わが家は風が通るので夏でもエアコンはほとんど使いません。
でも今年の夏、熱帯夜の寝苦しさに耐えかねた母ちゃんと子ども達は
母屋の奥座敷に避難しました。
母屋は天井が高くひんやりしているので寝心地が良いらしく
秋の気配が濃くなった今でも戻ってきていません。
そんな中、不思議な出来事がありました。
ずっと前からケモノ(私のこと)の勘でしょうか、わが家に
座敷わらしが棲んでいるのを感じていました。
その日もいつものように母屋で子ども達を寝かしつけた母ちゃんは
離れでパソコンに向かっていました。
深夜0時を回った頃、突然母屋の裏廊下をタタタタタ...と小走りする
子どもの足音。そしてジャーっと水の音。
てっきり長男がトイレに起きたのかと思い、すぐ覗きに行きました。
でも子ども達は3人ともぐっすりと熟睡。
翌朝長男に聞いてもトイレには行ってないと、、、
それを聞いて私は確信しました。やっぱりわが家には座敷わらしがいる!
子ども達に話しても全然怖がらず「座敷わらしだ」「座敷わらしだ」と
はしゃいでいます。
そうです座敷わらしは怖い妖怪ではなく、幸福をもたらしてくれる精霊です。
東北地方ではそれを売りにしている旅館があるとか。
今度わが家を訪れる方は、そ~っと耳を澄ませてください。
可愛い足音が聞こえてくるかも、、、
きっと皆を幸せにしてくれるでしょう。
父ちゃん