなりました。
私が山奥に来て、子どもたちが生まれて成長して、泣いたり笑ったり、
訳分からないまま走り回る姿をいつもいつも温かく見守ってくれました。
おばあがいない村は寂しくて、切なくて堪らない。
けれど、私はこの村に来て良かったよ。おばあに出会えて良かったよ。
おばあ、ありがとう♡
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追記・おばあのお通夜。
遺影が普段着にほっかむり、自然な笑顔のとてもいい表情で、
参列の方々が口々に「いい写真だね」と。
おばあがそこにいるようで、みんなの寂しさが和らぐ気がした…。
帰宅して、ふっと気になって自分のPCのアルバムを見返したら…、私が撮った写真だった。

10年前のおばあたちの井戸端会議。
すごく好きな光景だったので、紙焼きしておばあに渡していたのを忘れていた。
気に入って飾ってくれていたのかな。
あぁ、おばあ…。
おばあをぐっとぐっと近く感じて涙が止まらなくなった。
やっぱりたまだまだそばにいて欲しかった。
でもほんの少し恩返しできたかな。
ほんとのほんとにありがとう、おばあ。

母ちゃん
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おひとり様ランチ

2023年08月12日 09時39分45秒 | 日常






わさび、畑、コテージ…。
フル稼働の夏の農繁期を乗り切り、お盆突入。
ポッと空いた昼間の時間。念願のひとりランチ、@hananotsumuji さんへ行ってきました。
ジャージャー麺も、スコーンも、コーヒーも丁寧に作られた優しいお味。
腹の奥まで染み渡る美味しさに悶絶。
至福のときでした♡ カフェも染物も妥協せず、芯の通った姿勢に心から尊敬し、背筋が伸びます。⁡







また都会では難なく普通のひとりランチですが、
田舎ではハードル高く躊躇していましたが、行ってみてよかった。
わが家の縁側カフェもおひとり様も、ご家族も、お仲間も
ゆっくりしていただける空間にしていきたいなぁとしみじみ思いました🍀

新たな縦貫道が通り、まるとうわさびーハナつむ、door to door、たったの7~8分🚗³₃
最も近いカフェ処がハナつむさんと本日、気づいてしまった! なんて幸せ!
そして明朝も美味しいスコーンが待っている。なんて幸せ! ⁡

母ちゃん
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