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1月下旬、わさびの花が咲きはじめます。
今年は昨年の冷夏の影響があったのか 多少咲きはじめるのが遅かったものの、
3月になって最盛期を迎えています。
近年、花わさびは春の訪れを告げる味覚として重宝されるようになり、
農家は”花摘み”に忙しい日々です。
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花が咲く前の蕾の時に摘み採るのですが、
根元のわさびを傷つけないようにしながら花のみを採る作業はとても神経を使います。
また、摘み採る指が凍りつくほどに冷え込むこともあり、思いのほか大変な作業です。
しかし、そんな寒さの中でも周りの草木が
少しずつ芽吹きはじめ、春の息吹きを感じる 喜びの時でもあります。
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摘み採った花は長さをそろえ、100gの束にして出荷します。
白く小さな花は見た目にも美しく、 酢漬けにするとピリリッと独特の辛みが
効いてとてもよい酒の肴になります。
また、お刺身のつまにも使われます。
3月下旬、花摘みを終える頃、里は本格的な春を迎えます。
母ちゃん
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