~わさび農家の山しごと、山暮らし通信~

伊豆、下田のわさび農家です。
緑の山々と田畑の広がる、のどかな山里での暮らしを父ちゃんと母ちゃんが語ります。

座敷わらし

2009年09月20日 20時59分36秒 | 田舎暮らし


わが家は風が通るので夏でもエアコンはほとんど使いません。
でも今年の夏、熱帯夜の寝苦しさに耐えかねた母ちゃんと子ども達は
母屋の奥座敷に避難しました。
母屋は天井が高くひんやりしているので寝心地が良いらしく
秋の気配が濃くなった今でも戻ってきていません。

そんな中、不思議な出来事がありました。
ずっと前からケモノ(私のこと)の勘でしょうか、わが家に
座敷わらしが棲んでいるのを感じていました。
その日もいつものように母屋で子ども達を寝かしつけた母ちゃんは
離れでパソコンに向かっていました。
深夜0時を回った頃、突然母屋の裏廊下をタタタタタ...と小走りする
子どもの足音。そしてジャーっと水の音。
てっきり長男がトイレに起きたのかと思い、すぐ覗きに行きました。
でも子ども達は3人ともぐっすりと熟睡。
翌朝長男に聞いてもトイレには行ってないと、、、
それを聞いて私は確信しました。やっぱりわが家には座敷わらしがいる!
子ども達に話しても全然怖がらず「座敷わらしだ」「座敷わらしだ」と
はしゃいでいます。
そうです座敷わらしは怖い妖怪ではなく、幸福をもたらしてくれる精霊です。
東北地方ではそれを売りにしている旅館があるとか。

今度わが家を訪れる方は、そ~っと耳を澄ませてください。
可愛い足音が聞こえてくるかも、、、
きっと皆を幸せにしてくれるでしょう。

                   父ちゃん
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しかけ

2009年09月09日 16時41分02秒 | 田舎暮らし


先日書いた”しかけ”はこんな感じです。
大きなペットボトルの上部1/3くらいを切って
ふたを取った飲み口を下側にしてボトルの中に入れ込む。
底の部分は水が抜けるように、釘などで穴をたくさん開ける。
川などで流されたり、見失ったりしないように、
たこ紐をつけておく。至ってシンプル。
小1の長男は、ちゃちゃっと妹の分まで作ってくれました。

写真左はホームセンターで700円ほどで購入したものですが、
両方一緒にかけてみたら、手作りのしかけの方がよくかかっていて、びっくり!
今度はどんな獲物がかかるかしら…と
親子共々、ドキドキしています。
自然の恵みを身近に感じられるこの環境に、改めて感謝です。



今日、川に行ったら、川岸に彼岸花が咲いていました。


                   母ちゃん

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新入り?

2009年09月07日 12時21分47秒 | 子育て


この夏、”しかけ”にはまっていた長男。
自分でペットボトルを利用して作った”しかけ”に
ソーセージや鯉のえさ、みみずなどを入れては川にしかけ、
アブラハヤや、ユビナガスジエビを捕まえていました。
アブラハヤは川に帰しましたが、
エビは素揚げにしておつまみに…。
少々、苦味が感じられるものの、
なかなか美味しいものでした。



そして先日、家の隣のビオトープにしかけたところ、
短時間のうちに20匹ほどのドジョウがかかったのです。
半分はまた池に帰し、今10匹ほどを飼っています。
あごにたくわえたちょびヒゲ、
水中をくねくねと泳ぎ回る姿に子どもたちは大喜び。
「ドジョウ鍋にしようか…」、
「地獄鍋なんていうのもあるらしい」なんて
食べる方向で盛り上がっていた大人も、
すっかりその気が失せてきてしまいました。
わが家の新入りとして、しばらく飼う事になりそうです。
こどもは日常の生活に、思わぬ楽しみを運んできてくれるものです。

                   母ちゃん

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